夏服

2022年7月3日(日) ブログ

写真の、凝ったブラウスやスカートはプロのDabidiさん作ですが 分厚い布地で裏地もつけないといけない冬服と違って 夏服は少しミシンに慣れると比較的簡単に作れてとても嬉しいものです。

今日は「お客様」としてお友達と颯爽と現れたスタッフTさんも何やら新作のワンピ姿。

5月に京都のノムラテーラーで買った生地らしいですよ。

ゆう風舎のブラウングレーのリトアニアリネンで作られたMさんのワンピースも着やすそう。

お店にかけてある、グリーンのブラウスを布違いでご自分で縫おうとDabidiさんから型紙を購入された方や 型は自分で起こそうとリネンだけ購入いただいてよく見て帰られた若い方も・・・。

そして夕方、閉館時間近くに来て下さった若いご家族。

4歳くらいのお兄ちゃん、2歳の可愛い女の子、お揃いの生地のお洋服。

お尋ねすると お見事、ママの手作りでした。

縫物も次世代に繋いでいってほしい文化の一つ、若い方がなさるととっても嬉しくなります。

手作りの夏服はなんといっても涼しいのです。

花いろいろ

2022年7月2日(土) ブログ

ウー、まだ暑さのピークは過ぎないみたい!

来週は少しましになるか?って期待していたら 台風が?!

でもめげないでがんばろう・・

今日もこの暑さにめげないで観に来て下さって本当にありがとうございます。

明日はまた、静岡から車を飛ばして来て下さるそうな・・・。

ホント、何とお礼を言ったらいいか・・・。

期待に背かない仕事をするしかありません(*_*;

 

さて、絵本図書館、いつもの左回り、書棚の方を見ていただくとそこからはしばらく「花、はな、花・・」の作品コーナーです。

やっぱり思い出には「花」がつきものなのですね。

大胆なもの、繊細なもの、布と糸で作るといろいろ特徴が出て面白いです。

 

外と中

2022年7月1日(金) ブログ

今日は近頃の酷暑の中でもピークだとか・・・。

本当に季節外れの猛暑の日々が続いています。

でも、先日 大阪から来てくださった生地屋さんは

「ここは涼しいです」と一言。

30分ばかり離れた所から出勤してくれるスタッフさんでさえ、

「ここは2度ほど違います」

と言ってくれます。

山と田、土に囲まれていますからね、冬は寒い代わりに夏は多少、涼しいのですよ。

それでもカーっと照り付ける日差しのもと、[リネン&レース展]に来てくださってありがとうございました。

外は暑さ厳しくても、ゆう風舎の中はエアコン以上に涼しい演出をしておりますよ。

今日来て下さったお客様もレースで何か作ろう、とかカフェカーテンにしよう、とか沢山お買物もして下さいました。

さて絵本図書館へ入っていただいて お履き物をぬいでいただくと、妖精さんの作品が二つお出迎え。

どの作品も すみずみまで観ていただくとありがたいです。

始めは気付かなくっても いろいろなものが見えてきたり・・。

そして 切り絵やその他のところにちょくちょく出てくるひなげしの花の意味を知っていただければ…って思います。

いよいよ明日から

2022年6月30日(木) ブログ

作品も出揃って いよいよ明日から[リネン&レース展]始まります。

それぞれの「ノスタルジー」、懐かしい情景の中には やっぱりご自分の小さい頃、弟さんや妹さんとの思い出が多いかな?

お嬢さんのいつかの晴れの日のための心を込めたウェルカムボード、ご自身の式のためにお母さんが用意してくれた大切なブーケの1部をあしらってあったり・・・

小さい時に夢見ていたこと・・なんていうのもあったなあ。

会場に架かる切り絵の「ノスタルジア」はなかなか辛い、普遍の人間の営みのくりかえし、みたいなものが表されていたり・・・。

さて、ドアを開けたところはこんな感じ。

古~いキルトも引っ張り出してきました。

記念すべき[リネン&レース展]第1回目のキルトです。

たしか【COTTON  TIME】にも大きく載せていただいた時はきれいな白いレースの作品でしたが すっかりセピア調のレースになってしまいました。

「歌」も今回のサブテーマになっていますから音符♬の切り絵とレースに合わせてマイケルもそっと隠れていますよ。

独特のセンス

2022年6月28日(火) ブログ

去年の[リネン&レース展]、「時を超えて」のテーマのもと、Cさんが出して下さったのは繊細な刺繡で埋めた木のそばに愛犬と寄り添う老夫婦のシルエット、と言う 他の作品とはちょっと違った「シンプルかつ印象的」な作品でしたが 今年のはその「進化系」というような作品です。

少しグリーンがかったベージュのリネンにほんの少しの単色のアップリケと 刺繡糸1本どりの繊細な刺繡のみで作られたカーテンです。

(下に手持ちのレースをあしらわれました。)

言葉もなくただ静かにずーっと見ていたい「ノスタルジー」な世界。

独特のセンスをお持ちになるCさんは確かに1番年嵩であられます。

でも、この醸し出される感性は 年齢と言うよりも「生き方」なんだなあ、と・・・。

銀朱の月

2022年6月27日(月) ブログ

(早めに並べておいてよかった)

