京都でのお墓参りは ここ数年はワンパターン。
兄の車でお墓参りに行き、どこかのレストランで昼食を済ませ、ちょっとだけ河原町に寄って。
でも今年は違いました。
ちょうどこの時期に催されている大学時代の恩師(と、言っても洋画ではなかった私達は直接教わっていないのですが)
桑田道夫先生の遺作展を観に、岡崎の京都市立美術館別館に行きました。
れいの福井県のT君始め、数人の友人達が何年も前から計画していたものです。
広い会場に並んでいたのは油絵の具のみで描いた洋画ではなく、[現代アート]ともいうべき、大きく、力強い作品達でした。
具象と抽象が入り交じり、アスファルトや石膏を流したものあり、シルクスクリーンあり、陶板や木材をはめ込んだものあり、モノで表現された、先生からのメッセージは 私にとって、とても新鮮なものでした。
そして末尾に並んでいた実行委員会の面々の、それぞれのとても小さな作品と懐かしい氏名、とても遠慮がちな展示がなんだか微笑ましく、没後7年経ってこんな風に教え子達に遺作展を計画させる桑田先生のお人柄が偲ばれるような気がしました。
「高速は混んでいるかも」
と三田までの道を亀岡周りの迂回ルートを帰る兄に便乗して帰ったことも、思いがけなく[夏]って感じで楽しかったのです。
今日はお天気も最高。
緑の中、陽の光が強烈なコントラストを作っていました。
プチ旅行
お盆
いつも、結構 楽しくブログをいれているのに、ここ何日か筆が(キーボードが?)進みません。
やっぱり[作用町]というあまりに近くでの不幸を思うと…。
こんな事をしていないでボランティアに行く方が、と思うのですが、あまりにも体力に自信がなくて…。
テレビに写っていた、たつの市の女子中学生が一生懸命家具の泥を落としてくれている姿に
(ありがとう、ありがとう)
と言うばかり…。
歩いてすぐのお墓に、やかんの水とお花と蝋燭、お線香を持って。
キッチン掃除のついでに思い立って縫った小花柄リネンのテーブルクロス。
わざわざ、自宅のパン焼き機で焼いて持って来て下さった、Fさんのフカフカのパン。
昼下がり届いた、同窓会の写真や動画が焼き付けられたCDと手紙。
夕方に降った、汗まみれの素肌には心地よい霧みたいな微かな雨。
地面すれすれに飛ぶ羽黒トンボ…。
そんな、普通の、毎年繰り返されるはずの 平和な夏がたった一晩の雨で変わってしまった人達…。
パイピング仕上げ
台風に地震。
辛いニュースを聞きながら、申し訳なく思いながら、休み前からかかっていたベビーキルトの仕上げにかかっています。
ベビーキルトは
(要するに赤ちゃんのお布団なんだから…)
と、縁は裏の布を回してきてとじつけたり、別の布で額縁仕立てにしたり…。
なんだか、又同じじゃあ、面白くないなあ…。
小さな小さな薔薇の蕾の花柄プリントを見ていると、これを細いパイピングにすると可愛いだろうな、と思いました。
ちょっとだけ手間がかかるけどスカラップにして…。
そう思い立つと、すっかり楽しくなって一気に縫い始めました。
赤ちゃんが眠る時、スカラップの[なみなみ]が気になるかも?
という連れ合いの意見で、上側は真っ直ぐにしました(^-^)
ランチョン・マット
朝から「大丈夫ですか?」のメールを数通いただく…
同窓会の余韻に浸っていて気がつかないうちに近くの作用町が大雨で大変なことに。
先日、山口県であったことが 今度は本当にとても身近な所で…。
幸い、もう少し岡山県よりで暮らす親戚の家も無事だったようでホッと胸を撫で下ろすものの、昼、夕方…とニュースを見るたびに被害の大きさが伝わり、なんとも言えません。
4月に甥のコンサートに来て下さった作用の方達も、皆さん無事だったでしょうか?
