おけいこバッグ

2020年9月4日(金) ブログ
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今日はお電話でお二方、ベビーキルト・キットのご注文をいただきました。 
どちらもほとんど初めて作ってみられるようで…とても嬉しいです。
 
そしてお二人とも関東の方でした、
と、思う一瞬、そうだ、
(九州方面の方達はそんなどころではないだろうな…)
と、暗い気持ちになりました。
 
本当に何度も何度も災害が襲ってくる現実…
気の毒でなんとも言えません。
 
そしてそういう事を考えると私の気楽なブログは書けません。
ので、すみません、やっぱり手作りのお話です。
 
このパネル柄は何年前でしたでしょうか?
珍しく「秋もの」として、有輪さんから出していただきました。
カラーのものとモノトーンのもの、2種類。
秋もので、モチーフの少女たちがちょっと年齢高めだったせいか、すぐに売り切れてしまいました。
 
Kさんも素早く購入して下さり、沢山荷物が入るご自身のおけいこバッグを作られました。
 
大きなマチがついていて本当にたくさん入りそうです😊
 
ブラウン系に赤…
秋はこんな色合いが恋しくなりますね。
 
暑い、暑いけれど、もう9月がスタート、少しずつ秋になっていくでしょうか…
 
それにしても台風は勘弁してほしいです😖

アレンジ三様

2020年9月3日(木) ブログ
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クリームイエローのコードレーンで作られたラブリーなカゴ・バッグ。 
 
よくよく見ると何やら覚えのある女の子と花と犬…
 
そうです、これはアップリケ・パーツ[お花の中で]をアレンジしてバッグにして下さった仲良し三人組?の作品です^_^
 
こういうのに出会うと本当に嬉しいです。
何より、お客様一人一人の生活や好みの中に住まわせてもらい息づいているのを感じて 
(嬉しい❣️)
と思うのです。
 
一から考えるのは難しいけれど、ちょっとしたきっかけがあれば 後は自分好みに拡げていける…そのうちコツをつかみ、きっとご自身のオリジナルも産まれていくかも?って思います。
 
どの子の帽子も、ワンピースも個性的でとても素敵。
 
「きっかけ」になれるような作品を頑張って作っていきたいです😊

やっと繋がりました

2020年9月1日(火) ブログ
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「ナインパッチ」と呼ばれる四角形の9つのパターンを縫い合わせたキルト。 
今回Hさんは 白リネンの上に少女のアップリケ、ピンクのラミーリネンの上には花の刺繍、というパターンを合わせました。
 
いつもかなり細かく手間のかかる絵キルトの大作に挑戦してきたHさんにとっては
(すこーしラクかな?)
と思っていたのですが、
「ちょっとカフェ・カーテンを」
「ちょっとトートバッグを」
と浮気が多く、もうちょっとのところがなかなか進みませんでした。
 
でも、9月に入った今日、とうとう9枚がつながりましたよ。
一つ一つのパターンを完成させて、キルト綿ごと縫いつなぐ、その後ぬいしろのキルト綿をきれいに裁ち落とすやり方。
 
実はまだ完成ではないんですよ。
周り、ラティスにまだ 可愛い花の刺繍が入ります。
 
完成したら超ラブリーなタピスリーになりますね💓

かたづけ

2020年8月31日(月) ブログ
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[ハイジ]のキルトを終えてから 大丸へ出すキット作品を作っていたりして、「かたづけ」がまだでした。 
キット作品だと、経費もあるし、要る布地のキャパもあるし、何よりキットを組んでくれるスタッフさんに申し訳ないので ある程度制限して材料を選びますが、キットにはしない、自分自身の作品の時はそれこそ、
(芸術はバクハツだ〜❗️)と、好き放題に使いますから 後のかたづけが大変です😰
 
