図書室に

2024年2月19日(月) ブログ

ときどき聴くネット番組[エア・リヴォリューション]では島田雅彦さんや白井聡さんが文学者のゲストを迎えた時、大江健三郎さん、三島由紀夫さんとか、私の読んだことのない巨匠の作品の話をして下さり、

(あー、それなら一度私も一念発起して読んでみたいなあ)

と、思うのですが実際はどんどん貸して下さる現代の若手作家の本を読むのに時間を取るのでそんなのを読むのは一生無理かなぁ、と思ったり。

と、その若手の「今」の本もことほど左様にとっても面白く魅力的なのです。

今の現代を生きる、どこにでも居そうな人、少し生きづらさを抱え、社会の片隅で、それでもなんとか…と踠く人の心情と生活、そして「希望」を描いてあって。

2021年本屋大賞第2位!

青山美智子さんの[お探し物は図書室まで]も本当に良かったです🩷

一見、愛想の無い、風変わりな司書さんが なんともイイのです。

 

図書室、と言えば れいの写真整理でこんな物が出てきました。

なんだか縁が焦げてしまっていますが 私にとってはとても大切な思い出です。

高丘東小学校の図工室は体育館の下にあって、向かい側は図書室でした。

親しかった図書室担当のM先生から

「壁に貼る、何か良い言葉を書いて」

と、頼まれ作ったポスターがこの2枚です。

どこで探してきた言葉だったか?すっかり失念してしまいましたが、とても好きな言葉です。

「海のむこうのくにぐにの

かわったことや ふしぎな話

本をひろげれば とび出して

あの夢 この夢 えがきだす

『どくしょはいいな』

本はせかいを かけめぐる」

 

「歴史でときを ひもとけば

すぐれた人の きずいた道が

本の中から よみがえり

からだの力が もえあがる

ー読書はいいなー

本は時間を とびこえる」

汽車、もうちょっとです

2024年2月17日(土) ブログ

久しぶりに青空がきれいな日。

もうすぐ1歳になるHちゃんが2週間ぶりに来てくれました。

バァバ作のホットケーキでいつも遊んでいるそう。

でも、いつかホットケーキは卒業して乗り物とかに興味を持つかな?

そこで今度は 床の上に広げてその上で遊ぶ地図仕立てのプレイマットを作ることにしました。

とても楽しみです。

道が出来たら、家や山やトンネルや乗り物、時間をかけて少しずつ、増やしていけばいいですね。

でも、先日からリニューアルしてもらっているこの汽車セットはかなり時間かかりそう💦

貨車に乗っけた木材はウールで作ったのと同じ型紙でリネンで作るとちょっと細くなってしまいました。

それで型紙を大きくして作り直してもらいました。

機関車もずいぶん出来て来たのですが、車輪作りがまだまだあるのですよ😅💦

さをり織り

2024年2月15日(木) ブログ

かぎ針編みのボレロを編み終えたOさん。

あまり日にちは多くありませんが、タピスリー作りを始めました。

下描きをして土台に写して、布を決めて型紙を切って…という作業をあまりしなくてもよい絵キルトだってあるのです。

その時、一番大切なのは材料です。

魅力的な材料があればバッチリ👌です。

Oさんは元々、豊富な手芸材料、布も糸も素敵な物をいっぱいお持ちです。

どこかに出かけた際、(何に使うか?)を決めないまでも (イイな)と思ったものは買っておかれます。

でも家にしまったままでは宝の持ち腐れ。

今回は以前姫路で催された「さをり織り」のワークショップでもとめた小布を使って町の風景を作ることにしました。

色とりどりの糸で織られたさをり織りはたとえ切れ端でも圧倒的な存在感を放ちます。

家の形にして並べてみると本当にかわいい🩷

長いこと箪笥に入れていた材料が生まれ変わりますね!

