パッチワークキルト・手芸キットのゆう風舎 Net Shop

小林かなえさんのパリのお菓子の本を見てたら、そんなケーキのアップリケキルトを作りたくなり、そのケーキにグロゼイユに見立てたビーズをつけたら、今度は本当のグロゼイユを使ったケーキを作りたくなりました。
インターネットで探すとちゃんと手に入りました。
もちろん冷凍ですが…。
グロゼイユとはフランス語で赤すぐりのことなのですね。
グロゼイユばかりより いろんなベリーが入ったミックスの方が、より綺麗で、より美味しそうだったので ちょっとばかり高価でしたがそれを求めました。
ちょうど［リネン＆レース展］の時には
（ 何か新しいケーキにしよう ）
と思っていたので 何か白くて爽やかな味のものに合わせたいと思いました。
ではでは、クリームチーズをベースに卵黄、卵白、ヨーグルト、生クリーム、ミルクも…。
そのムースの上にベリーミックスをちりばめ、苺と赤ワインのゼリーを流し込みました。
ところが一度目は、甘すぎたり、ゼラチンが少なすぎたり、ちょっと失敗
（それでもスタッフＯさんは美味しい、美味しいと感激して食べてくれてましたが＾ロ＾;）
２回目はまあまあ成功。
爽やかな味になったのでは？
相方の焼き菓子はバナナとココナッツのケーキです。

涼しげなブルーのリネンガーゼがやはりお客様にも人気で、カーテンにストールに、とよく売れていきます。
本当に、優しい、グレーがかったブルー。
透け透け感がなんとも夏向きです。
縫うのは アイロンもきくし、ミシンだと縫い易いです。
でも、このＭさんのワンピースのように洋服は難しかったと思います。
透明の可愛いブルーのボタンまでつけてあって…。
下にはどんなものをはおられるのでしょうね。
手編みのクロッシェレースのついたＫさんの間仕切りも、
「手編みのところは何か適当なレースを合わせて…」
とお客様がリネンを買っていかれて…。
ブルーがいよいよなくなってきました。
明日、問い合わせて、メーカーさんにあるかなあ？

レース展二日目。
いつも土曜日には 素敵な笑顔でお客様を迎えてくれていたスタッフＹさんの、入院中のお母様の容態が悪くなりました。
こちらは幸い、助っ人が現れ、仲間の協力で 無事１日が終了し、来られたお客様のレースファッションに驚いたり、忙しい合間をぬってお茶を楽しんだりしながらも、Ｙさんが気の毒でなりませんでした。
と、いうのも脳出血の後遺症からどんどん回復していた母が再び倒れ、帰らぬ人となるまで神戸の北にある病院へ通っていたのも、ちょうど今頃…。
あの年も長雨の梅雨、というより太陽が眩しい日が続いていて、道すがら鮮やかに咲いていたたちあおいの花が今も思い出されます。
そんな日々の中、拙本［ストーリー・キルト］の完成のためにライターさんのＮさんとの携帯電話でのやりとりや、合間にこちらへ帰ってきてはスタッフやキルト仲間との談笑、そんなことがとても支えになってくれました。
Ｙさんにもいっぱい話を聞いていただいたなあ。
今度はなんとか恩返しがしたい、と思っているのですが…。

これも入り口、［プラットホーム］にあります。
夏の旅行に、ちょっと肌寒い時にはおるカーディガンでしょうか。
編んだＮａさんは雑誌［ミセス］などでハイセンスな手芸に憧れ、気に入った布に出会えば購入して蓄めておくこと数年…。
万を持してパッチワークや編みものを始め出されましたから、毎回とっても楽しそう。
お孫さんのもの作りに追われながらも 御自身のオシャレも忘れません。
このモチーフ編みのカーディガンもシルクの糸が２０個もいりました＾ロ＾;
でも、驚くほど軽ーいのです。

前回のパッチワーク展から１ヶ月半くらいしかないので作品を作って下さる方も大変です。
それで明日の初日を控え、ギリギリに間に合わせてくれた方が 今日は朝から、午後から、作品を届けて下さいました。
その中で、入り口の
（旅立ちのプラットホーム？）
にふさわしい作品が２つ…。
Ｎさんのはドンピシャの旅行カバン。
ちょっとした旅行に軽い、布製のバッグが前々から欲しかったそうです。
ホント、私達くらい以上の年齢になるとバッグの重たいのは苦痛です。
座席の隣に置いて、ちょっともたれかかるにも、こんなリネンで作ってあれば肌触りが気持ちいいでしょうね。
もう一つはＮｏさんのミニタピスリー。
アップリケパーツだった［お店］などをリネン（今年出たシングルガーゼのブルーです）を土台にブルー＆ホワイト、小さいけどレースやリバティばかりを使って作ったものです。
布を変えるとこんなに雰囲気が変わるんだなー、と感心しました。
これはもちろん、車窓から見えるイギリスの風景のつもり…(;^_^A

