ホットケーキ・セット

2024年2月3日(土) ブログ

子ども達に大人気で超ロングセラー。

「しろくまちゃん」シリーズや「ぐりとぐら」、実は私は読んだことなかったのです。

子育てをしていないからですね。

もちろん私のちいちゃい時には無かったし…

そんな絵本の中身を知ったのはごく最近です。

どちらも美味しそうなお菓子を作ることが重要なモチーフになっていますね。

今、読んでいる、青山美智子さんの[お探し物は図書室まで]という小説の第一話、東京で孤独でちょっと無気力な販売員生活を送っている若い女性がひょんなことから町の図書室の司書さんから数冊の実用書と共に[ぐりとぐら]を勧められ、子どもの時以来 広げてみる。

そして中にある、ぐりとぐらが焼く「カステラ」を焼いてみることがきっかけで新しい自分を…

と言う話なのですが、子どもの頃とは又違う受け止め方ができる、というのは名作の証です。そして美味しそうな話って絶対子どもは好きですよね。

お孫さんのHちゃんが まだ1歳にもならない頃から ママの読んでくれる[しろくまちゃんのホットケーキ]の

「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち…」

とホットケーキがだんだん焼けて行く場面に大喜びするのを見てInさんはおもちゃとしてこれを作る決心をされました。

決心、とちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが2年前病に倒れたInさんには大仕事だったのです。

旦那様の協力もあって数ヶ月…とうとう完成しましたよ。

布製でもやっぱりふっくら美味しそう。

Hちゃん、遊んでくれるといいなあ。

そのこさんの本

2024年2月2日(金) ブログ

最近、待ち時間や電車に乗る時間等が多く、単行本がありがたいです。

先日も大阪の行き帰り、夢中で読んで、帰りの電車の中では人知れず込み上げてくる本がありました。

事程左様に町田そのこさんの本は泣かせます。

Iさんに紹介してもらってから3冊目でしたがこれが一番胸に来ました。

人って不思議ですね。

産まれた土地も家族構成も年齢も性別もそれぞれ全然違っても すーっと心に入ってくる、その人の気持ちがわかる、共感できる…

それはもちろん受け取る側の感性も必要ですが、市井に生きる人々の抱える宇宙をその筆力で表し出す作家さんてホントにスゴイ!

この本では大切な人に死なれてしまった人の苦しみと救いが、ある人物を縦に通したショートストーリーの連作になっています。

私のように特別な何かがあった訳でもない人間でも、転校生で中3とは思えないかなり大人びた友人の事を思い出したし、一昨年急逝した兄と喧嘩した時の事を思い出したり…

単行本の帯にも「(そのこさん史上)1番泣ける  あたたかな涙が止まらない」

って書いてありました。

つい気づかずにいてしまう、ひと(他人)が肩に持っている重い(辛い)荷物に気づき考える本だと思います。

並ばずに

2024年2月1日(木) ブログ

昨日は久しぶりに友達とランチ。

大阪駅周辺はあまりわからず、グランフロントのレストランへ行ったのですが、どうも此処、お客さんの席への入れ方もマニュアル通り、なんとなく上から目線、ちょっと嫌な感じを受け、ランチだけにしてデザートは注文せず、早々に出ました。

さて、お茶とケーキはどこがいいかな?と歩いていてふと気づくと、何年前だかグランフロントが開業して以来 いつ通っても沢山のお客さんが並んでいる人気のタルト店[キルフェボン]、なんとゼンゼン並んでおられません。

時間がお昼時だったからかな?

(こんなにいつも並んで待っても食べたいくらい、どんな風に美味しいのかな?)

と思っていたので(この機会を逃す手は無い)とばかりに入りました。

友達はマロンのなんとか、私は苺のなんとか、どちらもゆう風舎のケーキの2倍以上の値段でしたが、ティーセットで注文。

もちろん分け分けしていただきましたが、さすがにどちらも美味❣️

特に生クリームが美味しかったです。

私達がお店を出た時にはやっぱり列が出来ていて「45分」の待ち時間が出ていましたよ。

2作目は自分用

2024年1月30日(火) ブログ

編み物に興味を持ってもらって始められるのは大歓迎です。

こう見えて 私、編み物講師の免許、持っています。

いにしえにヴォーグの通信講座で取りました💦

とにかく子どもの時から編み物が好きで好きで、梅田のマスザキヤさんの色の美しい、変わった毛糸の群れを見ては興奮する、という若い頃を過ごしていました。

ところが絵キルトが楽しくなり、仕事になってから もう何十年も編んでいません。

なので人が編んでおられてもとても嬉しいのです。

若いTさん、なんと処女作は去年の秋の作品展のミニチュアからなのですよ。

お手持ちのリカちゃんのセーター、¥100ショップで求めたミニチュアの棒針でなんとか完成させました。

そしていよいよご自分のセーターにトライ。

後ろ見頃が出来ましたよ。

春になるまでに一度、着られるといいなあ。

ヘルスプロダクション、とは?

