先日、ブログに載せた赤い持ち手のボストンバックを見て、お電話を下さった方がおられました。
偶然、ご自分が思い描いておられたバッグと合ってたらしく…。
「もう少ししたらキットにしますのでお待ち下さいね」
とお話しして、やっとアップできました。
お待たせしました。
「手縫いででもできますか?」
と不安そうでしたが、勿論出来ます。
時間はかかりますが、根本的に手縫いは糸もしっかりしていて丁寧にできますよね。
そんな風に、ときどきブログを見てネットショップに無いアイテムの事を訊ねて下さるのも嬉しいことです。
寒い寒い今日。
来て下さったお客さまの中に、小さな可愛い女の赤ちゃんを抱いたお祖母さん(まだお若い)と若いママが。
一通りお店をご覧になった後、こんな風に聞いて下さいました。
「作る、お人形のってありますか?」
「お人形って、人間のお人形ですね?」
ひょっとしてブログのゆうちゃんを見て下さったのかな?と思いましたが、そうではないようです。
小さな娘さんがもう少し大きくなった時に遊べるお人形を手作りしようと思われたようです。
私は喜び勇んで2階にある、[私のお人形]のお人形や[きせかえゆうちゃん]や[お人形のふうちゃん]のふうちゃんやらを持って来てお見せしましたが、最終的には一番大きい[ゆうちゃん](ブログの)になさいました。
偶然です。
今ちょっとだけ、昔作ったゆうちゃんが再び…。
最近は一生懸命、小さめのお人形ばかり作っていたけれど、大きい方が良い場合もあるんですね(^-^)
写真は、市川里美さんの[愛されたお人形]
市川さんがフランスの知り合いの家庭に残る[愛されて、さんざん可愛がられて、今はもうほおっておかれている人形を、丹念にスケッチした画集です。
以前、この本の原画を初めて見た時、お人形に対する感覚がとても変わったのを覚えています。
(愛された…)過去形のお人形達が、とてもいとしく思えました。