[リネン&レース展]に向けて少しずつアイテムが届きます。
これはいろんなモチーフのオーナメント。
ハートやフルーツやお花は前からよく見かけますが、ベビーカーや不思議の国のアリスのウサギさん、って初めてです。
それにやたら(猫)ちゃんが多いですよね?
いつか見た[キルトジャパン]の表紙。
ズラリと並べて縫いつないでいくヨーヨーキルトの概念を破って、大小いろいろな、カラフルな、そしてヨーヨーキルトの円形だけではなく、花や葉っぱの形したモチーフをビーズを通したり、鎖に編んだりした糸で透け透けに繋いである…とっても楽しくラブリーな作品。
これがとっても好きで、
(あー、作ってみたいなー)
は、いつしか
(あー、誰か作らないかなー)
に変わって何年…
とうとう夢が叶いました(((o(*゚▽゚*)o)))
去年の春から取り組んでいたKさんのが佳境に入ってきました。
[キルトジャパン]のは黄色や赤やグリーン、ピンクとキャンディカラーでしたがKさんはこの季節にピッタリのブルー系。
細かな作業、編み物も得意なKさんが一つ一つ丁寧に作りためたヨーヨーキルトは刺繍やビーズでお化粧がしてあって可愛い!
夏糸で編んだお花のモチーフも。
欲しいな、欲しいな。
もちろん[リネン&レース展]が終わったらKさんのおうちに帰って行くけれど…
針を持たずに数日…
さあ、その間に出来ていない家事、家事!(私の場合、ほとんど整理~_~;)
でも、そんな日々は長く続きません。
(リネン&レース展に向けてこんなの作ろ)
と、思っていたことがまず一つ決まり、下書き完了、
(さあ、どのレースとどのレースを使おう(((o(*゚▽゚*)o)))
という1番ワクワクするところまで来ましたよ^_^
ここ数年、レース事情は良くありません。
布屋さんでも以前ほど新しいレース生地を作ったり、輸入したりすることが減りました。
なぜだろ?
でも私の中では昔、[セゾン・ド・ノンノ]のグラビアで見た美しいレースのあしらいや小物への憧れはぜんぜん色褪せることなく続いていて、5月、6月にグリーンの中に白い花が毎年咲くようにレースのものは愛しいのです。
絵キルトも、いろいろな物のパーツに
(このリネン?)(このレース?)
と、当てはめていくのが超、楽しいのです。
まずは使えそうな物を集めてきて、引き算していきます^_^
大丸でのワンデイ・レッスンも終わったし、課題作品にしていたキットをネットショップにアップしようと思っていたら、ワンデイ・レッスンに参加して下さっていたお客様から素敵な写メをいただきました。
(あと少し…)で帰られ、早速おうちで完成して下さったんですね!
「犬は絶対にコーンの最後は自分が貰えると思って飼い主を見上げていると思うと娘に言われてアレンジしてみました。
楽しい講習をありがとうございました。」
ナイス・アレンジ!*\(^o^)/*
[女の子と子犬]、ピンクとブルーは[アップリケパーツ]のところに、それをポケットにしたトートバッグ(それぞれ別売りですが)は[バッグ・カバン]のところに入っています。
検索順を(新着順)にして下さいね(^_-)
もう後一週間で、一年中でも1番好きな5月が終わってしまう…
[若葉の頃]のFirst of Mayではもうないけれどお天気が良くて気持ちのいい風が吹く日曜日。
朝の庭で真っ白なジャスミンの花が咲いているのを見つけました。
嬉しい!
