マチエール

2014年12月18日(木) ブログ
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わりに大きな作品なのにこの時期、まだこのくらいで大丈夫?

大丈夫だと思います^_^

仕事もカリスマ主婦も一手に引き受け、忙しいIさん。
なかなか作品に向き合う時間がなかったのですが、年が明けるとエンジン全開、春の作品展には個性的な大作をバッチリ仕上げて出品してくれるハンサムウーマンでもあります。

御実兄を亡くされてから祈りの気持ちを込めて作った今年の作品[敦煌]
それを作りながら
「来年は明るーい作品、作りたい」
と、笑っておられたIさんが選んだのは見渡す限り一面に咲くピンクのコスモス畑です。

ブルーのリネン地にまずは様々な色のオーガンジーを割いて縫い付けて…
「これからどんどん盛ります」
と言いながら、今日はアブリルの3本よってある糸をわざわざ一本ずつに分けてオーガンジーの上から縫い付けていかれます。

こういう風に具体的なモチーフを作って行く前に土台に変化や風合いや下塗りをしていくことを 絵を描いていた頃、私達は「マチエール作り」と呼んでいました。

「マチエール」というのはフランス語で「素材」とか「材料」とか言う意味もあります。

真っ白なキャンバスや和紙に直接モチーフやモデルを描いていくのではなく、絵の具やその他の物を駆使して(その感じ)をより出すためにする下地作りです。
仕上がりの奥行きや色彩の厚みが出て、一層深い味わいになるのですよね。

それにしても絵キルトでそれをするIさんは流石。

今回もIさんらしい、スケールの大きい作品になることでしょう。

オムレツを食べに

2014年12月14日(日) ブログ
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第二日曜日。

家にいれば冷たい風にもあたらず、お金も使わず、多少は整理も仕事も出来るけど…。

やっぱり、やっぱり出てきました。
相変わらず、神戸です^^;

寒風吹きすさぶ岡本を歩き回るのはちょっと辛いので元町辺りにしました。
ちょいと目的があるのです。

まずは大丸のカフェラでカプチーノ。

私は仕事がらみ?でときどきは訪れますが二人で、では久しぶりです。
回廊から覗くケヤキは見事な黄色に色づいて情緒たっぷり、出されたカップを見て思わずテンション上がります。
なんと、スノーマンのあれこれ(*^^*)
私のはスノーマンのニットキャップをかぶった子ども(≧∇≦)❗️

これだけでも出て来た甲斐があった気が(^o^)

[目的]というのは元町通りを神戸方向へ半分くらい行った所にある[グリル スターシップ]のオムレツです。

狭い間口で奥に細長くなった小さなお店ですが、ドアを入ると漆喰の低い天井や板張りの壁、テーブルも椅子もとてもレトロなこのお店。
知る人ぞ知る、ビーフシチューとオムレツが有名な神戸らしい昔からの洋食屋さんなのです。

店名の通り、店内はいろいろと船舶に関わるものが飾ってあります。

ここのチーズオムレツが美味しい!
ゴロゴロ、クリームチーズが入った、表面はちょっと焦げがあるくらい、中は半熟。
オーナーシェフも歳を重ねて来られましたがまだまだ元気で作っておられます。

(皆を連れて来たいな)
いつも思うのですが、それがどうしても無理。
水曜日がお休みなのです。

明日は?

2014年12月13日(土) ブログ
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今日は寒くとも、わりあい穏やかだったけど…。

明日は雪が降るのかなあ?

近くの赤穂では恒例の[義士祭]

そして選挙の日。

新聞、テレビで言うように行かない人多いのかなあ?

やっぱり自民党が圧勝するのかなあ?

