どうも写真と文の内容がゼンゼン違う雰囲気でスミマセン。
もっと黄色、もっといっぱい水平線の向こうまで続くような向日葵畑…
そうです、名作映画[ひまわり]を観て来ました。
隣町たつの市揖保川町にある[アクアホール]というところでリバイバル上映がある事を知ったIさんが早くからチケットを用意してくれていたのです。
揖保川町と言うとIさんの故郷。
私は初めての会館です。
上映30分前には着いたのですが、もう沢山お見えでした。
ちょうど私達の年齢前後、そしてもう少し歳上の女性、男性でほぼ満席。
この映画のリバイバル企画はもちろん今現在起こっているロシアによるウクライナ侵攻を考えてもらおうとの趣旨だと思います。
先日、BSでも観た、と言うIさんは3度目。
でも
「良い映画は何度観ても新しい発見がある」と、Iさん。
今回は主人公達が佇む駅の背景に原発と見える建物が映っていた、とか新築アパートの窓から見えるモスクの屋根はキーフにあるものでは?と言っておられました。
私はテレビ、淀長さんので昔むかし、観ただけ…
ロシアまで夫を探しに行ってついに発見しながらいろいろな事情を察し、言葉も交わさず汽車に飛び乗り、見知らぬ人の横で号泣する切ない場面、あれがラストだと思いこんでいた、という全くの誤解をしていました。
あれはまだまだ途中のエピソードだったのですね。
それにしても最近読んだ[同志少女よ、敵を撃て]とか[ラーゲリからの遺書]の場面とシンクロして、なんとも辛い景色や場面が多かったです。
軍事力を増強すると国が守れる、なんて思っておられる輩や戦争を軽く受け止めている若い人がいるとするならば そんな人には絶対観て欲しいと思いました。
戦争になってしまえばどんなことになるか…
映画や文学や芸術で伝えること、間に合わないという事がないように願います。