京都から

2016年7月31日(日) ブログ
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7月最後の日曜日。

今日も朝から照りつける太陽~_~;

そんな暑い中、学生時代の友人が、そのお友達2人を伴って電車で京都から来てくれました。

当時、うちの大学では美術科の中に書道があって、5人の女性が「お習字の先生」を目指して頑張っていました。

正直、卒業以来 書道科の方達とはあまり交流もなかったのですが、Nさんだけはときどき美術科の同窓会に参加してくれたり、ゆう風舎にも10何年か前に来てくれたり(*^^*)

そして、去年の秋、京都三条「みすやギャラリー」で開いたグループ展にも参加してくれて久しぶりに再会、その時私の作品に興味を持って下さったという幼馴染みの方を、今日お連れ下さったのです。

なんだかとっても喜んで下さいました。
ケーキも美味しい、美味しい、と(^^;;

でも、
「美味しかったので」
とコーヒーを三杯目、注文してくれた時はさすがに止めました(^^;;

「いつもそんなに何杯も飲むの!?」
「いいや。美味しかったから」
でもやっぱり調子に乗って、後胃腸にきたら大変~_~;
お互い、もう若くないのですから、ね。

きっと幼馴染み三人の久しぶりの小旅行が楽しかったのでしょうね(^^;;

見事なコラボ

2016年7月30日(土) ブログ
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福島県出身、詩人の長田弘さんのファンは身近にも多数いらっしゃいます。

特にゆう風舎では 絵本画家のいせひでこさんとコラボされた絵本が人気です。

この本はなんとオーストリアの有名な画家、グスタフ・クリムトとのコラボです。

クリムトと言えば官能的、頽廃的、そして装飾的な女性像で超有名ですが、この本では そうではないもう一つのクリムトの絵の魅力がとても静かに深く判ります。

本の名前は[花を持って、会いにゆく  人生は森のなかの一日]

そう、長田さんの二つの詩、[花を持って、会いにゆく]と[人生は森のなかの一日]の詩文がクリムトの描く、圧倒的な花畑や森の樹々の絵と共に静かに語りかけてくれる本なのです。

たとえば、
「春の日、あなたに会いにゆく。
  あなたは、なくなった人である。
  どこにもいない人である。

  どこにもいない人に会いにゆく。
  きれいな水と、きれいな花を、手に持って。」

「どこにもいない?
  違う、となくなった人は言う。
  どこにもいないのではない。

  どこにもゆかないのだ。
  いつも、ここにいる。
  歩くことは、しなくなった。」

「ことばって、何だと思う?
  けっしてことばにできない思いが、
  ここにあると指さすのが、ことばだ。」

「森には、何一つ、
  余分なものがない。
  何一つ、むだなものがない。

  人生も、おなじだ。
  何一つ、余分なものがない。
  むだなものがない。」

……きりがありません。

もうすぐ今年も8月。

私もきれいな花と水を持って、大切な人たちに会いに行こうと思います。

あ、そうそう、言い忘れ…

この本に出会ったのは、今、ゆう風舎絵本図書館が[ドイツ*オーストリア]の特集だからですよ。
クリムトの新しい魅力、発見。
日本の長田さんとぴったり合うなんて…

京都、大阪…

2016年7月29日(金) ブログ
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スタッフさん&連れ合いにお店番を任せ、青春18切符で京都と大阪へ行ってきました。
(お客様のOさん、偶然、来て下さったのですね。不在で本当に申し訳なかったですm(_ _)mm(_ _)m)

京都はれいの92歳、母の友人のMさんが背骨の一番下あたりを圧迫骨折、リハビリに努めておられるのでお見舞いに行きました。

毎年Mさんが送ってくれる丹波の大納言。
この間も炊いて、水羊羹にしたり、蜜豆に添えたりして皆さんにも評判が良く、私も
(美味しい、美味しい)
と食べながら
(あ!やっぱり又、行かなきゃ!)って(^^;;

京都でも北の端。
地下鉄の終点[国際会議場]からバスで15分、「岩倉実相院」というお寺の近くの洛陽病院というところ。
こんな北まで来たのは初めてかも?
小さい頃にそう言えば「宝ヶ池」とかは来たことがあったかも?