今年も、素敵なレースやリネンの生地が出て、それを使って、それから大切に持っていたレースも合わせて、
（こんなの欲しかった）
とか（こんなの作りたかった）
というものを作る……
というのでは収まらないのが展示担当者である、うちのつれあいです。
絵本図書館の催しらしく、なんとかファンタジーと結びつけようと考えます。
例えば図書館のドアを開けたところ、［布と糸でつくる夢展］の時には子ども部屋風だった所が今回は駅のプラットホーム風？です。
［夏のおでかけ］を呼びかけてるのですが、彼の頭の中ではチラリと［ハリーポッター］…？？
（１００味ビーンズ）に見立てたゼリービーンズまで登場するかも？
図書館への上がり口にある本棚はすっかり衣裳だんすに変身！
Ｎｙａさんが
「お姫様ドレス作りたい」
と言っていたドレスも［ナルニア国ものがたり］の白い魔女ジェイディスの衣裳にされそう…
明日すごーい帽子も出来上がりそうです。

今日はほとんどの方が提出を終え、余裕綽々。
ところがお一人、シングルガーゼリネンの大きな間仕切りを作っておられる方の作品、やっぱりもう少しレースの花を切り取って縫い付けた方がグッド！ってことになりました。
そこで周りにいた人達が手伝う、手伝う、あっという間に出来上がりましたよ(^O^)

［リネン＆レース展］は金曜日からですが、明日が定休日で実質的には明日中にほぼ展示してしまいます。
なので、今日の店じまいから本格的な準備に入ります。
絵本図書館での会場準備は 先日らい、連れ合いが考えもって、考えもって準備を進めてくれていますから、私は今日はショップの方の模様替えです。
いろいろ作っていたもののやっと出番です。

続々と ［リネン＆レース展］の作品が集まってきています。
今日も（パーティーへのおでかけ）用のバッグがお二人から…。
なかなかそんなパーティーに出会えないのが残念ですが、でも時間のある時に一つ、丁寧に作っておくと、いざというときに より楽しい気分で出かけられますよね。
これはどちらも口金やチェーンの持ち手を使わないで、全部手作りされています。
ビーズを一つ一つつけるのは大変ですがやっぱりステキ。

リネン＆レース展　２００９

夏の日のおでかけ・・・お気に入りのリネンとレースをあしらって

ゆう風舎の庭先には、今年も淡いブルーのフラックスの花が咲き始めました。

この茎から作られるリネン（麻）は、とても丈夫で　水を吸いやすく　乾きやすく、これからの季節にぴったりの生地。

そんなリネンと様々なレースを組合せばせば、優雅で、さわやかな、すてきな夏を表現できるでしょう。

　今回の展示は、｢夏のお・で・か・け｣をテーマに　タピスリーを始め、バッグ、ウｴアなどゆう風舎の

手づくり仲間による約６０点。

これらの素材の醸し出すハーモニーは、さらに、並べられた絵本の世界へと誘うことでしょう。

ひとときそれぞれのファンタジーの世界へ　お出かけ下さい。

６／２6（金）～７／２１（火）　　１０：００am～４：００pm 　　絵本図書館 　

入場の際には、ドリンク券をお買い求め下さい。（水曜日＆第２日曜日は休館いたします）

※ショップの方で、各作品に使われたリネンやレース、カットクロス、キットなど販売しております。

［ノルウェーの森］の主人公が愛読書の中でも特に［華麗なるギャツビー］が好きだ、とありました。
私も昔読みましたが、小説の内容よりも映画の方が より印象的です。
ギャツビーの愛する女性、ミア・フォロー扮するデイジーの衣裳がとっても素敵で。
ビーズ飾りがいっぱいついた小さな帽子にローウエストのタラッとしたワンピースとか、夜な夜なのパーティーでのドレス姿が忘れられません。
先日らい作っていたレースを使ったパッチワーク風のワンピース、なんとか出来上がりましたが、やっぱり着られそうにありません。
（フォーマル）というほどでもないし…。
デイジーのように向かいの家が豪邸で真夏の夜、プールサイドでパーティーでもないかな？
なんて、このワンピースを着られる、や、着られない、や言っている齢ではないのですが…。

たびたび、このブログにもご登場いただく神戸のＭさん。
お嫁さんが「行こう」と言って下さったらしく、思いがけなく、今日は御子息夫妻とお孫さんと、車で来て下さいました。
初めてお一人で来て下さった時は紺色のスーツだったし、今日は紺色のブラウス。
きっと紺色がお好きなのかな？
今日はイヤリングはしておられませんでしたが、Ｖネックの首元には小さなスカーフ、胸には大きめのブローチ、出されたウォレットはカルチェ、ととてもオシャレ。
とうに（アラウンド・エィティ）は過ぎておられるはずですが。
幾つになってもオシャレにしておられる方は素敵です。