そして、やっぱり経済最優先とか言って事故を忘れたように原発再稼働どんどんするのかなあ。

いろんな人がいろんな努力してきた三年間…。

でも、私は気がつくのが遅過ぎて努力足りてないし…。

福島と往復している人の言葉がしみます。
「関西に来ると、まるで同じ日本とは思えない…」

キット組み

2014年12月12日(金) ブログ
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こんな寒い時期にでも各地の皆様からキットのご注文をいただくのは本当にありがたいことです(*^^*)

少しでも早くお届けできるよう、日々スタッフさん、頑張ってくれています。

ちょうど大丸からの注文も重なり、それもクリスマス物なので遅くなってしまうと何にもならず…
と、いうことで今日は私もスタッフOさんと一緒にキット組み。

こうしてときどき自分で久しぶりにキットの箱を開けてみるのもとっても大事なことです。

「この切れ端はもう捨ててもいいな」バッサリ…と言うのは私でないとできない仕事。
やっぱりスタッフさんだと遠慮してできないみたいです。

そして、いつも何よりスタッフさんの苦労がよくわかります。
たぶん、ゆう風舎の60cmくらい以上の絵キルトのキットを組むのは日本一ややこしいのでは?^^;

使っている布数もさながら、布の部分にもこだわっているし、その上、リボン、ビーズ、コード、毛糸、ボタン…というふうに異素材を加えるのが大好き、と来て…。

ホント、スタッフさんにも、作ってくれるお客様にも日々、感謝です。

今日は大丸へ送るキットとご注文いただいた[つづきを読んでね]を組みながらつくづく思いましたよ。

懐かしい!羨ましい!

2014年12月9日(火) ブログ
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旦那様の実家が城崎郡香住町の方がおられて…。

両親がもう亡くなられたそのおうちを貸すことになり、最近足繁く通っておられましたがこの間の週末は日帰りで帰るつもりが思いがけない大雪で泊まることになり、大変な寒さだった話を聞いている時に…

東京のNさんからのメール
「今日は文化村で映画を観たあと、久しぶりに松涛ケーキを

ドアカーテン

2014年12月8日(月) ブログ
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昨日の続きが今日、今日の続きが明日…ってことにはなんら変わらないのに、自分達で決めた「区切り」はやっぱり大事で…。

新年を迎えるまで、師走って本当に気忙しいものですね。

同じように仕事をしていても、毎日どこか一つでも片付けなくっちゃ、綺麗にしなくっちゃ、と強迫観念みたいになっています^^;

今まで全く見過ごしていたのに、昨日寝る前の体操をしながらふと見ると、キッチンのドアの目隠しカーテンが酷い汚れ!
気がついてしまうと何とかするしか仕方ありません。
洗濯するだけではなく、いつもブルーだったカーテンを冬用の赤いカーテンに替えよう!と慌ただしい月曜日でしたがダーっとミシンをかけました。

大好きな本、下田直子さんの編み物の作品集[カントリー・ニッティング]に載っているステキなキッチン。(建築家の奥脇良一さんのアトリエですよね)
このページを見て以来、ドアカーテンはギンガムチェックって思ってきましたが、今回作ったのはちょっと亜流です^^;

12月なのでちょっと雪の結晶を飾ってクリスマス気分に…

つけ襟

2014年12月7日(日) ブログ
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今日もきょーれつな寒さでしたねー>_< いきなり年末年始の寒波みたい! こう寒くなると毎日タートルネックや手編みのセーターをこぼっと着ていないと…って感じですが…。 実は秋頃からずっと欲しかったものがあったのです。 それは…つけ襟。 attached coller. ところが売っているものにはビジューがつけてあるからか?¥6800くらいします~_~; (いくらなんでも襟だけに¥6000なんぼもは…) と、諦めていたら。 ある日、Mさんとお出かけすると 洋裁が得意でいつも素敵な手作りの洋服を着て来られるMさんの足もと…なんとソックスにちっちゃな白い襟がついています。 もちろん右にも左にも。 「かわい~!」 キリッと襟先の出た見事な小さな襟。 聞くと そういう部分をピシッと作るのがどっちかというと好きなんだそうです。 「じゃあ、私のも作って、作って」 もちろん私はソックス用じゃなくって本当の襟^_^ ときどき洋服のお仕立てやリフォームをお願いするMさんの腕を密かに応援させてもらっている私としてはMさんの仕事の新しい個性にもなればいいな、とさえ思うくらいです。 市販のものに比べれば申し訳ないような値段…。 持ってきて下さった当日に喜びいさんでビジューやビーズを縫い付けたのですが、これが思いのほか大変で…。 私はやっぱりアップリケや編み物に向いているみたいです~_~; 肩がすっかりこってしまいました>_<

