夏物服

2023年4月30日(日) ブログ

はい、今日も雨は落ちず、だんだん清々しい青空になって来て…

沢山の方に来場いただき、感謝申し上げます。

義理堅く、来て下さる方もあり…申し訳なく思います。

そしてこの作品展やレース展の時期、夏物の服を縫おう、と布を買いに来て下さる方もチラホラ。

やっぱり丸巻きや反物のままよりも何かしら形にしてある方が(どんな感じになるか)が解ってお客様に喜ばれます。

そんな訳でせっせと縫って下さるDabidiさんやIさんの服。

そしてよく見ていただくとスタッフの着ているものも今年おニューの布だったりしますよ🤭

写真はDabidiさん作の白いリネンのブラウスとMさんの絵キルト。

Mさんは写真をアレンジして朝食のテーブルを作られました。

Mさんの作風としては珍しい感じ、新境地です。

アップリケ・パーツ

2023年4月29日(土) ブログ

(せっかくの土曜日なのに雨かぁ〜)

と思っていましたが、ちゃんともってくれて 皆さんがお帰りになる4時頃から本格的に降ってきました。

明日も早くあがってくれたらいいなぁ。

さて、キルトを続けておられる皆さんも順々に歳もとり、お孫さんも次々に…

でも 今のところこの方が一番多いかな?

まだ若いお祖母ちゃんです。

つい一ヶ月ほど前には自宅の階段降りでアキレス腱を切る怪我をされ、、💦でも忙しい中、少しずつ縫い貯めてこられたアップリケパーツを提出してくれたFさん。

怪我も完全に治っておられない中、「作品は?」って言いにくかったので とても嬉しかったです。

なのでちゃーんとパネルに並べて貼りましたよ。

6人のお孫さんが大きくなって、手がかからなくなった頃に、Fさん独自の絵柄を考えていただけたらいいな、って思います。

新しいパネル柄

2023年4月28日(金) ブログ

麻地の上にアップリケやシンプル刺繍、女の子や花…、渋めの色合い…

そんなキルトを集めて、インクジェット方式で印刷していただいたコットンのパネル柄。

やっとネットショップにもアップしましたのでぜひチェックしてくださいね。

写真は作品展に間に合うよう作って下さった、IさんのワンピースとDabidiさんのブラウス。

どちらも偶然、ベージュのリネンを合わせてあります。

ワンピースはパネル柄2枚をそのまま繋げて。

ブラウスはパネル柄の中からさりげない花の刺繍の部分をチョイス。

いろんな風に使っていただけると嬉しいです。

イベント日和

2023年4月27日(木) ブログ

この上ないお天気、というのは今日のようなお天気を言うのでしょうか?

快晴❗️

雨が降ったので緑がよけいにきれいです。

初日がこんなお天気だと やっぱりとっても嬉しい。

沢山のお客様に来ていただき、感謝です😭

(何か作ろう)

そんな思いで布をいろいろ買っていただきました。

特に新しく出た大人向きのパネル柄も好評でホッとしました。

バタバタしていてまだネットショップに上げていません。

近日中にあげますね。

さて、今日の写真はとうとう完成した、ふんわりKさんの地図のような細かい絵キルト。

お得意の「ふんわり」を封印して細やかな大地や山や川や家の表現に徹しました。

2センチくらいの灯台もありますよ。

いえいえ、左下にちゃんと雲に乗った子ども達にふんわり感が注入されていますね。

これはKさんの3人のお孫さん。

明日からです

2023年4月26日(水) ブログ

雨が降って、緑がますます鮮やかになって…

おかげさまで今年も作品展の準備をほぼ終え、明日からの開催を迎えることが出来そうです。

作品を展示し終え、各名札も取り付け終え、一度照明を全部つけて、眼鏡をかけて、点検がてら一人じっくり観て回るのが毎年の私の楽しみです。

作った方の様子や言葉を思い出しながら(ニンマリ)しながら一つ一つゆっくり観ます。

もちろん何年も前に比べたら作品の数は少なくなりました。

名札がいっぱいあるのに今年使うのは一つだけ…昔は一年でいっぱい作っておられたなぁ、と苦笑いすることも。

又、どうしようもないアクシデント等で提出いただけなかった方も…

そりゃそうです、皆んな順番に歳をとりますし、体調もいつも万全とはいきません。

脂の乗って来た良い年頃の方は両親の介護、子供達の門出、とか忙しさがMAXです。

そんな訳で数は少ないのですが、どうかその分一つ一つをじっくりご覧になってくださいね。

(ここにこの布がピッタリはまった)とか

(ここはやっぱり刺繍じゃなくっちゃ)とか

(この¥100ショップでみつけたミニチュアがこんなに役に立ってくれるなんて…)とか

作った本人の楽しさが伝わりますように…

 

