三日間だけ

2012年7月19日(木) ブログ
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長い期間のレース展。
スタッフが度々お伝えしているように、ほんの少しディスプレイが変わったり、作品が増えたりしています。

いよいよ、あさって土曜日で今年の幕を下ろしますが、駆け込みで今日、仕上がったワンピース。

本に掲載されていたレースをいっぱい止めつけたリネンのショルダーバッグを作りたかったMさん。
今年入荷した、薔薇の白い刺繍入りリネンは端がスカラップになっていて、残りでサンドレスみたいなのが作れるね、と購入して下さいました。

なんとかバッグは間に合ったのですが、服の方はなかなか手がつけられません。
このリネンに向くデザインがなかなか手持ちの本には見つけにくかったようで。

刺繍もけっこう豪華、スカラップも素敵、しっかりしたリネンはあまりハサミも入れたくありません。

「型紙なんかなくっても、前と後ろにテキトーにタックを入れたら?」
と、提案すると、なかなか感じのいいキャミドレスになりました。

歯科衛生士のお仕事も持って、とっても忙しいMさん。
たった3日だけど、新柄リネンを際立たせた素敵な作品をありがとう。

ちひろさんのドキュメンタリー

2012年7月18日(水) ブログ
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(こどもや赤ちゃんを描かせたら世界一)
と、いわさきちひろさんの事を昔から思っています。

どちらかというと外国の絵本の色彩やユーモラスな(ぬけ感)(洒落っけ)に惹かれる私、特に人物や動物の大胆なデフォルメに感服しまくりの私ですが…。

ちひろさんの絵は違います。
天才的なデッサン、日本的な湿り気のある色彩、可愛さを強調するデフォルメ、etc.
そんなことももちろんですが、やはり一番人の心を打つのは、絵から匂い立つ(子どもへの愛情)でしょう。

そんなちひろさんのドキュメンタリー映画「いわさきちひろ〜27歳の旅立ち〜」のことが、今朝の朝日新聞に載っていました。

監督された海南友子さんは以前は
「かわいい絵の人」
という印象だったそうです。
でも、このドキュメンタリーを作るに当たり、生前のちひろさんを知る人にインタビューしたり、彼女の人生を掘り起こしていった結果、
「働く女性として、芸術家として、人間として強い…子どもが幸せになる社会をつくるんだ、という信念をまげなかった」人、として認識します。

勿論、昔から尊敬していた私は画集も持ち、数冊の本も読みましたが、
(どこで上映するのかな?あ!神戸シネリーヴルでも!)
と、観に行きたく思いましたが、なんと、調べてみると、神戸ではこの日曜日までのようで…。
あきらめないといけません

でも、ひょっとして、(かわいい絵を描く人)とだけ思っておられた人はぜひ観に行ってほしいと思います。

絵にしても、曲にしても、何度触れても(胸がいっぱいになる)というようなものは、決して楽なだけの人生や、偶然の産物なんかじゃない、ということ…当然ですよね。

ところで、優しい黄色で満たされたこの絵。
いらないものを全て取り除いた究極の表現。
私のカメラでも、ちゃんと、お母さんの後ろ姿の輪郭、お母さんの肩をつかむ子どもの指が写っているでしょうか?

またまたアレンジ!

2012年7月17日(火) ブログ

昨日、来店して下さったFさん。
仕事や家事に追われる身に、余計な心配事が重なり…最近元気がなかったのです。

そんなFさんを元気づけようと、娘さん夫婦が連れてきて下さったのです。

「先生のキットに、勝手に風景とかつけたんです」
「きゃあ!また写メールして下さい!」
というわけで、この画像もFさんに代わって、カッコいい若者のお婿さんが送ってくれたもの。

可愛いお孫さんといい、いろんな事、あってもFさんは幸せです。
作品にも出ていますよね。

可愛いお孫さん、といえば、今日はほんの少しだけ、Kさんの孫、OちゃんとHちゃんにマイケルの[ムーンウォーカー]のDVDを見せましたよ。
クレイアニメのところでしたが、二人とも、ちゃんと楽しんでいましたよ。
もちろん、マイケルはそれを願って作ったんですからね。
5才といえば本当に大事な時です。
Oちゃんとはふつーに話ができるようになってきましたよ。

またまたアレンジ!

