ソフトな色合い

2019年6月25日(火) ブログ
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途中経過をブログで紹介していたお二人の作品、ちゃんと間に合わせて下さいましたよ。 
下絵の作者も題材も違うのに2つの作品、響き合ってステキなハーモニーを醸し出しています。
 
それはたぶん 白いリネンの上に縫い合わせたカラーリネンの色のせい?
 
10年くらい前にはグレーっぽい、いわゆる「生成り」か、せいぜい「白」くらいしか手に入りにくかった麻の生地。
 
それでもシーチングとは違う、ザクッとした風合い、まるでキャンバスに絵を描く楽しさのようにアップリケが出来るのが楽しくて楽しくて…
 
それが ぎっしり周りにキルトをしないまま、という 今の私の作風になった要因だと思い出します。
 
おっと、話しが逸れました💦
 
今はリネン100%の布もけっこう色数が増え、微妙な柔らかい中間色も手に入るようになってきました。
 
なので、
「今年だから出来た…」
お洒落な作品なのだと思います。
 
細部のちょっとした布使いや小物使いの妙はぜひ間近で…😅

ボヘミアンとジプシー

2019年6月24日(月) ブログ
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若いのに、いや若いから?けっこう地味好みのNさん。いつもブルーやグレー基調のバッグやワンピースを作っておられます。
 
ところが今回、出品して下さるワンピースのスカート部分はレースやリネンと合わせて赤い小さな花模様のローンを重ねるようになっています。
そして、恥ずかしそうに
「昔編んだ…」
と言って肩にかけるショールも加えてくれました。
バッグの布もそれなりの…
 
きっと彼女なりに「テーマ」に寄り添ってくれたのですよね😅
 
ところで言い訳、言い訳なのですが、実は[リネン&レース展]の作品作りや皆さんへの作品依頼の時には私自身がバタバタと忙しく、なかなか「ボヘミアン」の意味についてじっくり調べられなかったのです。
でも、制作時間は要るし
(こんな感じかな〜)
と、ゆる〜く始めてしまいました。
 
そしてやっと、「ボヘミアン」についての幾つかの資料を読みました。
 
読んでビックリ👀
 
思っていたより、悲しい辛い酷い歴史あり…
 
起源はそれこそ大昔、西暦1000年より以前。
インド北部の人々が攻められて住めなくなり世界各地に移住を始めた事が始まりのよう。
 
移住、と言っても 行く先々で迫害され、差別され転々と国を渡って行ったようです。
 
中東からヨーロッパ各地へ。
その国その国で呼ばれ方が違い、「ジプシー」とはイギリスで「エジプトから来たもの、エジプシャン」が、訛ったもの。
 
「ボヘミアン」はフランスで呼ばれた名称だったそう。
 
どこへ行っても迫害され、近代に至るまでユダヤ人と同様、と言うかもっと酷い状況のようです。
 
ナチスは同じように強制収容所に送り殺戮していたのです。
 
でも、その事実がなぜユダヤ人のように広く知られなかったか、と言うと、多くの「ジプシー」達は「文字」を持たなかったから、と思われます。
 
権力者はもちろん、自分達の犯した酷い所業は明らかにはしません。
アウシュビッツのことも焼き払い、「無きもの」にしようとしたそうです→映画[サウルの息子]
なので教育を受けていない事はとんでもなく酷いことなのです。
 
職業のこと、生活のこと、とても記しきれませんが、やはり音楽とか踊り(フラメンコ等)とか独特の能力が意味を持っていたんだなあ、と思いました。
 
そして、有名な文学[嵐が丘]も[誰がために鐘は鳴る]も主役の一人がそういう人…
 
なんだか…
 
私の作ったもの、作ろうとしているものは皆んな「的外れ」って感じで情けないですが、でも、確かに あの刺繍が印象的なふっくらギャザーの入ったブラウス等はハンガリーやルーマニアに流れついた方達が着ていたし…
 
「花いっぱいの野に立つ花嫁さん」は苦難の歴史の末に生まれた「希望」なのだと、勝手に思っておきます😓

新作キット

2019年6月23日(日) ブログ
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6月も終盤に入るのに なかなか「梅雨入り」でもなく… 
日頃の行いが悪いのかな?
ちょうど今週末、[リネン&レース展]が始まる頃、雨降りの予想?
雨もとても大切☔️なのでもちろん仕方ありませんが、台風とか豪雨とかはご勘弁…
 
さあ、そんなお天気の心配をよそに レース展の会場準備は着々と始まっていますよ。
 
私は 今日はショップの模様替えをし、今年入荷のリボン状レースをいっぱい並べました。
 
そして、新しい絵キルトキットも今日デビューです。
 
ネットショップにも早速アップしましたのでご覧下さいね。
「ウェディング」のところですよ。

こ、細かい!!

