モネの布で

2022年8月2日(火) ブログ

秋に末っ子お嬢さんの結婚式、そしてご自身のキルト展を控えて大忙しのKさん(もっともいつも忙しそうですが・・)。

息子さんの時に作られたものから ウェディングボードは2作目です。

美しい樹木に囲まれた扉から階段を降りてくる二人をアップリケされます。

なのでこの木と葉っぱが雰囲気作りにとても重要。

覆い茂るたくさんの葉、複雑で柔らかい色の布地が使われています。

これは何年か前、皆で三ノ宮の「ユザワヤ」へ行った時にみつけた名作シリーズの布、モネの絵をプリントした布です。

印象派のモネですから自然の風景を筆のタッチを残したまま鮮やかに色を重ねています。

れいの「インクジェット方式」と言うプリントなのでしょうね。

なので普通のプリント生地よりとても複雑で多色、ニュアンスのある色彩の布として使えます。

私も絵本[ハイジ]でずいぶんお世話になりました。

モネとしてはそのまま壁に飾ってほしかっただろうと思うのですが、色使い、タッチの微妙さにとっても感謝しながら使っているのでご容赦を・・・。

昭和レトロ

2022年7月31日(日) ブログ

今日は久しぶり第5日曜日ということで スタッフさんはおられず、店番がてらスケッチをしました。

久しぶりにマイケルの絵です。

次作にはマイケル、というより「マイケルの本」が登場します。

その表紙です。

一生懸命描いて・・楽しかった~(*^^*)

さて、でもこれを少しはアップリケにするとどうなるかな。

たぶん、(塗る)部分も多くなりそう(;^ω^)

 

ところで昨日放映された[美の壺]スペシャル、録画して今日観ましたが、どれもこれも懐かしく面白かった~❣

ずばり「昭和レトロ」です。

カラフルな花の絵が描かれたゴブレット?に始まり、台所用品、家電、喫茶メニュー、デパートの大食堂のメニュー、銭湯の富士山画家、ラジカセ、歌謡曲、・・・。

うちにもあります、花柄のついたホーローのお鍋。

お義母さんの物を拝借、パスタとか茹でるのに便利な大きなお鍋。

そんな風に母屋には昭和レトロの物には事欠きませんが、私が一番惹かれたのは デパートは廃業しちゃったけど、惜しむ住民の尽力で復活したという昔ながらの大食堂。

あのステンレスの置きカップ?に乗せられたコーンに惜しげもなく10段に巻かれた真っ白なソフトクリーム❣

花巻市❕はあまりに遠いなあ~(>_<)

 

 

 

パノラマ絵本

2022年7月29日(金) ブログ

原田マハさんの力作[風神雷神]を読むと、狩野永徳の「洛中洛外図屏風」をぜひ細部まで観てみたい、という気が起こりますが 残念ながらうちには全面の写真が無いし・・と思っていたら 先日つれあいが録画してくれていた番組にばっちり出てきました。

それも絵の中へ何とかさんと言う俳優さんが入り込んだり、描かれている京の人々の絵が動いたり、ととっても楽しい番組。

マハさんが書いておられた通り、ものすごい数の人物、それも本当に生き生きと何かしている瞬間が捉えられ、丁寧に描かれていて感動しました。

と、思っていると今 絵本図書館で特集している「山(+森)の絵本、海の絵本」の中にも楽しいパノラマ絵本があります。

前川かずおさんの【川】です。

前川さんと言えば絵を見たら誰もが知っているような人気漫画家ですがユーモラスな側面だけではなく、こんなに詳細に調べてスケッチして1本の川とその周辺のドラマを丁寧に描ける方だったのですね。

ご本人いわく、この川は架空の川ですが 部分的には日本各地の川をスケッチなさったそうな・・。

2年かかり、「あ~シンドかった」って書かれていましたよ(*^^*)