と、いうのは数年前から植えて楽しみにしていたのですが、いつも冬の寒さで枯れてしまい…なかなかこんな花をつけることは無かったのです。
今日は港では[ペーロン祭り]なので山際のこちらにはお客さんあまり来ないかな?と思っていると、なんとはるばる東京からお客さんが(^o^)
去年のBunkamuraにも来て下さり、〈芳名録〉に優しい言葉を書いて下さったOさんとEさんです。
熱心に布やキットを探して下さり、お尋ねすると、やはり長くキルトをしておられるそう。
しかも習っておられるのはかの有名な鷲沢玲子さんの教室とか。
(きゃあ、そんな方に私の雑なキルトを見ていただくのは恥ずかしい)
と思いましたが、
「可愛いい、可愛いい」
と言いながら、[Yu’s Palette]の布を中心に沢山の買い物をして下さいました。
東京では案外、布屋さんが減っているらしいのです。
こんな小さな店なのに
「沢山ありますねー」
と、言ってくださったり、
「近くだったら毎週来たいです」
と、言ってくださったり。
もちろん、リップサービスあり、だとは思いますがとっても嬉しい^_^
300人くらい生徒さんがおられるという鷲沢さんとこの作品展は凄いんだろうな、とは思いますが、小さいとこだから(出来ること)があると信じて頑張ろうと思います。
今晩は京都のホテルに泊まり、明日は大原にお住まいの友人宅を訪れられるとのこと。
お昼過ぎに帰っていかれました。
良いお天気でヨカッた。
相生の印象、違ってきますよね(^_-)
来月、6月はマイケルが空へ帰った月。
毎年命日近くなると、カリフォルニア州にあるフォレストローンには世界中からのお花やプレゼントで飾られます。
日本でも幾つかのファン・コミュニティが主催して小さな四角のパーツを繋ぎ合わせたメッセージキルトを送るのです。
JJさんの主催する計画に、去年はIさんとコッソリ参加。
出来上がったものがアメリカの小さなニュース番組に取り上げられた動画を嬉しく見たのです。
「日本人のワークは繊細で素晴らしい…」と。
その後は幸いにも処分されることもなく、お母さんの家に引き取られた、とか。
そうなると、やっぱり今年も頑張らないと、ってことに当然なりました。
15cm×20cmの小さな四角、繋ぐ都合で横向きのみの設定です。
しかもキルトとは言っても、海外まで持って行くために軽量重視、綿も裏布も無しです。
去年出させてもらった[翼マイケル]が縁で、Bunkamuraでした作品展にJJさんに来ていただき、ブログで紹介してもらったことで他のマイケル・ファンにも来ていただき…
一応(プロ)と思っていただいた私は勝手にすっかりプレッシャーがかかってしまいました。
4日間ほど頑張り、なんとか仕上げましたが、Iさんと今回新戦力になってくれたKさんの仕上がった作品を受け取ってショック!
お二人の方が肩の力が抜けててとってもオシャレ(((o(*゚▽゚*)o)))
ショックといえども、なんとも嬉しいショックσ(^_^;)
脱帽です。
それにしても可笑しいのはお二人が口を揃えて
「(日にちもないし小さな画面で難しいけど)この間の作品展でHさんの作品を見て黒いフェルトで作ろう!と思いました」
って(^o^)
来年は私もピリッと洒落たもの、考えよっと。
ワンデイ・レッスンの日は少し早起きして出かけ、大丸開店15分前に開く[カフェラ]に行って、ゆさゆさ揺れる欅の豊かな葉と幹を眺めながらゆったりカプチーノをいただき、そして余裕で
「おはようございます。」
と7階へ上がって行くのが私の楽しみ。
今日も今日とてちゃんと早起きして支度をしていたのですが…
どーいう訳だか?お腹の調子が絶不調(>人<;)
トイレと仲良くしすぎ(ー ー;)すっかり時間が過ぎてしまい、泣く泣く朝カフェラは諦めてなんとかレッスンには迷惑をかけずに到着しました。
でも。
やっぱり行けてよかった。
参加して下さっている方はいつものことながら優しい!
