このカーテンは、休日出勤してくれたMさんが、
「遅ればせながら…」
と、持ってきてくれたもの。
シンプルな白い透け感のある布が可憐なレースで変身していて素敵です。
なんて、ゆう風舎では平和に[リネン&レース展]を開催していますが、ニュースでは国内でも辛い事ばかり。
大雨の被害は酷すぎますし、そして…(いじめ)
朝日新聞の第一面にも[いじめている君へ]というエッセイの連載が始まっています。
昨日はボクシングの元世界王者、内藤大助さんが自身のいじめられた体験を率直に書いておられたし、今朝は作家で僧侶の玄侑宗久さんと言う方が
「他人に容易に同調するのはやめよう。誇りを持ち、君の意思で君らしい作品(人生)を作り上げていけ。」
と書いておられました。
新聞もいわゆるマスコミの一部ですが、そのマスコミが堂々と1人の人間を(いじめ)る事もあります。
マイケル・ジャクソンの受けた体験も まさしくその一つでしょう。
有罪か無罪かまだ判らない時にどんどん煽りたて、人々に(有罪、変人)というイメージをはりつけ、無罪判決が出た後も 自分達の非を認めるどころか、「スーパースターだから陪審員は惑わされた」と、喧伝していたのですから。
夕べ、見たYou−Tube。
ジャクソン5としてデビューするためにロサンゼルスに出てきて、少しの間だけ通っていたガーデナー小学校。
スーパースターとなったマイケルを記念して講堂を[マイケルジャクソン・オーディトリアム]と名付けて入り口の上面に金属製のプレートをはめ込んだ、その除幕式。
全校生徒の出席の元に行われた式典にマイケルが呼ばれていました。
それが可笑しくて…。
(まだか、まだか…)
と心待ちにする私達(きっと子供達も保護者達も)をよそめに、校長先生、来賓、元担任の先生、それからそれから…延々と続くスピーチは、
(どこの国も同じだなあ)
そこらへんはスキップ機能を駆使して飛ばし、やっとマイケル登場(BAD期の超イケメンマイケル)
誰にも真似できない、優しい声と笑顔で短いお礼スピーチ。
そのあと、子供達の[We Are The World]の大合唱。
そしていよいよ除幕。
ところが1993年。
れいの児童虐待疑惑。
世間の風潮に逆らえず、なんとそのプレートは固い鉄のカバーで覆われてしまったのです。
そして没後の2010年。
世界中のファンのネットを通じての署名活動の結果、そのカバーは取り払われ、再び[MICHAEL JACKSON AUDITRIUM]の文字が太陽の下に輝いたのです。
でもどのファンも
「彼が生きている間に…」と思ったことでしょう。
You-Tubeはこちらです。長いので 真ん中はとばして、観てください(^^)http://www.youtube.com/watch?v=3YfOdQW0Dxc&feature=related