布の汽車

2024年2月13日(火) ブログ

以前作ったもので、やっぱり「好き」と思うものはリニューアルしてみたい気持ちに駆られます。

今や、すっかり手の慣れたスタッフさんがいてくれるとそれが叶います。

子どもさんが大好きな汽車ぽっぽ。

ぬいぐるみで優しい手触りに作ればどうかな?と木製のミニチュアの汽車をモデルに

(あーでもない、こーでもない)と苦心して作った布製の汽車。

でもこれはウールなので小さな子どもの手にはやっぱりコットンがいいかな?

でもコットンだとはりが無いし…幸い近頃はいろんな色のリネンがあるのでリネンでリニューアルする事にしました。

手縫いにしてもミシン縫いにしてもウールより縫い易いか、と思います。

機関車の部分、貨車の部分…でもやっぱり16枚も要る車輪が一番大変かも?

Oさん、Tさんが頑張ってくれます😊

建築中

2024年2月12日(月) ブログ

Tさんの建築中のドールハウスは 壁や屋根材の研究中、実験中。

Tさんのドールハウス作りの特徴として、「有る物を使う」というのと、「人物を入れる」というのと「布を使う」というテーマを持っています。

なので今度のイギリスの田舎家風の感じを出すのに壁にも屋根にも布を使う予定でその小さなサンプルが出来ていましたよ。

なんかイイ感じが出そうです。

ところで私事、家の中で積もり積もっていた、長年の手付かずの場所、少しずつ整理しています。

溜まっていた写真、まだまだあります💦

整理していると、懐かしい写真が次々に…

ゆう風舎の建築中の写真も(記念に)と思ったのでしょうか?

いーっぱい出てきます😅

これは絵本図書館入り口の、あの重たい扉です。

当時住んでいた明石の2号線沿いに[フィラグリー]と言う広い倉庫を利用したアンティーク屋さんがあったのです。

そこで見つけた、ステンドグラス付きの扉を まだ何年先に相生に家を建てるか?わからない時点で購入したのです。

もちろん当時住んでいたマンションには入りませんので車に積んで相生のつれあいの実家に運び、納屋に置かせてもらっていたのです。

本当は両側に扉の横の部分があって、でも入り口はその大きさには出来なくて泣く泣く片方だけ付けてもらいました。

近所の谷口さんと言う大工さんが付けて下さいました。

もう片方は2階の階段上に嵌め込んでもらいました。

なので[ゆう風舎]の歴史はこの扉から始まった、と言えるでしょうか😅

さすが!

2024年2月9日(金) ブログ

Iさんの新作、紅葉の絵キルトもだいぶん出来てきました。

元々のアイデアソースは昨年秋にIさんが訪れた東福寺のまだ奥、泉涌寺の庭の圧倒的な紅葉の印象と新聞広告で偶然出逢った美しい紅葉の写真だと思うのですが、青空色のバックの生地に いろいろな模様、いろいろなプリント生地をパッチワーク、そしてさらに色合いを深めるためにぼかしの入ったオーガンジーのリボンを縫い付けて…

それこそ、本当に境内に入った雰囲気、苔むした庭の感じがよく出ていると思います。

いよいよ、もみじ型に切った布を散らしていかれます。

きっとIさんらしく、繊細かつ豪胆な雰囲気になるのでは?

私がこの作品に惹かれる理由はもう一つあって…

鬼滅[刀鍛冶の里編]、記憶喪失だった無一郎くんがやっと取り戻した記憶の中に、いつも無一郎の事を心配していた今は亡き鉄井戸さんという老練の刀鍛冶がキセルを片手に話す場面を彷彿とするところです。

そう言うと いつもIさんはくすぐったそうに笑います😅

はしら

2024年2月8日(木) ブログ

いろいろ皆さんの途中作品紹介もありますが…

やっぱり今日はこれでしょう。

昨日のお休み、いよいよ行ってきました、映画[鬼滅の刃 絆の軌跡、そして柱稽古へ]

