陽のあたるところは山でも稲穂でもどこでも金色に輝き、どこからともなく金木犀の香りが漂ってくる…1年の中でもそうはないような好天の1日。
[ドールハウス&ミニチュア展]、無事に終了しました。
(あ〜、残念だけどなー)と惜しみながら皆んなで片付けました。
それほど皆んな、小さな世界に魅了され、楽しみました。
観に来て下さったお客様も
「とても楽しかった!」と…
作品の見どころは多く、開催日は短く、すべてを写真でご紹介できなかったのですが、周りのスペースには妖精の世界もあったのですよ。
そして一つ一つ小さなモチーフや刺繍が施されたクリスマスのアドベントカレンダーになったミニのプレゼント入れ、Kさんがお孫さんのために作ったものです。
そして一番奥のスペースには 玉田さんがドールハウス作りをするきっかけになった絵キルト[バッグのお店]が…
本当に売り場に並んでいそうなバッグが丁寧にミニチュアに作ってあるし、テーブルの引き出しなんかも立体的に飛び出していたり…
「ドールハウス、作ってみたら?」
とは勧めたものの、8年足らずでこんなに素晴らしい作品群になるとは、しかもほとんどが身近なものでの手作りで、とは想像していませんでした。
将来はこの作品のような感じを目指しては?と思っています。
そう、会話が聞こえてきそうな…
「おじさん!にんじんちょうだい!」
「おぅ、ぼうず、今日は母さんと一緒じゃないのかい?」
「母さん、昨日から具合が悪いんだ。だから今夜はボクがシチューを作ってあげるんだ」
「ほぉ〜。それは感心だ。じゃあ、1本おまけしとこう」
なーんて、私は2人を見ていて聞き取りましたよ。
来て下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。
これからも絵本図書館ともどもよろしくお願い致します。