やっぱり予想以上に細かい部分で手間取ってしまわれ、ハラハラしている私をよそに熱心に4時間半、針を動かして…
終わった時には
「楽しかったです」
と言って下さいます。
「ありがとうございます。」
と帰って行かれますが、こちらこそわざわざ時間をとって(大阪や宝塚、赤穂からも)来ていただき、ありがとうございます。
いつも来て下さる方の顔を見ると嬉しいし、
久しぶりのお顔を見るのも感激だし、
初めてして下さる方もめちゃ嬉しいし…
(今日はそんな話はすまい…)
と、決心していったのですが、意外なきっかけでこっそりこんな話も出来たり。
美しいシルバーの白髪の芦屋婦人。
(メガネも、やっぱ違うなー)
なんて思いながら、いろいろお話ししている時、つい、
「今度芦屋に講演会聞きに行くんです」
と言ったことからその方のご出身は広島県で、今こちらにおられる息子さんのお嫁さんは福島県の方だとか。
帰省される度に体験されるご実家や周辺のご苦労の一部を話して下さいました。
マスコミには報道されていない一人一人のこと。
今も進行真っ最中なんですよね。
そんな意外な出会いがあったり、とても貴重な一日でした。
いよいよ明日は半年ぶりの大丸ワンデイ・レッスンの日。
何回しても、イマイチ自信が持てない気分が…。
課題作品は 皆さんに気に入られるだろうか?
初めての方にも作り易いだろうか?
始めの挨拶はやっぱり短い方がいいだろうか?
レストラン混むの嫌だから早目のお昼休憩でもいいかな?^_^;
せっかくわざわざ遠くから会いに来て下さった方にちゃんと話ができるだろうか?
時間内にある程度満足していただけるくらいに出来上がるだろうか?
などなど…(-。-;
先日ちゃんとレッスン用キット準備して送ったのですが、どうも予想していたより課題作品の[女の子と子犬]〈ピンク〉と〈ブルー〉で希望数に偏りが…。
〈ピンク〉の方が多くて。
やっぱり女性はピンクが好きなんですね^_^
それで急遽3つ、レッスン用に作って明日持って行きます。
行くまでは不安だけど、でも皆さんの顔を見て始まってしまえば楽しいことばかり!のレッスン日です。
明日発売日なのに、一足早く届きました!
[Xscape]
昨日、バーチャルのマイケルを観てしまいました。
よく出来たホログラム。
とってもビックリするけど、きっと私のような(にわかファン)ではない(昔からファン)には受け入れにくいかもしれません。
本当に超スーパースターって大変ですね。
なので今日貼る動画はマイケルのではなく、静かな小出さんのインタビュー。
浮気、ではないんです^_^;
「あまりにも誤訳が多いから」と、マイケルの没後、一念発起してマイケルの曲を和訳したサイトを開いていた大西さんしかり、私たちはマイケルからバトンを渡されたのだ、と勝手に思って頑張っているんです。
少しでも暮らしよい世の中を作るために自分にできること?できること?って…。
なので、今は小出さんです^_^;
この動画は岩井俊二さんという監督さんが撮った[Friends after3.11]というドキュメンタリーの一部です。
監督と松田美由紀さんが大阪府熊取町の京都大学原子炉実験所に、小出さんを訪ねてのインタビュー。
松田美由紀さんて、松田優作の奥さんだった人で個性的な顔の人だなあ、とぐらいしか認識がなかったのですが、すっかり好きになってしまいました。
素直で真っ直ぐな心の持ち主であられるような気がします。
そして初対面の松田さんが言う言葉に
「うん。うん。」
と、真摯に耳を傾けて
「そうですね」
と、ちょっとウルっとしながら頷く小出さんに又々惚れ直し…
とにかく私は[学者]とか[専門家]とか名のつく方で、こういうタイプの方は見たことなかったもので…。
狭い研究室で頑張っておられます。
机の上には亡くなった同僚の写真とピカソのゲルニカ。
これは15分くらいですからぜひぜひ、ぜひ!