おふたり

2023年2月3日(金) ブログ

赤穂にお住まいのお二人が初めてゆう風舎を訪れて下さったのは何年前になるでしょうか…

もう本当にかなり前、始めの方からのお客様でした。

カットクロスを買ったり、キットを買ってくれたり…

手芸好きで仲良しのお二人が その時されていたお仕事を辞めたのをきっかけに 大きめの絵キルト等に挑戦されるようになりました。

とは言ってもお姉さん格のIさんは何でもパパパッと作ってしまわれ、編み物も刺繍も得意で、今はカタンコトン、手織りに挑戦中です。

その合間にはぬいぐるみも…

今年の干支のうさぎさんもちょっと小さめに、手持ちの布でサッと作ってしまわれましたよ。

おっとりした雰囲気のTさんはゆっくりながら、いつも人物がたくさん登場する絵キルトを丁寧に作り続けておられます。

Tさんの人柄が滲み出た温かい雰囲気の絵キルトをいつも楽しみにしています

今回はこの大きな樹から…

この樹の枝のメドが立ったらたぶんどんどん進みますよ。

絵キルトはやっぱりだんだん形になってくると作る楽しさが増すのですが。

ガンバレガンバレ…2月になってしまいました…

有野台の人々

2023年2月2日(木) ブログ

独身だった兄が亡くなったもので、住んでいた家の片付け(ほんの手始め)に昨日も行ってきました。

大雪だった先週とは違い、穏やかな冬日。

悲しい作業のはずが、いろんな人との出会いによってけっこう楽しく過ごせている私は やっぱり幸せ者です。

兄の住んでいたのは北区有野台の古い団地。

東ビルの1階は店舗、2階、3階が各メゾネット形式(2階に渡って部屋が…)になっていて全部で20軒、住まわれています。

そして住民の中で管理組合が結成され、毎年理事長その他の役員さんが務められます。

1月から代わられると言う事で新しい理事長さんに一言ご挨拶を、って思っていたら だいたい私達が着く、という時刻を見計らって、先月お世話になった旧の理事長さんまでそのおうちに見えられ…

玄関先でご挨拶を、と思っていたのですが、「引き継ぎもあるから」どうぞどうぞ、と人の好さそうな奥様が居間へ招き入れて、熱いお茶まで…

皆さん、80歳前後の方、とっても親切なのです。

兄はこの辺りを気に入り、全然京都へ帰る気が無かったのですが、なるほど近辺の方も良い方だったんだなぁ、と嬉しくなりました。

そして…

東ビルと通路を挟んで西ビルの1階部分にCO-OPがあり、その隣に小さな小さな、正直失礼ながら仮店舗みたいな「カフェ オリーブ」があります。

兄もよくいただきに行っていたお店に違いありません。

去年、病気でつれあいを亡くされた奥さんが一人できりもり…

そこの「モーニング」である「おにぎりセット」がなんだか嬉しい…

温かいお味噌汁がついてコーヒーもついて…

悲しい場所なのにほんわり楽しい…

有野台へはまだ当分通います。

岬がだんだん…

2023年1月31日(火) ブログ

[赤毛のアン]が大好きなKさん。

また、全然違う方向からアプローチしておられます。

憧れのグリーンゲイブルズがあるアヴォンリー。

アヴォンリーのある岬。

広々とした田園地帯を鳥の目で俯瞰した景色を布と糸で表現しようと頑張っておられます。

まずはそれらしい布を選び それぞれの区画の形に裁って仮縫い。

全てが埋まったので 一枚一枚布の端の横糸?を少しずつ抜いて少しのふさにして…

草の生えた大地の感じを与えつつ、縫い付けていかれます。

ちっちゃな区画がたくさんありますからとっても根気のいる作業。

「でも、楽しいです」とKさん。

憧れの景色に近づけるため、工夫して、工夫して作っていく作業。

ホント、やっぱり楽しいんですよね。

雪と姉弟

2023年1月29日(日) ブログ

まだ少し雪の残る寒い日曜日。

やってきてくれたのはかわいい姉弟です。

5歳のHちゃんと3歳のIくん。

そして静かなママ、Yさん。

前からゆう風舎のケーキとジュースを楽しみに来てくれます。

二人ともケーキは一人前をすぐに完食。

その後、恒例の「ズズーッ❗️ズ、ズズーッ❗️」が始まります。

そんなに美味しがってくれるならジューサーに少し残っているのをあげようかな?と思いますが、いやいやお腹をこわしてもいけないし…

いつもその音を聞いては、可愛くって仕方がありません🤭😅

こんなに小さいのですもの、音のマナーなんて関係ありませんよね。

お隣、中国では音をたてて食べる方が「美味しい」という表現のマナーだって聞いたこともあります。

私のことを「センセ、センセ、」と呼んでくれ、

「美味しかった〜」

って声を揃えてくれます。

ホント、この子達の将来…

なんとか平和で暮らしやすい世界でありますように…

私達、大人の使命は大きいなぁ、と…

あと、2冊

2023年1月28日(土) ブログ

今、左上の汽車のところ、作っています。

これはちょっと細かい刺繍があったりして、大きなキルトをグルグル回して縫うのは大変なので、そのページの下だけ、極薄のキルト綿を敷いて個別に縫っています。

これが出来上がったら、ページとしては後一つ。

すぐ下側の白いところ。

ここには夏に伺う軽井沢にちょっとちなんだ情景にする予定😅

周りにもいろいろ入れるつもりなのでキルトの完成はやっぱり4月になるかなー。

続・花屋さん

2023年1月27日(金) ブログ

気温が低くってなかなか雪が溶けません。

明日も寒いのかなぁ💦

そんな今頃、ですが こんな作品を見るとウキウキしますね。

先日もご紹介したTさんの花屋さん、だいぶん完成形です。

売り子の女性もせっかく作られたのに忘れてきたのだそうですよ。

それにしても色とりどり、華やかな小さな花達。

「♪バケツの中、ほこらしげに〜♪」立っているのあり、ミニ・ブーケになっているのあり、アレンジメントのカゴになっているものあり、ドライにして吊るされているものあり…