2012年7月16日(月) ブログ
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(どなたかの暮らしに少しばかり、本当に生かされている…)
この仕事をしていて、心から嬉しく思える瞬間です。

私も実は大好きな[Yu’sバス・バッグ]
小さな女の子のためのピンクバージョンを作って下さっている方がおられますよ。

若いのに、布が大好き、手芸大好きなNさん。
結婚され、可愛い男の赤ちゃんが産まれ…。
お母様と一緒に来て下さる長年のお客様です。

「もう、うちの子は大きくなってしまって、…」
と、バス・バッグは従姉妹の娘さんやお友達の息子さんのためだそうです。

あとはタイヤをつけたら出来上がり、という2つのバス・バッグを見せていただき、なんとも幸せな気分。

夕方来て下さったFさんの家族といい、大人が愛や思いやりをいっぱい表現しておられる中で育つ小さな子供達は やはり愛情豊かな優しい人に育つことでしょう。

ただ残念なことに世間ではそんな家庭ばかりではありません。

[学校]という、子供達には初めての[社会]で体験する(違い)

いろんな話を折に触れて、大人から子供へとしてあげる、まずは必要なことだと思います。

ガーデナー小学校

2012年7月15日(日) ブログ
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このカーテンは、休日出勤してくれたMさんが、
「遅ればせながら…」
と、持ってきてくれたもの。
シンプルな白い透け感のある布が可憐なレースで変身していて素敵です。

なんて、ゆう風舎では平和に[リネン&レース展]を開催していますが、ニュースでは国内でも辛い事ばかり。

大雨の被害は酷すぎますし、そして…(いじめ)

朝日新聞の第一面にも[いじめている君へ]というエッセイの連載が始まっています。
昨日はボクシングの元世界王者、内藤大助さんが自身のいじめられた体験を率直に書いておられたし、今朝は作家で僧侶の玄侑宗久さんと言う方が
「他人に容易に同調するのはやめよう。誇りを持ち、君の意思で君らしい作品(人生)を作り上げていけ。」
と書いておられました。

新聞もいわゆるマスコミの一部ですが、そのマスコミが堂々と1人の人間を(いじめ)る事もあります。

マイケル・ジャクソンの受けた体験も まさしくその一つでしょう。
有罪か無罪かまだ判らない時にどんどん煽りたて、人々に(有罪、変人)というイメージをはりつけ、無罪判決が出た後も 自分達の非を認めるどころか、「スーパースターだから陪審員は惑わされた」と、喧伝していたのですから。

夕べ、見たYou−Tube。

ジャクソン5としてデビューするためにロサンゼルスに出てきて、少しの間だけ通っていたガーデナー小学校。
スーパースターとなったマイケルを記念して講堂を[マイケルジャクソン・オーディトリアム]と名付けて入り口の上面に金属製のプレートをはめ込んだ、その除幕式。
全校生徒の出席の元に行われた式典にマイケルが呼ばれていました。

それが可笑しくて…。
(まだか、まだか…)
と心待ちにする私達(きっと子供達も保護者達も)をよそめに、校長先生、来賓、元担任の先生、それからそれから…延々と続くスピーチは、
(どこの国も同じだなあ)

そこらへんはスキップ機能を駆使して飛ばし、やっとマイケル登場(BAD期の超イケメンマイケル)
誰にも真似できない、優しい声と笑顔で短いお礼スピーチ。
そのあと、子供達の[We Are The World]の大合唱。

そしていよいよ除幕。

ところが1993年。
れいの児童虐待疑惑。
世間の風潮に逆らえず、なんとそのプレートは固い鉄のカバーで覆われてしまったのです。

そして没後の2010年。
世界中のファンのネットを通じての署名活動の結果、そのカバーは取り払われ、再び[MICHAEL JACKSON AUDITRIUM]の文字が太陽の下に輝いたのです。

でもどのファンも
「彼が生きている間に…」と思ったことでしょう。

You-Tubeはこちらです。長いので 真ん中はとばして、観てください(^^)http://www.youtube.com/watch?v=3YfOdQW0Dxc&feature=related

ドラゴン

2012年7月14日(土) ブログ
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土曜日だからでしょうか?
レースや布だけではなく、今日は、絵本を買って下さるお客様が多かったように思います。

そうなんです。
伏線を張るように、いろいろな(マジカルな)絵本がディスプレイされているんですよ。

エロール・ル・カインさんの絵本は特に今回〈キー〉になっています。
題材も絵も独特のマジカルな世界を感じさせるからです。

カインさんはグリム童話もたくさん手がけています。
[いばらひめ]はその代表作の一つ。
一ページ毎に素晴らしい絵が広がります。

ディズニーの[眠れる森の美女]で親しんだ物語ですが、ちょっと違うところもあります。

ディズニーでは3人の陽気なオバサン妖精と、とびっきり怖そうで美しい黒ずくめの魔女マリフィッセント(こんな名だっけ?)が出てきますが、この本には、
「この国には13人の仙女がおりましたが、たまたま王様の手もとには、ごちそうに使う金のさらが12枚しかなかったので、ひとりはおまねきをうけませんでした…」
と、なっています。

そりゃあ、仲間外れにされた13人目の仙女は怒りますよね。
その仙女がまたがっているのは ドラゴン!