布地、刺繍糸、リボン類、ビーズ類、レース…
 
それぞれまだ使えそうなものは アイロンを当ててたたんでそれぞれの箱にしまったり、クルクル巻いて小箱に収納…又の出番を待ちます。
 
それ以外に 今回、とてもたっぷり溜まっているのは各ページの下書きのペーパーです。
 
参考にした、パソコンからプリントアウトした、アルプスの花や山羊の写真もおびただしくありましたが、それは思い切って捨てました。
 
実際には使わなかったラフスケッチや、小さく描いて拡大したものや、実際に文字を入れて本のように綴じたものや…たーくさん。
 
それらはこの木製の棚に入れているのですが、ここもそろそろ限界で😓
 
まだまだ捨てる気にもなれず 溜まる一方です。
 
このレトロな木製の棚、やはりMさんがシニアマンションに引っ越すのに京都の家を整理された時、譲り受けたものです。
Mさんはお風呂の前に置いて「下着入れ」にしておられたそうな😅
 
Mさんのご実家は老舗の箪笥屋さんだっただけあって、よく入り、スルスルと引き出せる優れ物です😊
 

自動車の棚

2020年8月30日(日) ブログ
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今朝、来店下さったのは ずっとずっと前からの常連のお客様。 
静かで思慮深さを感じる御婦人とお嬢さんです。
 
「コロナで大変ですね。作品展とか…」
とお母さま。
毎年、3〜4つある季節毎のイベントに必ず来て下さっている方です。
 
なんだかシミジミ嬉しかったです。
(案内をするから)とか(義理で)とかではなく、本当に楽しみにして下さっていたんだなあ、と…。
 
今はちょっとイベントは控えていますが、ショップの中、絵本図書館の方は充実するように努力しています。
 
静かなゆう風舎をぜひ楽しんでいただきたいです😅
 
絵本図書館のドアを開けてすぐのところ。
上から下まで「自動車」グッズが並んだ棚です。
 
ポストカード、木製おもちゃ、ブリキのおもちゃ、絵本、オーレカップ、しかけ絵本…
なかなかバラエティに富んでいますよ。

ハイジと本

2020年8月29日(土) ブログ
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どんなにIT時代で便利な世の中になっても「本を読む子」になる事がとても大切、と思って絵本図書館をやっています。 
絵本は「本」への入り口だと思っているからです。
 
とは言っても、絵キルトの題材に[ハイジ]を選んだ時点では ただただアルプスの自然児ハイジや山羊のミルクやクララと並んで寝る干し草のベッドや丸窓や…とそんな幼い頃からの憧れしか思い浮かんでいませんでした。
 
でも改めて原作を読んでみると、確かに「ハイジ」というひたむきで、他人を思いやる、しかも感性豊かな 魅力的な少女が頑ななおじいさんや、ある意味成長を止めていた病弱なクララや、その他の人達を変えていく物語ではあるけれど、やはり「ハイジ」自身の成長の物語でもあることが判りました。
 
そのきっかけとなるのはやはり、絵本だったのです。
 
アルプスの山に感動し、山羊となかよし、駆け回っていたハイジは ペーターの言う
「山では文字なんていらないのさ」
という言葉を信じ、クララとのせっかくの学習時間でもゼンゼン真面目に勉強しませんでした。
 
そんなハイジに本の魅力を教えてくれたのはクララのおばあさま。
ハイジの故郷アルプスの絵の描いてある絵本を見せてくれたのです。
ハイジの目は輝きます。
それは同時に 深刻なホームシックをもたらすのですが…。
 
でも、読んでもらうばかりより、自分で読みたい、という気持ちが芽生え、ハイジは一生懸命文字に取り組み、だんだん本が読めるようになるのです。
 
そうして下巻では盲目で、何の楽しみもなかったペーターのおばあさんに おばあさんの好きだった詩を読んであげて喜ばすことができるのです。
 
そして毎日行けないために 孫であるペーターに「スパルタ教育」?で文字を覚えさせる、という離れ技までします。
 
そんなこともあり、下巻の表紙は○○○…にしましたよ😅

めずらしリバティ

2020年8月27日(木) ブログ
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[ハイジ]の絵キルトに取り組んでほぼ2年。
昨日、とうとう下巻の全ページ、完成しました❣️

(一仕事、終わった)
というこの達成感、これはなんとも言えません。
とにかく機会を与えて下さった方達、支えて下さった方達への感謝が心から湧き出ます。

もちろん、上巻の発売日が決まりましたら 真っ先にお知らせさせていただきますね。

もう一つ、とてもお世話になった物があります。

一昨年の7月、出版ワークスさんからお話をいただいた時、まだ何の物語を作るか?ということも決まっていない時点で 一つの質問をしました。

「リバティ生地を使っても大丈夫ですか?」

絵キルトですからいろんな生地、糸を使うのは予想しますが、その中に 発色、細かな折り込みのための布のきめ細かさ、針通りの良さ、などの観点からどうしてもリバティ・タナ・ローンが必要です。

