季節柄でしょうか?
最近は
「初めてなんですが出来るでしょうか?」
と、産まれてくる我が子のためのベビーキルトや、保育園へ行く子にもたせるぬいぐるみ、又は結婚式を迎えるお友達のためのウェディングボードとか…
お問い合わせをいただきます。
「針を持たれたことがあれば出来ますよ。サポートはいくらでも…」
とお答えするのですが、ぜひ(最初の一歩)を踏み出してほしいなあ、という気持ちでいっぱいです。
ところが、コットンタイム編集部へ問い合わせがあった、
「いつもアップリケには厚紙を入れて作るんだけど、(私の作品の)水着のあの細い肩紐はどうやって??」
という質問には正直ビックリしました。
もちろん、(こうやらなければいけない)という決まりがあるわけではありません。
ただ私のアップリケの場合は厚紙の型紙をアイロンで…というふうにするのはとても無理で。
布の表側に型を写して、縫い代に切り込みを入れて、針の先を使って折り込んで…という方法が、慣れれば一番やり易いように思います。
それにしても小さすぎた我が今年の作品…。
人物に取り組み始めるとツラーイ!
キットではないですので気は楽ですが。
とにかくどんな布を使ってもいいのですから、必要に応じて大、中、小、極小、極極小…のリバティの箱をひっくり返して(合う布)を見つけています。
リバティ・タナ・ローンには無地もありますが輸入品も含めてもそんなに色数はありません。
そこで小さいパーツにはプリントの一部をなんとか当てはめます。
縫い代にはもう違う部分が入ってしまってもいい、という具合です。
ケーキの箱を下げて帰っていく男の子は全身リバティ100%です。
とにかくリバティは色の良さもさることながら、布の品質がピカ一なのです。
針通りがよく、しんなりしていて、どんなに小さな縫い代の重なりでも、針の先で折り曲げて
「そこにいてね」
と言うと、ちゃんと折り曲がったまま、そこにいてくれます。
他の布みたいにヒゲがピンピン…あまり出ないのですよ。
まだ下半身しか出来ていないお婆さんの細い足も、リバティならなんとかなるんです(^^;