と思った今朝。

暑い中、はるばる京都から買いに来て下さった方が・・・。

レースを中心にたくさん、いろんな種類の材料を買って下さいました。

長くパッチワーク教室をなさっておられるとか。

材料屋さん、廃業なさるとこが多いとか。

ウウ、ここのところパッチワーク業界では寂しい話題多いけれど ウウがんばらなくっちゃ(*_*;

若い方がきっと運転手、お二人でお茶とケーキをしていただいてヨカッタです。

さあ、今日の写真はIさんの出窓用カフェ・カーテン。

大人っぽくて個性的な作品でお馴染みなIさん、毎年新しいレースをうまく取り入れてくださいます。

紺色のあみあみしたトーションレース?を買って帰られ、ある日突然閃いたのは以前からお気に入りだった「波もよう」みたいな青いプリント生地。

お得意の、オーガンジーを裂いて作る波とうまく合わせて何か不思議な雰囲気漂う「夜の海」のカフェ・カーテン。

昔、阪急デパートで買ったという田口氏プロデュースのスパンコールで光る三日月を添えて・・・。

これはまさにAimerさんの【残響散歌】

「♪銀朱の月を添えて♪」

を感じるもので 私が

「キメツ!キメツ!」

とはしゃぐと苦笑いされていました(;^ω^)

並べました

2022年6月25日(土) ブログ

いよいよ来週の金曜日から[リネン&レース展]ということで 一足先にショップにレースを並べています。

これはリボン状のもの、それ以上に幅広なトリミングレース達です。

軽やかで柔和なチュールのもの、しっかり編まれたもの、いろんな物を揃えました。

何につけるか?どう使うか?あれこれ考えながらご覧くださいね。

 

さて今日6月25日はマイケルの命日。

もう13年経ちます。

そんな朝のニュースで私も10年くらい前に観に行ったことのある「マイケル・パフォーマー」であるMasakiさんという方の訃報を知りました。

溺れた生徒を助けに行ったとのこと・・・

(もう少し手足が長ければマイケルに見えるじゃん!)

と思うくらいキレのある見事なダンスでした。

39歳・・50歳のマイケルに会えたかな?

ヨーヨーキルト

2022年6月24日(金) ブログ

以前にもヨーヨーキルトを作ったKoさん。

その時の作品はとってもカラフルでかなり大きな作品でした。

今回は白が主流で前よりは小さめ。

介護士さんというお仕事とやんちゃ盛りのお孫さんをときどき預かるKoさんはかなりお忙しいのです( ;∀;)

でも手芸大好きなKoさんは孫クンの甚平さん作りの合間にチクチクと縫い続けられました。

一見、今年のテーマ[ノスタルジー]とは関係なさそうだけど、でも「ヨーヨーキルト」の名前の由来になった「ヨーヨー」って 私達世代にはとっても懐かしいものですよね。

子ども時代・・・。

そうそう昨日の沖縄慰霊祭の壇上で詩を披露した小学校2年生の女の子、めちゃ可愛く、素直な良い詩でしたね。

防衛費増額に賛成する人が増えているそうな・・・。

その後の事を想像する、その後の後のことを想像する、、ということには及ばないのかな?

小学生と言えば、この間のFacebookでも素敵な言葉が・・・。

「小学4年の息子が

『本当の無敵っていうのは

敵がいないほど強いんじゃなくて

誰とでも仲良くなって

敵なんかいなくなることだと思う』

と つぶやいた。」

妖精さん

2022年6月23日(木) ブログ

「妖精さん」好きのKさん。

それもほっそり女の子の妖精さんではなく帽子をかぶってまん丸い赤ちゃんみたいな妖精さん。

Kさんの作品にたびたび登場するのですが 今回は大きな樹に集まった夜の世界です。

先に大きな幹や枝、そして葉っぱを作っておられたのですが 白い妖精が登場するととっても不思議なそして可愛い雰囲気が醸し出されて・・・。

絵の具でぼかされた空にも葉っぱの1部にも 月明りに照らされて白っぽくしてあるのがさすがです。

子どもの頃に窓の外を眺めながらこんな空想をしておられたのかな。

いじわるした思い出

2022年6月21日(火) ブログ

Hさんは3人姉弟の1番お姉さんですが すぐ下の弟さんとは小さい時はいつでも一緒。

服はおそろいだし、散髪も揃ってお母さんが連れていかれたそう。

(幸せじゃん)と はたからは思うのですが子どもの頃はそうは思えなかったみたいで( ;∀;)

特にどこへ行くにもついて来られ、女の子のお友達と遊びに行こうとするもいつもぺったり(>_<)

「あるある」ですね。

そこでノスタルジックな絵キルトの中ではいじわるをして弟を泣かせちゃったお姉ちゃんの場面を作ることに・・

昭和の子ではリアルになりすぎるので舞台をヨーロッパ風の街角に変換しましたよ。

屋根やお姉ちゃんのワンピース、そしてレンガに使われたリバティ・プリントが良い仕事をしていてとってもきれいですよね。

それにしても この度その弟さんの初孫が誕生するそうな・・・。

お姉ちゃん、やっぱりベビーキルトを作って贈ってあげるそうですよ。

さすが・・(*^^*)

« 前ページへ次ページへ »