ヒツジさん、デビュー

2014年12月6日(土) ブログ
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ふあふあボアで作ったぬいぐるみ[ボアの子ヒツジさん]、今日ネットショップにもお店にもデビューです。

とっても柔らかい感触ですよ。

それに又、大人の方が使って下さるべく[子ヒツジのポシェット]、買って下さいましたよ^_^
今度は若いお嬢さん。
肩ひもを少し長くして。
優しそうなその方の雰囲気に、きっとよくお似合いだと思いますよ。

来年の未年。
柔らかくふんわりした雰囲気の年だといいけど。

2014 今年の クリスマス絵本展

2014年12月5日(金) お知らせ

いくつになっても クリスマスのキラキラ、そして心温まる雰囲気がうれしい季節。

ましてや子ども達の目にはそんなものでいっぱいにしてほしい・・・そんな願いを込めて今年のゆう風舎絵本図書館にはたくさんのステキな絵本を並べましたよ。

そして今年はもう一つ・・スペシャルな企画展、1年を通して展示してきた「この月生まれの作家さんの作品展」、11月生まれと12月生まれの方のを併せて展示しています。

12月といえばウオルト・ディズニーも!楽しいクリスマスを演出してくれそうですね。

中央のスペースに 同じく12月生まれのシェパードさん描く[クマのプーさん]の絵本やしかけ絵本と共にディズニーの絵本も展示してありますよ。

中央のもう一方のテーブルには 毎年人気の高い、美しいクリスマスや雪をテーマにしたしかけ絵本が・・・。

たくさんの飾りがなくっても、これ一冊を広げておけば 部屋の中がロマンティックなクリスマス気分になりそうです。

周りにはクリスマスにぴったりの「誕生」をテーマにした絵本がズラリ。

目をひくのは楽しくてかんたんな「バースデー・ケーキ」の本や びっくり箱のようなプレゼントの箱を開けたところをうまく表現してある[もうすぐ、クリスマス!]という絵本!

こういうのを見ると おとなでもなんだか楽しく、テンション上がりますね(^^)

でもでも、本命は・・・いつものように棚に収まった古今東西、いろんな作家の描いたクリスマス絵本かもしれませんね。

集めているうちにたーくさんになりました。

アミューズメントパークでの派手な演出のクリスマスとは又違った、(ほっかり心をたがやすクリスマス)、ぜひいらして下さい。

プレゼントに最適な販売絵本も多数揃えていますよ。

クリスマスとたんじょう美の絵本展

12/25まで  11:00~16:00 (水、日は休館《第2日曜日以外はショップ、カフェは営業、絵本販売もOKです〉)

*入館には畏れ入りますがドリンク券をお買い求め下さい。

昔のキット

2014年12月4日(木) ブログ
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ゆう風舎の歴史をたどるように ずっとお客様でいて下さったTさん。

お子さん達の手も離れ、お仕事も引退されてようやく好きな手芸にさく時間が…

晴れてゆう風舎に通い始められました。

静かで控えめなTさん。
小さな声で
「今までに買ったキットを作ってもいいですか?」
「もちろん!」

第一作目はお兄ちゃんと妹が絵本を見ている小さな絵キルト[メモリー]
次は[ウールのブランケット](ずいぶん以前のバージョン^^;)
次は[春色ポットコゼー]

次々にきちんときれいに完成させていかれていよいよ満を持して持って来られたのはこのキット!
[暖炉の前で]です^_^

かれこれ20年くらい前に作った作品^^;

Tさんが持参されたキットの中身を見るとオリジナルのものが全て揃っており、その頃に買って下さったんだなあ、と解ります。

まだ子どもさんも小さく、絵キルトの経験もなく、どこから手をつけていいやら?
「怖いもの知らずで買ってしまって…」
と、何度も開けてみては又しまう、だったそうです。

でもお家の中もきっときちんと掃除なさっていたんでしょうね。
シミ一つなく綺麗な状態でキットは残されていましたよ。

いよいよ制作スタート。
背景から作りこんでしまっていた初期の絵キルト。
順番よく縫っていけば大丈夫。

まずは壁と梁。
とってもきれいに縫っていただいています^_^

これが完成すればそれこそなんでもOK、になられることと思います。
がんばれ、Tさん。

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