早速、社員さんがリバティに電話をして確かめて下さいました。

「OK」ホッ😌

ハイジを始め、クララ、デーテ、ロッテンマイヤーさんの服等、いろいろなタナ・ローンを使いましたが なんと言っても多用したのはこの3種類。
なんとも言えない模様です😅

もやっとしたグレーのは 山になったり、山羊になったり…

小さな点々の色違いがブロックチェックのようになった分は ハイジやおじいさんの髪の毛に…

そして 上巻のキルトが完成し、
(さあ、いよいよこれから下巻!)
という時期に出会った、なんと「岩山?岩壁?模様」のタナ・ローン2色。

どのリバティも表になり、裏になり、本当にお世話になりました。

「布の持つ力」を満喫、楽しい楽しい時間でした😊💓

花の表現

2020年8月25日(火) ブログ
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ハイジ下巻の作品作りもいよいよ大詰めになってきました。 
ハイジが驚嘆した、アルプスの山に咲く花々、とてもリアルに描くのは無理、と思ったので 
(自分なりの花園にしよう)
と、開き直って作ることにしました。
 
なので[ハイジ上巻]では レース、ビーズ、ピコフラワーリボン、アップリケ、といろんなものを使って楽しんで作りました。
 
土台布も どうしても芝を思わす明るいグリーンを多用したので、今回は初めて濃い目ブルーのリネンを使いました。
 
そして草花も素朴にアレンジ、違う感じにしてみました。

新しいキット、アップしました。

2020年8月24日(月) ブログ
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暑さ、ちーーっとマシです。 
ちょっと前の天気予報で期待していた「土日は雨☔️」というのは当たらなかったけれど
(昨日お湿り程度の雨、あるにはあったけど)
それでも先週の殺人的な暑さとはちょっと違うのを感じました。
 
まー、でも秋風はまだまだでしょうね。
 
そんな今日、秋用の新しいキットをアップしました。
ミニ・タピスリー[オータム・グラス]です。
 
一番にご注文下さったのはKさん。
ウワア、北海道の方なのですね!
 
北海道だと少しは「夏の終わり」の涼しさがあるのでしょうか。
 
そして、北海道なら もっといろいろな珍しい、美しい秋草が茂るのかもしれません。
 
ホント、私も北海道か信州に住んでいたなら きっと作品ももっと豊かになっていたかも?なんて思います💦
 

ライトテーブル?

2020年8月22日(土) ブログ
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ザックリという風合いのせいでしょうか? 
普通のシーチングではなくリネンの上にアップリケでも刺繍でもするのが好きです。
 
そして 何でもOKの白リネンを離れてときどきはちょっと違う色、濃い目のリネンでその効果を試したくなる時があります。
 
ところが濃い目リネンだと困るのが「下絵写し」です。
 
白リネンや薄い色のリネンなら下絵を下に敷き、そのまま写った線を鉛筆でなぞるのですが…濃い目リネンならぜんぜん写りません😰
 
先日出来上がったキット作品[オータム・グラス]は茶のリネンだったのでブルーのチャコペーパーを挟むことでかろうじて写すことができました、ので(ホッ)
 
ところが今度作ろうと思っているちょっと濃い目のブルーのリネン、同じようにやってみたのですが 色合いが違うとは言え、ブルーにブルー、あんまりわかりません😓
 
セロテープでペタペタ貼って窓ガラスで写そうと思ったけれど、けっこう大きく、タラっとしたリネンなので無理…
 
困ったなあ、ライトテーブルなどという文明のリキを持っていない身、又 古い戸棚のガラス戸でも外そうか?と思っていると、絵本図書館でいいものを見つけました。
 
ガラステーブルになったワゴン❣️
おととし、94歳で亡くなったMさんの形見です。
 
これならバッチリ👌
ありがとうMさん。
 
この間、お盆明けに図書館のテーブルや棚を拭き掃除した、その効果かな?

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