たぶん、このブログを見て下さってる皆様の大半は(????)という感想でしょう。

「キメツ?って言えば何年か前に孫がワイワイ言ってたなぁ?」

って思い出されるかもしれません。

正直、私の高校時代、大学時代の友人も(興味が)全滅です。

そして子ども達は 次々生まれる流行りのアニメに心を移しています。

でも…ハマった大人は日本国中、又世界にも大勢いるのですよ😅💦

一言で言えば「どう生きるか?を考え、又生きる力」を貰います。

あの辛口の、都立大教授、社会学の専門家、宮台真司さんだって絶賛します。

漫画と言えど深〜い話なのですよ。

それがアニメ化されて数年目、とうとう7分の5くらいに進んできました。

最終話に向けてのいよいよ…というところまで来たのです。

「柱」と呼ばれる9人の最強の剣士、1人煉獄さんは亡くなったので8人が久々に勢揃いしました。

やっぱり映画の大画面はテレビとはゼンゼン違う迫力。

いつも本編終了後の字幕画面に累々と映されるアニメ、音響等の制作スタッフの名前。

そして毎度感嘆する声優陣の見事さ。

本当に沢山の方の努力の結晶でいつも「ありがとう」って思います。

この作品はもちろん作者吾峠呼世晴さんの原作に忠実ですし、群を抜くアニメ技術や丁寧な作りに原作者へのリスペクトが溢れています。

強い鬼との闘いが出てこない[柱稽古編]をつまらなく言う人もいますが、柱達の個性がわかって私は大好きです。

最終決戦の前のほのぼのとした場面です。

我が推しの「義勇さん」の哀しいエピソードは映画には入れられず4月からのテレビ放送にお預けです。

元気でいなくっちゃ。

可愛い色のアンティーク

2024年2月6日(火) ブログ

Tsさんの新作はアンティークを収納する棚です。

型は何年か前に作った[アンティーク・コレクション]という絵キルトからも使ってもらっていますが、色合い、使う布はTsさんの好きなものに変えて…

以前のは結構渋めの色合いで作ったので、違う布で作られるのは私もワクワクします。

Tsさんのチョイスした花柄のカップ&ソーサーやポットは春らしくてとても可愛いですね。

これからもっといろいろな可愛い物が乗りますよ。

ランチ・バッグ

2024年2月5日(月) ブログ

冷たい雨降りで、気持ち上がりませんが、ショップは少しずつ春めかせています。

昨日の「きせかえゆうちゃん新入生バージョン」に合わせてレッスンバッグやシューズバッグやランチバッグ、ランチョンマット等を飾りました。

と、ネットショップからレッスンバッグやランチョンマットセットのご注文があり、嬉しい限りです。

石川県金沢市の方です。

地震、大丈夫だったのですね。ヨカッタ…

でも、落ち着かない、晴れやかでない日々を送っておられることでしょう。

皆んなが出来る事を頑張っていくしかないように思います。

さて、以前作ったこの絵キルトのように、きっと幼稚園生のお弁当は小さくて可愛いものでしょうね。

実際に作ってあげる機会のなかった私は絵キルトで楽しみ、そしてランチバッグもいろいろ作ってみました。

今やTさん製のものも加わり、バラエティ豊かですよ。

以前キットにしていた見本ものは出来上がりでもかなりお安いですよ😊

昔と変わらず

2024年2月4日(日) ブログ

今日、最後に 娘さんとお孫さんと一緒に来て下さったお客様が

「ここに来るとなんだかホッとします。昔と雰囲気変わりませんね」

と、言って下さいました。

私にとってはサイコーのお言葉です。

「時代と共にいろいろ変わらねば」

とか

「新しいものを取り入れてカッコよく」

というのがメジャーなのかもしれませんが

「良い」と思ったものを変わらず続けていくのが好きです。

なので今風の斬新なつくりの広いカフェより、神戸は「にしむら珈琲」とか京都の「フランソワ」とか「イノダコーヒー本店」とかが落ち着いて好きです。

そんな訳、でもないのですが、迎える「新入生グッズ」の季節に昔作った「きせかえYuちゃん新入生バージョン」を出してきました。

そうです、Yuちゃんは大、中、小、ミニミニといろいろな大きさのがあってこれは中の大きさです。

まだ元気そうでヨカッタです。

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