先日、ネットショップで[ゆうちゃんの部屋]を買って下さった若いママから、
「作り方の説明がとってもわかり易く、パッチワーク全く未経験の私でも楽しく作れています。」
という、とっても嬉しいメールをいただきました。
何より嬉しいお言葉です。
肩こりとかぶっ飛びます!
その方、去年お産まれになった娘さんのお名前が〈ゆうちゃん〉だそうで…(^o^)
「毎晩子ども達を寝かせた後、夢中でキルトを作るこの一時間あまりが私にとって至福の時間です」
と、書いて下さっています。
すごいなあ。
きっと、どんな事にでも、一生懸命取り組まれる素敵な方なんだろな、って思います。
ところで、ゆう風舎の〈ゆうちゃん〉
[ゆうちゃんの部屋]のゆうちゃんも、ちょっと小ぶりの[新入生ゆうちゃん]も、ときどき〈聖歌隊〉になったり〈水兵さん〉に変身する20人の[ミニミニゆうちゃん]も、実は写真の人形が元です。
ゆう風舎を始めた頃、その頃手伝ってくれていたSさんが結婚。
やがて女の赤ちゃんが誕生して…。
何か(お祝いを)と思いました。
そこで、自分の持っていたあるお人形をモデルにして、それまで作っていたテディベアのノウハウを参考に、型紙をあれこれ描き、縫って綿を入れてみて、
(う〜ん、イマイチ…)
試行錯誤の上、できたのがこの人形です。
もちろん、記念すべき一作目はSさんにプレゼントしましたからこれは2体目です(色白の子)
当時は布の種類も少なく、フツーのシーティングの生成りで作り、並太毛糸で髪の毛を作りました。
ところがこのゆうちゃん、色白すぎて、赤い服は似合うのですが、夏に着せたい白いワンピースがあまり似合いません。
そこで、薄茶のシーティングで〈日焼けゆうちゃん〉を作ったのです。
髪の毛も少しまだらな感じにしました。
その後、お店用に、出産祝いにと、たくさんのゆうちゃんを作りました。
白いレースのついたパンティとを作れる[はだかのゆうちゃん]というキットめ販売。
春の服や夏の服や秋冬物も。
実はこのゆうちゃん達、かなり大きいのです。
身長、約35センチくらいあります。
ちょうど子供が抱っこするのに抱きがいがあるくらいなのですが、お店の商品が増えてくるにつけ、居場所がなくなってきました。
それと、同じく女の子が誕生したHさんのアドバイス。
「先生。髪の毛が毛糸じゃなくてコットンの糸だったら、小さな子でも遊びやすいと思うんですけど…」
(なーるほど!)
それで、太めのコットン糸を探し、全体の身体も小ぶりにして、[新入生ゆうちゃん]達が誕生したのです。
そんな訳で、懐かしくなってつい紹介しました。
でも、明日はもっと懐かしい…。
このゆうちゃん達のモデルになった〈よよちゃん〉の話をしますね(^_-)