作るの、楽しかったそうですよ。

見るのもとっても楽しい!ミニチュアの魅力です。

いろいろのおかげ…

2023年1月26日(木) ブログ

いきなりの豪雪、皆様の所はいかがでしたでしょうか?

いつも(瀬戸内地方は穏やかでありがたい)説を言っていますが、本当に数十年に一度、たくさんの雪が降ることがあります。

昨日はまさにそんな日。

最近精度を増した天気予報がずいぶん前から低気温と降雪を「25日がピーク」と流していたのでずっと心配していました。

定休日の水曜日で籠っていられれば問題ないのですが、昨日は兄の用事でどうしても神戸市北区へ行かないといけなかったのです。

車で行くのは諦め、新幹線と神戸電鉄を利用することにしましたが、問題は突然「雪国」と化したうちから相生駅まで。

それはどうしても車で行くしか…

アイスバーンとなった道路をチョロチョロ進むと、途中パトカーが停まっていて

「スタッドレスでなければ峠は無理なので若狭野回りで2号線に出てください」

と、親切に教えて下さったり、意外と時間通りにやって来た新幹線ひかり号の車体を見ながら胸を熱くしたり…

(あゝ、日本の最前線の市井の人たちはとっても誠実に仕事しておられるんだ。

こんな国を戦争になんて絶対もっていってはいけない!)

なんてことまで思ってしまいました💦

新神戸からは全く問題なく「岡場」駅に到着できました。

帰りも…

帰ってから観たニュース番組で 立ち往生してしまった長い長いトラックの列等、大変な目に会っておられる人達の事を考えると無事に用事を済ませて一日が過ぎた事に 本当に感謝の念がわきます。

そして靴箱の上の段から取り出して、前の晩のうちに洗っておいたこのスノトレ。

ツルツルに凍った歩道橋の階段でも転ぶことなく無事に登れたのはこのシューズのおかげです。

何十年前の?なんて言うのも怖しい😅💦

でもなんともなっていませんでした。

さすがミズノ!って思いましたよ。

いぬ&ねこの…

2023年1月24日(火) ブログ

こんな本が送られて来ました。

[いぬ&ねこ アニマル刺しゅう大全集](日本ヴォーグ社刊)

犬や猫が、そして手芸が大好きな人にはとっても楽しい本になっています。

いろんな刺繍作家さんの描く犬や猫の図案がいったい幾つある??ってくらい満載。

そして3分の1くらい後にいろんな動物の刺繍も出てきます。

と、私のページも参加させてもらっていて…

数年前に刊行された[カンタン!ワンポイント刺しゅう500](朝日新聞社刊)に載せてもらったものの再掲です。

どちらも「applemints」というところの本です。

「人気があったので…」

なんて言われると舞い上がります。

表紙、プロの方のとっても丁寧でしっかりした刺繍の中にいいかげんな刺繍のキリンさんを入れてもらって…うれし、はずかし…

見慣れたページ

2023年1月23日(月) ブログ

開いていて、カラー版にするページ。

当初の予定では新しく自分でいろいろ考えよう、と意気込んでいたのですが、今頃は雑巾のように頭を搾ってもなかなか浮かびません。

この時期、ちょっと「じむ、じむ」した仕事が多くって…

でも、作っている間はやっぱり楽しくて😅

とにかく進めよう、と一つ決めたのは自分の本の1ページ。

どこかで見たような絵柄です💦

本物よりも少し小さい設定ですからかなり縫いにくく…時間がかかりました。

駒子さんのうさぎ

2023年1月21日(土) ブログ

寒い時期のこんな山あいの絵本図書館はちょっと辛く…

天気予報の、「より悪い方にシフトした」言葉にヒヤヒヤ、やっぱりお客様は少なくなります。

でも、今日も相生の牡蠣を求めてはるばる西脇市からいらっしゃった方や、いつもの読書好きの可愛い姉弟とかも観に来て下さいましたよ。

クリスマスの時みたいにいーっぱい、ではありませんが、レアな絵本が並んでいます。

テーマは「2023年はどんな年?」

今年、予定されている事柄に関した絵本や今年生誕100年を迎える作家さんの本や…

そしてもちろん、今年の干支、うさぎさんの本もいっぱい。

去年、県立美術館へ個展を観に行った、皆んなの大好きな酒井駒子さんのうさぎさんも…

ロンドン生まれのビアンコさんの原作なので、外国の作家も絵本を出しておられる[ビロードのうさぎ]も 私は駒子さんのが一番好きです。

キャンバスをまず黒い絵の具で塗り、その上に色を入れていく独特の絵は なんて言うか、重量感と哀愁と、駒子さんの描く可愛い子どもとの融合がなんとも言えません。

でも もう一つのうさぎさんの絵本[ぼく おかあさんのこと…]は駒子さんの中ではとっても明るいタッチの絵です。

ふくれっつらのうさぎがとにかく可愛い❤️

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