(ははあ!)
やっと判りました。
先日来、連れ合いがちょこちょこ苦心して折り曲げたり組み立てたりしていた紙製のドラゴンはこれだったンダ!

ちなみにこれはもちろんキットとして売っているものです。
ドラゴンは黒だけど、レース展会場には白い蝶々やカマキリやいろんなものがいますよ。

黒猫さん

2012年7月12日(木) ブログ
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今日、絵本図書館にいると、レース展を観に来て下さっていたお客様が、
「これが出来たんですケド…」
と、袋からそっと取り出して広げて下さったのは[風に乗って]の作品。

よく見ると、気球に乗った3人目は可愛い黒猫さん。
とても上手く作ってあって、なるほど黒い顔にはパールビーズのコロンとした目。
「息子がここだけとんで出てる、と言うんです…」
と、不安気です。
でも、私は全然違和感がなかったのでそうお伝えしましたよ。

なんでも今度御結婚なさる息子さんと彼女のなれそめが 黒い猫ちゃんだそう。
この作品は当日、花嫁さんの控え室に飾られるんだそうです(^-^)
光栄です。
こんな風に二人の未来は希望に満ちて空高く上がっていきますように。

雨も曇りも

2012年7月11日(水) ブログ
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梅雨だし、イベント中に雨が続いても仕方ないし。

山田五十鈴さんが亡くなっても、遠藤太津朗さんが亡くなっても、仕方ないことだなあ、と思うけれども…。

(なんでそんなに弱いの?!!)
と、地団駄を踏む気持ち(>_<)(>_<) パンダの赤ちゃん! 日本中が今、元気無い時に、なんでー!! なんとか、でも、気分上げて頑張らないと〜。

お届け希望日

2012年7月10日(火) ブログ
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結婚なさったお相手のご実家が、たまたまジパンシーのプレタポルテを手掛ける家業。
若かりしMさんは子育てをしながら、しっかりきたえられました。

今はその経験を生かし、リフォーム専門店のオーナーをしながらときどきオーダーに応じて洋服作りもしておられます。

手前味噌ながら、去年NHK出演の時に着ていた白のスーツはMさんメイドです(^-^)

そんなMさんが楽しんで作ったドールズドレス。
メチャクチャちゃんと作ってあります。
細かい作業がとても好きなんだそうです。

小さな子どもでもその値打ちは一目で判るのですね。
「ほら!」
って、目の前に置いてあげた時のHちゃん(3才)のパーっと見開いた瞳の輝きは忘れられません。

「ちょうどいいのが無かったもので…」
と、百均のキッチンペーパーホルダーと紙粘土でボディを作った、と言うから又々驚きです。

さて、ここからちょっとネットショップからのご連絡です。

日頃はゆう風舎のネットショップをご利用いただきまして誠にありがとうございますm(__)m

ところで、[ご注文フォーム]の下の方に出てくる〈お届け希望日〉のことを、ひょっとしたらお気づきではないお客様もおられるかもしれません。

フォームの仕様で、何も入力されない場合は自動的に6日後の日付が記されます。

当方としましては、その入力された日付が、
(本当はもっと早く欲しいけれど)
仕方なく自動的にそうなった日なのか?本当に
(この日が都合が良いのでぜひこの日に届けてもらいたい)
と思っておられる日なのか判らず、在庫があってもその日まで待っていたりします。

なので、もし、ご都合が悪い日が無い(あればお問い合わせ欄にお書きください)場合は[お届け希望日]を空欄にしておいていただきましたら、在庫があったり、キットが出来次第、代引き以外はお振込み確認が出来ましたら発送させていただきますね。

よろしくお願いいたします。

あんず便り

2012年7月9日(月) ブログ
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「ご無沙汰しております。
昨年は気候が悪く あんずの出来が悪く 送ることができませんでしたが、今年は、まあまあの出来です。
少しではありますが、信州の味を楽しんで下さい。」

長野県にお住まいのKさんから、嬉しく且つ申し訳ない夏の贈り物が届きました。

美しい黄金色の姿と、甘酸っぱい香りに、すがすがしい信州の景色を思い出します。

Kさん、お元気そうでよかった、ご厚意に甘えて、いただきます!

早速、この季節、
(舌触りがいいかな?)
と、作っているブラマンジェのソースにするべくシロップ煮にしました。
すぐに柔らかく溶け、今度はもっとサッと炊いて形が残るようにしたいな。

それにしてももぎたては黄色の勝ったクリーム色。
皮をむくとピンクがかったオレンジ色。
そしてお砂糖を加えて煮ると見事な黄金色みたいなオレンジ色、いえ、あんず色ですよね!

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