2024年1月29日(月) ブログ

ゆう風舎には直接 関係ないのですが、つれあいや私が参加する作品展の案内をさせていただきます。

まだ1ヶ月以上先、3月20日(水)から24日(日)までの5日間、京都、堀川御池の角にある[堀川御池ギャラリー]という所で行います。(二条城のすぐ近くです)

第3回 8ABヘルスプロダクション展

以前の回に来ていただいた方は

(ああ、あれか…)って思い出して下さったかもしれません。

第2回目はコロナ禍の前、2018年の10月でした。

その時は三条河原町にあった[みすやギャラリー]だったのですが、もうそのギャラリーは無いのです。

学生時代の友人何人かのグループ展です。

前回より4人も参加者が増えました。

専攻がいろいろ違ったので、洋画、染色、工芸、書道、創作眼鏡、切り絵、そしてキルト、といろいろな作品をみすやギャラリーより広い会場に展示します。

少し遠くですが、もしもご都合がつけば早春の京都へお出かけがてら、観に来ていただければ幸いです。

さて、題名の「ヘルスプロダクションとは?」という説明…

あまりに長々となるのでここには書きませんが 会場にKちゃんの名文で書かれ、掲げています。

ぜひお読みくださいね。

ら、来週から

2024年1月27日(土) ブログ

今日から一般の方のボランティアを受け入れる自治体があったようで、ニュース画面では 大きな家具を運んだり、被災してゴミになってしまった諸々を仕分けしておられる様子が写し出され、拝みたくなる気持ちです。

そして温かいお風呂に浸かる度、ジャージャーとシャワーで髪を洗う度、歯磨きをする度、好きな時にトイレを使う度、申し訳なく、ありがたく感じます。

新しい年を祝うはずの1月はなぜか災害が起こります。寒さも厳しく…

でも、来週はもう2月。

贅沢ながら、私には楽しみが待っています、スミマセン💦

花の刺繍

2024年1月26日(金) ブログ

肩凝りが酷く、お仕事の合間にカーブスに行ったりはしておられるものの、なかなか…

以前のように大きな作品作りにはしばし敬遠がちなKさん。

以前は大きなキルトを年に2、3作作っておられたものです、見た目はあまり変わっておられないのですが…

でもやっぱり手作りは大好き。

最近は得意の絵を活かして、フェルティングや刺繍の作品に取り組んでおられます。

今度の作品はリース型を基本に刺繍や立体刺繍やフェルティングを組み合わせた作品です。

今は「春」の花の刺繍がほぼ出来たところ。

まだまだいろんな物がつきますよ。

そして、たぶん、、「秋」のも出来る予定😊

刺繍いっぱい

2024年1月25日(木) ブログ

私もかなりズルいとこ、ありまして…💦

(こんな風にしたらいいかなー)と思っても時間が無い…

(そうだ、きっとあの方のほうが上手!)

と、思いつくと、言葉巧みに勧めてしまうこと、、あります。

そんな訳で刺繍が好きで得意なIさん、まだ次作を考えあぐねておられるタイミングで、

「このパネル柄に刺繍を加えてみませんか?」

とリクエストしてしまいました。

「いいですよ!」

と、快くOKしてくれたIさん。

まさか、こんなに丁寧にびっしり刺して下さるとは👀❣️

これはごく一部ですが、こんな風にいっぱい刺繍でランクアップして下さっています。

時間もかかり、大変だと思い、嬉しいやら申し訳ないやら…💦

ウールのおうち

2024年1月23日(火) ブログ

Oさんの絵キルトの作風はいつもおおらかで素朴な感じが素敵です。

昨年の「夏物」に対して今回は「冬景色」です。

画面の重要な部分を占める家々は ヨーロッパの家の壁のイメージに、ボコボコした厚手のウールを使っています。

コットンとは風合いも色合いも異なっていてこれから作る、雪の積もった重そうな屋根にピッタリです。

Oさんの作品ですから出来上がりには可愛い子ども達がいっぱい登場するはずですので進捗状況がちょっと心配ですが、まだお若いのでスパート、たぶん大丈夫でしょう😅💦

ガンバレ❗️

生誕100年、バックさん、キーピングさん

2024年1月22日(月) ブログ

その昔、[木を植えた男]という絵本を初めて読んだ時はえらく感動しました。

実話だと思ったからです。

でもこれはジャン・ジオノさんの創作でした。

それにしても素晴らしい話、特にフレデリック・バックさんの色鉛筆画みたいな絵のゆったりしたアニメーションがとても印象的でした。

そしてチャールズ・キーピングさん。

線描が特徴的で独自の鋭い画風。

ガウェイン好きの甥が翻訳した[ガウェイン卿の物語]の挿し絵はなんとも個性的で迫力があり、唯一無二の個性です。

そんなバックさんとキーピングさん、今年生誕100年だそうです。

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