上流の辺りに急な湾曲があり、そこは天竜川、何年か前の夏に行ったなあ、懐かしく思いました。

余りレースで

2022年7月28日(木) ブログ

先日、アップルストアへ行かなくてはならない用事があり・・。

最寄りのアップルストアは姫路のピオレの2階。

ついでにバーゲンセールでトップスをゲット。

さっそく着てみると やっぱりどうも私には大きい・・。

そこで((*’▽’)!)ピコン!と来ました。

これってパッチワーク、しかもいろんなレースの。

ではではこの間作った型紙、私サイズで作ってみよう。

そう思い立つと楽しくなってあっという間にできあがりました。

何かに使った残りレース、残念ながら真ん中の大きな部分だけは足りるものがなく、(ならば・・)と前から気になっていて

(何かにしたいけど・・)と思っていた「大きめ葉っぱ模様」のレースを反物から裁ちました。

窓拭き

2022年7月26日(火) ブログ

今日はとっても暑い日なのにスタッフさん、朝は窓ふきに精を出してくれました。

私と違って 揃ってスポーツウーマンだったお二人、新陳代謝よろしく汗をたっぷりかかれるので着替えのTシャツとか持参です(*^^*)

来週は床を大掃除。

スッキリになって再来週から夏休みです(8/8から21まで)

いつもながら長いお休みをいただきますが どうぞご了承ください。

でもそれまでは美味しいケーキとか用意してお待ちしていますのでね。

ぜひお出かけください。

2度、低いみたいですからね(^_-)

新しい服

2022年7月23日(土) ブログ

昨日も今日もホッと一息できる気温、湿度。

ずーっとこんなならいいのですが そうはいきません。

夏休みも始まっていよいよ夏本番です。

心配事はいろいろあれど、身近に 夏服を楽しみましょう。

今日届いた出来立てほやほやのお洋服の写真二つ。

一つは 春にHちゃんのピアノの発表会のために初めてのピンタックのワンピースを頑張ったYさん。

布違いで作られたのですね。

柔らかい花柄で、また違った雰囲気。

着手のHちゃんも日に日に「しゅっ」となっていくものなんですね(*^^*)

もう一つはDabidiさんにきれいなブルーの薄手のリネンでトップスを仕立ててもらったIさん。

それに合わせて自作のスカート・・。

とっても爽やかですね。

 

今日も[奥様手帳]を見て、絵本図書館目的に来て下さったお客様がおられ、大変申し訳なかったです。

明日は第4日曜で定休日。

明後日、月曜日から開館してお待ちしていますのでね。

町より2度ほど涼しいと皆さんが言ってくださるこちらへぜひお出かけくださいね。

 

ただ今準備中

2022年7月21日(木) ブログ

[リネン&レース展]は終わり、蒸し暑い中、いらして下さった数組のお客様。

もしか「奥様手帳」をご覧になって絵本図書館を目的に、だったら大変申し訳なかったです。

でも、気分よくお茶とケーキを楽しんでくださったのならヨカッタです。

ただ今絵本図書館は次の絵本のテーマにそっての 準備中です。

6月からの猛暑で もう夏がずいぶん過ぎた感がありますが 実はこれからが夏本番。

2度目の梅雨明け、来週くらいからは夏らしいお天気になりそうです。

なので「海へ行こう、山へ行こう」、海や山の楽しさ関連の絵本を集めます。

私の古い絵キルト「移動図書館が来た!」も久々のお目見え。

本当にコロナさえなければ・・

搬出

2022年7月19日(火) ブログ

夕べや今朝の天気予報を聞いていると

(今日は残念ながらあまり来ていただけないだろうなあ・・)