土偶ワンピ👀

2023年4月24日(月) ブログ

美術が好きで年間、いろいろな展覧会に行かれるDabidiさん。

その知識を生かして仕立てた洋服のどこかに名画等をアレンジした刺繍やアップリケを施した作品を毎年出品してくださいます。

たぶん、買う方おられそうにないし?、ご自分でも着て出かけにくいし…とてもしっかりした仕立てなので申し訳ないなぁ、と思いつつ、

(でもそれが芸術!)と納得したり…。

ご本人は結構楽しそうですが…

そりゃあ、楽しくなければこんな細かい刺繍は出来ません!

今年はなんと重要文化財の「遮光器土偶」をスカートに嵌め込まれました。

去年観た作品の中で1番シンパシーを感じたそうですよ。

東京国立博物館で出会い、

(なんて可愛い💕)

と、思ったそうです。

レースや布地も少しは使ってありますが、ほとんどが細かい刺繍がギッシリ。

さすがです。

「工芸」の域に入ってそう。

人柄

2023年4月22日(土) ブログ

年の功なのか?お人柄か?

Cさんの作品はいつも控えめながら一味違います。

この「掛軸っぽい」タピスリーも、もちろん何かを参考に絵を起こされたのだと思いますが、表情といい、色合いといい Cさんの味が滲み出ているような気がします。

ユーモラスな膜がいつもそこはかとなくかかるんですよね。

そして土台の布といい、ラティスの布といい、とてもピッタリだったと思います。

可愛いのになりました。

2023年4月21日(金) ブログ

編み物も上手、刺繍も上手、でも初めての手織り。

Iさんの作品は題名も[初めての手織り]ですって😅💦

小さな卓上手織り機ですから織れる幅は決まっています。

そして初めは(何にする)という計画なしにとにかくやってみよう、ということで手持ちの毛糸でカタカタカタ…

タピスリーに繋ぎ合わすために足りない部分はウール生地をもってこようか?ふさを織り込んだ羊さんのものも繋げようか?

あれこれ試行錯誤した結果がこの作品。

すっきり可愛く、とても魅力的なタピスリーになりました。

こまごま刺繍するのを厭わないIさんの良さが出ています。

題名はきっと、きちっとした長方形に仕上がらなかったことなどを気にしておられるのかな?と思いますが そんな事は二の次三の次だと私は思います。

※尚、誠に勝手ながら 27日から始まる作品展の準備のために絵本図書館は閉館しております。

何卒 ご了承くださいませ。

平和への願い

2023年4月20日(木) ブログ

Iさんと私はけっこう「社会派」です。

なーんちゃって🤭

それは14年前、マイケルが亡くなり、遅まきながらその芸術に夢中になると共に、マイケルが生涯を通して差別と闘ったり、世界中の辛い立場にいる人々のためにいろいろ社会活動をしていた事を知ったことがきっかけかもしれません。

その頃、私達は[YouTube]なるものを知り、テレビではあまり語られない様々な問題を知っていきました。

いえいえ、私と違ってお寺の娘さんとして育った彼女は元々、ヒューマンな心根を持っておられたことでしょう。

その彼女の新作です。

表題は「2022年」。

ウクライナ侵攻を始め、色々な事があった2022年。特に「分断」という言葉がのしかかります。

大人になるまで右肩上がりの経済や進歩の中で育った私達。

悲惨な経験をした親世代から話を伝え聞きつつ、[戦争を知らない子供たち]として歩いて来た私達にとっては思いもかけず、とてつもなく不安な社会になってしまいました。

でも。「希望はある」

それを表現したキルト作品です。

背景から飛び出て

2023年4月18日(火) ブログ

去年の秋、[ふんわりキラキラ二人展]からのキラキラKさんの直ぐにの課題は まるでカラクリ時計のように主人公が飛び出たフレームキルト作りだったようです。

一つは大きな樹に吊り下げられた花輪でブランコをする優雅な貴婦人。

もう一つは月が輝く夜に踊り出るオデット姫(白鳥の湖)

Kさんお得意のふんわりスカートの作り方とかスパンコール、ビーズ刺繍等の技が半立体にすることでますます豪華になっています。

アップリケにしにくい部分はフェルトをうまく生かし、繊細なフォルム作りに成功しておられます。

新境地。

ゴールドやシルバーに綺麗に塗られたボックスが元は○○の箱、だったなんて 思いません、思いません🤭

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