Mさんの凄いとこは少々のことがあっても全然衰えていないとこです

ミニチュア・キルト

2016年7月28日(木) ブログ
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暑い夏でも、みんな、がんばっています(^^;;

と、言うか、家事や用事だけでは張り合い無いし、せっかく出来た時間も 何もしないとただただ身体がだるく、シンドくなる…

なので、やっぱり手芸好きは チョコチョコ縫っていたい…

Itさんもきっとそんな方のお一人。

今日見せていただいたら、こんなにたくさん可愛いミニチュア大のものが出来ていましたよ。

私達よりずいぶん若いItさんでも悲鳴をあげるような細さのパーツですが、逆に今だからこそ出来る、今のうちに作っておかないと…って感じです(^^;;

ご本人の苦労をよそに、とっても可愛いですね!
モチーフ編みやカフェカーテンまであって(*^^*)

これからまだまだ作られます。
さてこれらはどんなものになるのかな?
お楽しみに…
ちなみにドールハウスではありません(^^;;

打ち合わせ

2016年7月25日(月) ブログ
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あっという間に2016年も後半戦に入り…

暑い夏だから、とボーっとしてる訳にはいきません。
秋に向けて着々と準備を進めないと…

そんな訳で 今朝はDabidiさんとTさんと私達4人で 10月に開催するふたり展[Dress & Small Works]展の打ち合わせをしました。

絵キルトやパッチワークはもちろん、ミシン上手の2人の作品は洋服、バッグ、ドールハウスetc.と、多岐に渡ります。

お仕事もあり、主婦でもあり…
でも、
(作りたいものも いっぱい)
というお二人は時間との勝負です(^^;;
健康に気をつけてもらって…

とにかく楽しみです(*^^*)

痩せました

2016年7月24日(日) ブログ
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暑い夏でもいっこう衰えない食欲…

痩せた、のは私でもOさんでもなく「布」ですよ(^^;;

Dabidiさんのおかげで(服にどうかな?)という布地がよく売れるようになりました。

昨日も隣町のお客様がこのワンピをオーダー。
[リネン&レース展]でいち早く無くなってしまったグリーンの麻のバラ柄布に続き、このグリーン麻もあと少しになってしまいました。

折しも昨日はMさんが、以前にオーダーされたこのグリーン麻のノースリーブ、後ろタックのシンプルなワンピ姿で登場。
想像していた通り、いえ、それ以上に(^^;;よく似合っておられて❗️

なんというか、こうやって布やワンピを見るより、着ておられるともっと明るく穏やかな色合いの印象でした。
裏布も要らず、とっても涼しい、とおっしゃってました(*^^*)

以前から 
(夏服は家庭で作った方がぜったい涼しいし…)
と思ってパッチワークや絵キルト用と共に洋服にもピッタリと思う布地を仕入れていたのですが、仕入れられる型紙はなんだかイマイチだし、かと言って私の作る型紙は全くの自己流で自信が無く…

Dabidiさんの登場でありがたいのです。

おしゃれな人、増えればいいな。

そして実はこの秋、Dabidiさんとミシン上手のスタッフTさんのふたり展をゆう風舎の絵本図書館でします。

10月6日から11日までの一週間。
又詳しいことは折々お知らせしますが楽しみにしていて下さいね。

それと…まことに勝手ながらゆう風舎の夏休みは8月8日(月)から17日(水)までにさせていただきます。
あしからず、あしからず(^^;;

「個」に戻ろう

2016年7月23日(土) ブログ
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いつでも誰かを誘わないと、とか 誘われないとどこへも行けない、というのではなくて、できれば基本は独りで行動する人になりたいものです。

お連れの人に気を遣わず、他人の目を気にせず、周囲の言葉に惑わされず静かに自身の心の目で見、ものを感じる時間があれば…幸せですね。

そうやって自分の中の核があればこそ、人の意見に耳を傾けたり、他人の心を慮ったりする余裕ができるのだと思います。

そんな場の一つにゆう風舎絵本図書館がなれれば…と、日々工夫を凝らしています。

とは言ってもなかなか趣旨を理解してもらえず、たださっと眺めて
「あー、誰々ちゃんを連れて来たら喜ぶな」…

子どもはただそこへ放り込まれても急に読書熱が湧くものではありませんよね。
周囲の大人が興味や愛情を持っていてこそ、ですよね。

ゆう風舎創立以来、落合恵子さんの言われる「個」に帰る、ということを一つのテーマにしてやってきましたが、自民党の改憲草案では「個人」の「個」が取られ、「人」と表されるのですね。

YouTubeには 大きな大きな日の丸の前で
「血を流さないと国は守れない!」
とか、物凄い発言をする稲田政調会長や高市さんの出てる動画も出回っていて皆さんに知ってもらわないと、って思いますが、とてもブログに貼る気にもなれません。

どうして好戦的な人が育ってしまうのでしょう?