と思っていたのにかかわらず 雨の中、加西市からとか いろいろと来ていただき 嬉しかったです。

でも、若いカップルとかお母さまと子どもさん、とかはきっと[奥様手帳]を見て絵本を観に来て下さったのかなあ、とちょっと申し訳なかったです。

ぜひ又、絵本だけの静かな時にいらしてくださいね。

今回もいろいろな方達のおかげさまで[リネン&レース展]、無事に終了いたしました。

その間、数々の過分なお言葉、お買いもの、差し入れ等、本当にありがとうございました。

未来に対する不安やコロナ禍の不安、気候変動の辛さとかありますが  少しでも心が休まり、楽しみの持てる場所になれますように 頑張ります。

さて4時になり、いつもの「おたすけ隊?」の慣れた手でスルスルと作品が外されて行きました。

搬出は無事終わりましたが 後かたずけはまだこれからです。

そこはそれ、もう若くない私達、昔とは違うスピードでぼちぼちとやっていきますね。

先日久しぶりに来てくださった明石のTさんからきれいな写真が届きました。

息子さんの結婚式のためのリングピロー、買って下さったレースを組み合わせて・・。

奥様手帳

2022年7月18日(月) ブログ

「海の日」❕ちょっと似合わないどんより蒸し暑い休日でしたが・・。

今日も大勢の方に来ていただき、ありがとうございました。

春も夏も秋もイベント毎に、いえいえ普段でもときどき・・足を運んでくださる、もう何年ものお馴染みのお客様には何とお礼を言ったらいいか・・本当に感謝しかありません。

お互い 少しづつ歳をとっていくけれども交わす言葉や笑顔は何回重ねても嬉しくて・・。

(飽きてしまわれないか・・)

飽きてしまわれないように作品も商品もディスプレイもがんばらないと・・って思います。

一方、初めて来てくださるのも物凄く嬉しいものです。

今日来てくださったのは神戸からのお二人。

そのうちのお一人が去年の六甲アイランドでの[ハイジ展]を観てくださったのだそうな。

(いつか行きたい)と思って下さっていたところ、今日の神戸新聞に折り込まれていた「奥様手帳」にゆう風舎絵本図書館のことが載っていたので早速来て下さったようです。

そうなのです。

発行まではお知らせしない約束だったのですが 夏休みのこども達におススメスポットの紹介、【えほんがすき】というカテゴリーで 神戸市中央区にある「こども本の森」という所とゆう風舎との2か所として載せてもらっています。

神戸新聞を購読なさっている方、順々に入っていくと思いますのでご覧になってくださいね。

さて、いよいよ明日、千秋楽。

Mさんのリュックに使ってもらっているこのフリンジレース、よく売れています。

これは去年初めてお目見えしたのですが お花だけではなく蝶や鳥がついていたり、形もなんだかおもしろいです。

花はどこへいった

2022年7月17日(日) ブログ

いよいよ今年の[リネン&レース展]もあと2日を残すところとなりました。

[リネン&レース展]につれあいが白や黒の厚紙で作った「切り絵」を参加させたのは何年前だったでしょうか。

もちろん、切り取ったところが光を通し、レースみたいに見えてきれいだし、テーマを補足するために、です。

今年は「ノスタルジー」ということで ノスタルジックな曲「花はどこへいった(原題Where have all the flowers gone?)」を選んで制作しました。

あまりノスタルジックすぎてスタッフさん達も「知らない」曲みたいですが 実は「世界で一番有名な反戦歌」とも言われる曲なんです。

私も森山良子さんがよく歌っていたのを覚えていますが 正直、5番目の歌詞まで知りませんでした。

単純な歌なのに 歌詞はロシアの大河小説「静かなるドン」にヒントを得ているらしいです。

「静かなるドン」・・私が読み終えたばかりの人気小説「同志少女よ、敵を撃て」にもチラッと出てきました。

戦争に翻弄された、ドン地方に生きるコサック達の話。

そして この歌の歌詞は3番までのを 又違うフォークシンガーが4番、5番を引き継いで作ったそうです。

全てを通して繰り返される

「Oh,when will they ever learn?(ああ、いつになったらわかるんだろう?)」

繰り返される戦争での兵士、そして奥さんや恋人である若い娘の悲惨をのどかなメロディーに乗せて歌っていたのですね。

実際ヨーロッパの野原は戦場だったところが多くあり、ひなげしが咲いていたりするそうです。

繰り返してしまう愚かな行為・・戦後77年経って、なんだか他人事では無くなって来た、と感じるのは私だけではないと思います。

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