レーダーに捉えられた赤い箇所、本当にゲリラ豪雨にはビックリします。
ところで、被害に会われた方には本当に申し訳ないながら、私達は一緒に京都から帰ってき、ゆう風舎のすぐ近くの[ふるさと交流館]で一泊した友達と
(彼女は私んちで泊まるよりも広々した和室のある交流館の方がお気に入り。
勿論、仕事を持っている私達に負担をかけまいという、彼女なりの気遣い、でもありますが…)
まだ、楽しい余韻に浸っていたのです。
午後、新幹線で名古屋へ帰っていく彼女へのお土産に、彼女のリクエストでランチョン・マットを大急ぎで縫い始めたのですが、つい、話に夢中になったりで残念ながら間に合わず。
彼女を駅に送り届けてから仕上げました。
布選びは任されたので、お気に入りの有輪さんのブルーのドットの綿麻生地と、ちゃっかり私のパネル柄を…
(実は、こう見えて結構、控えめ?な私(^-^)本の話もオリジナル布の話も同窓会ではしませんでしたよ。
勿論知ってくれている人も多数いますが)
3人家族の彼女に3種類の模様を切り取って。
こちらも綿麻。
ザブザブ洗っても凄く丈夫だと思います。
Part2キャンパス散策
美術科ⅰ類、ⅱ類、特修美術科、そして書道科を入れて全部で同学年は54名。
旅立ってしまった人が2名、今では音信不通になっている人、数名。
温度差もあったり、仕事でどうしても来れなかったりした人、直前にダメになった人がいたりで今回集まったのは20名足らず。
でも、幹事T君のコーヒーカップや旧館アトリエの懐かしい写真のお土産も好評で、皆別れがたく、名残惜しく23時半頃まで西院駅近くの[モスバーガー]でのアイスコーヒーを最後に、三々五々解散しました。
その中で遠方からの宿泊組は次の日、帰路につく前のひとときを福井県のT君、長野県のK君の車に便乗させてもらって 伏見にある懐かしいキャンパスへ。
K君いわく、学生密度が北海道大学についで2番目に低い、という(要するに、少ない学生数のわりに広い面積)キャンパスを、傘をさしながら(オールドハチミツとクローバー)って感じでのし歩きました。
歳月を経て鬱蒼と大きく繁った樹木、解体されてしまった古いアトリエ、変わらないプール、新しい棟…。
夏休みとはいえ、登校してきている若い若い学生達が奇異な目で見ていてもお構い無し。
こんなにも素朴で優しい友達に巡り合えていた幸せを、白髪まじりや寂しくなった後頭部の彼らの後ろ姿を見ながらタイム・トリップをしたのです。
2009の夏…
Part1北平
[一泊二日のタイム・スリップ(タイム・トリップ)]……
5年ぶりの同窓会はそんな感じでした。
大学のあった京都の地で、過去あったのは鴨川ぞいの川床、京都駅近くのホテル、二条城近くのホテル…。
「今度はどこか落ち着いた庭の眺められる和風料亭がいいなあ」
という、T君の意向を承けて、私が段取りしたのは西大路四条近くにある[北平]という店。
床をきった和室にしつらえた大きな木のテーブル、大きな大正ガラスをはめこんだ掃き出し窓から広がるお庭の解放感の中、身体に優しいおばんざいを食べさせてくれる所です。
実は何年か前、[ストーリー・キルト]の出版を祝って、高校時代の友人達が席を設けてくれた所です。
古いお屋敷のしつらえと
「へえ、何時までいてもろても結構どっせ」
と柔らかい京都弁のお女将さんにひかれて決めましたが、ホテルの丸テーブルに別れ別れになってしまうのではなくて どの顔も均等になごやか、暗くなってくると庭にはぼんぼり、薄暗い部屋の灯りの中では何十年経って結構な齢になっているはずの皆の顔が 以前とちっとも変わらないように見えるマジック付きです(^-^)
仕切り直しに…
先日、ほんの少しの時間でしたが、久しぶりに神戸大丸の手芸品売り場を覗くと、ちょうど、店長とゆう風舎を担当してくれているHさんのお二人がおられました。