いろいろ考えながら図書館を歩き回る日々です。

そんな日々の中で 昨日のM子先生との会話や M子先生の曽祖父、西村伊作さんの理想や、西村さんを記念して建てられた軽井沢の[ル・ヴァン美術館]のお話は 少し元気の出ることがらでした。

ゆう風舎とはスケールもグレードも桁違いだけど、はずかしながら
(気持ちは似てるじゃん?)
と、思わせていただいたル・ヴァン美術館はこんなところです。

http://www.levent.or.jp/index.html

刺激(*^^*)

2016年7月22日(金) ブログ
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いつもは週のうちでもなぜかのんびり静かに過ぎる金曜日。

でも今日は 二人の来訪者のおかげでとても沢山の刺激をいただきました。

一人は元教え子のAさん。

ビジネスウーマンとシングルマザーの二足のわらじを履きながら、明るく真摯に生きる彼女の話にすっかり感嘆し、今日はお料理上手のI邸に誘いました。

(うーむ、こんなにしっかりしてる子だったっけ??)

様々な経験を経て、人間観察の目もなかなかのもの、責任感も強く…それでも何より昔と変わらない気さくな可愛らしさを失わない彼女との再会は 人生の中でいただく一つのご褒美みたいに思います。

そして少食の私のために考えに考えてくれたIさん心づくしのお料理は夏野菜を駆使したどれも涼やかで穏やかなお料理ばかり。
素麺のゼリー寄せから始まって写真は最後の3品。
(あ、この後すごくゴージャスなパフェとかフルーツティーも(^^;;)
もちろんAさんも大喜びでした。

もうお一人は東京から。

甥の知り合いのM子先生。
[文化学院]の英語ペラペラの先生、とは知っていましたが、まさか創業者のひ孫さんとは…

小さい時から絵本や本に親しんで来られたM子先生。
予想以上にゆう風舎の事を気に入って下さいました。
とても嬉しかったし、又頑張る勇気が出ました。

M子先生の曽祖父、西村伊作さんの言葉です。

自分の娘、息子のよう、みんなのために祈る。どうかこの人の一生がよい物となるように、偉くならなくても、生まれた甲斐のあるよい人に、静かな心、自分を正しく、ゆがめられずに、真っ直ぐにいくようにと。途中で去った人にも、今どこかで私のまいた種の芽がはえ、 この学院が一生心に残るだろう。私は祈る、天の恵みが、みんなの上にあるように。」

来年の…

2016年7月21日(木) ブログ
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去年、素晴らしい個展をされたのに、今年に入ってから少し体調を崩し、元気のなかったKさん。

それでも[リネン&レース展]には素敵な刺し子のリネンバッグ2つを作って下さって、
(ヨカッタ…)
と、思っていたら いつのまにやらもうこんなトップが出来ていました。

ずいぶん以前に気に入って買って下さったレース入りのグレーの先染め生地をメインにしたログ・キャビン。

落ち着いた色合いがとても新鮮です。

お友達が布を裁つのを手伝ってくれたのだそうですが、やっぱり早い!

来年のレース展に出品して下さるそうですよ(*^^*)

少しずつだと思いますが、元気になられますように。

レース展、ありがとうございました

2016年7月19日(火) ブログ
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3週間に渡った今年のゆう風舎の[リネン&レース展]、今日 最終日を迎え、午後4時に終了いたしました。

この間、暑かったり雨が降ったり…そんな中はるばる足を運んで下さった皆様、本当に感謝です。
ありがとうございましたm(_ _)mm(_ _)m

4時になると名札を取って、作品を撤去。
今日は8人もの助っ人がいてくれてアッと言う間に作品は片付きましたよ。
以前、スタッフさん一人と(もう一人はお店番にいてもらわないと)私達でしていた頃のことを思うと本当に早く、ありがたいことです。

もちろん、商品の一部も大移動、飾り用のレースや小物も大移動、テーブルも大移動、そして何より絵本達が大移動していますから それはボチボチ片付けていかないと(^^;;

それでも、何より、皆さんのちょっと高揚した表情が 次へ繋がる気がして嬉しい気持ちがします。

さあ、又静かなゆう風舎に戻りますが、静かなゆう風舎も魅力的ですよ。

ぜひいらして下さいね。

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