「交代でお盆休みとかは?」
と、つい聞いてしまった私に同時に首を振られたお二人のしょんぼり苦虫、の顔が忘れられません。
そういえば、ずいぶん昔は大丸は水曜日が定休日でした。
そうでなくなったお蔭で、私が行けるのですが…。
そして申し訳ありませんが明日からうちのお店は16日までお休みさせていただきます。
(ネットショップは営業します)
スタッフさんそれぞれも、それぞれの家庭でのいろいろなお盆前後の情景へと向かっていかれました。
さあ、私も1日、1日を丁寧に過ごそうと思います。
それにしても、大原麗子さん、私も大好きな女優さんでした。
[孤独死]なんて、気の毒そうにマスコミは書き立てますが、今の時代、そんな人はかなり多いし、誰もが皆、子や孫や親戚に取り囲まれて死にたい、と思っているわけでもないと思います。
その人らしく生き、その人らしく旅立てたら…。
8月6日…
私が思うに、生活の便利さ、科学や情報処理の発展とは裏腹に 世の中はちっとも良くなってはいない気がしています。
そんな中 巡ってきた8月6日。
でも、今年は、ほんのちょっと、何かしら明るい方に、(違う)ような気がします。
オバマ大統領のプラハでの演説がそこここで取り上げられているし、選挙前だから?とは思うものの、原爆症訴訟が全員救済の方向で解決を見たり…。
そしてNHKの[クローズアップ現代]では、日本を代表する人気漫画家達が志を一つにして、自らの戦争体験を絵と文にして、展覧会を開いたと…。
困っている人に自らの顔を分け与える[アンパンマン]は飢えの体験から出た着想だったとは…!
ゆう風舎の絵本図書館でも先日から平和や地球をテーマにした絵本を並べていますが、その一角にこんな写真パネルが掛けてあります。
絵本作家も手をつないでいるのです。
その文を写します。
―こどもは
平和でなければ生きられません。
大人が起こす戦争の 最大の犠牲者は 兵士でなく、こどもです。
戦争は
どのような理由をかぶせようと
どのような言葉でくるもうと
人を殺す行為です。
命をつぶして
得られるものとは、何なのでしょう。
こどもは
大人を信じて生きています。
武力でなく知恵で平和を作るのは
大人の責務です。
この1冊は
絵本作家103人と
平和を願うたくさんの人たちの熱意で作られました。
手から手へ
ひろがっていきますように。
平和への思いが
ひろがっていきますように。――
この1冊というのは[103 世界中のこどもたちが]という絵本です。
西神・名谷
可愛いノートを見つけると、つい買ってしまいます。
中を開けたら フツーの罫線のみ、だったりしますが。
ミッフィーちゃんのだったり、コロボックルさんのだったり、リラ・アンナちゃんのだったり…。
最近、とみにお気に入りのリラ・アンナちゃんのはうちの売り物ですから、今日ブランチする、元同僚の音楽の先生への手土産にしました。
2月に卒業生が開いてくれた同窓会の日に彼女の車の中にした私の忘れ物の受け渡しです。
明石で、と言ってくれましたが、神戸、大阪方面に用事のあった私は
「大丈夫、そちらの近くへ行くよ」
と言って、三ノ宮から西神中央行きの地下鉄に乗り、名谷という駅まで行きました。
古い、京都の街並みで育った私は 昔から[ニュータウン]好き。
駅前にあるスタバでラテとなんとかブレッドとラズベリーマカロンを食べながら、行き交う人や 真夏の太陽で光る並木の緑を見ながら、ひととき彼女と久しぶりにおしゃべり。
現役の彼女に明石の学校事情を聞いたり…。
私の勤めていた頃と違って、夏休みもほとんど毎日出勤、今日も研修の出張、明日も研修…だそう。
ノート、役に立ちそうです。