2019年6月22日(土) ブログ
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[リネン&レース展]に向けてのDabidiさんの作品、今日提出いただきました。 
ワンピース、スカート、ジレ…
 
特に眼を見張るのは丹念に施された手縫い、ミシン縫い両方の「スモッキング刺繍」です。
 
他の方と同様、
「今年のテーマはボヘミアン」
と、聞いて
「????」
と、困っておられたDabidiさん😅
 
一生懸命調べたり、考えたりした 「洋服担当」の彼女なりの結果なのだと思います。
 
そして数ヶ月前から挑戦しておられたクレイのお人形。
見事に「ロマ」っぽい服を着ていますよ👀
なんと、本物のスカートやエプロンとお揃いです。
 
とにかく、彼女らしい、とんでもなく細かい作業と工夫が駆使されたものばかり。
 
ぜひ本物を観にいらしてくださいね。

荷馬車に揺られて

2019年6月21日(金) ブログ
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アーシュラ・ジョーンズさんが書き、サラ・ギブさんが描いた[王国のない王女のおはなし]。 
「そのむかし、王国のない王女がいました。
プリティというなまえの子馬と、子馬のひく荷台、それだけが、王女のもちものでした。」
 
「王女」…でも、家も無く、ドレスもボロボロで…という 有り得ない設定が斬新で楽しく、繊細な切り絵風の絵とともにあっという間に人気絵本になったシリーズ。
 
ゆう風舎でも何人かの方が素晴らしい絵キルトに仕立てました。
 
「居場所を求めて、さすらい歩く…」
見方によっては、これこそとてもボヘミアン。
 
そんな視点で早速Kさんが[リネン&レース]風にアレンジして作られました。
 
原画の強烈な「赤」の部分をKさんの好みの、「ちょっと渋ブルー」に変換。
 
アレンジの楽しさ満載で、Kさんらしい華やかさとちょっとメランコリーが同居した新しい作品になりました。
 

妖精と草花

2019年6月20日(木) ブログ
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Daniela Drescherさんが描いた草の絵。花の絵。
妖精の絵。
 
以前にブログで紹介させていただいた、ドイツのAcufactum-Stoffeの可愛いプリント布やテープの元絵です。
 
横長にズラリと並んだ繊細な草花と小さな妖精たち。
 
(これを刺繍や絵キルトで表したら素敵だろうな)
と思ったものの、とても大変そうだしレース展には無理、むり…
と、思っていたら 一目惚れしたOkさん。
 
「やりたいです!」
と宣言。
あっという間に仕上げてこられました😅😍
 
もともと刺繍が得意なOkさん。
レンゲや麦の穂やペンペン草、レースフラワー等を丹念に刺繍し、ちっちゃな妖精たちはアップリケで表現。
Okさん曰く、
「刺繍は楽しかったケド、妖精が大変だった…」
そう。
 
拡大したので横長130㎝もある大作です。
 
レースを切り取って草花、という(ズル)をした私と違って 
(やっぱり刺繍っていいな)
と思う一作です。

ボヘミアンなバッグ

2019年6月18日(火) ブログ
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「ボヘミアン」で検索していたら、どこか外国の(たぶんフランスの)ステキなバッグの写真がありました。 
読めないけど、「フリンジ」や「ポンポン」がどうのこうの…
 
フリンジやポンポンはないけれど、それらしいレースならあるし。
 
生成りのリネンのバッグはいっぱい作ったけれど、
(少しでもカゴっぽいかな?)
と、ジュート麻で作ってみることにしました。
 
後は以前からあったり、今年の新顔のレースや織りテープを段々に縫いつけて…
 
昨日の〔ゆう風舎の毎日〕でスタッフOさんが紹介してくれていたビーズ付きのテープ。
 
(派手かな?)
っと思っていましたが 実際付けてみるとそうでもありません。
なかなか「良い仕事」をしてくれているみたい😊
これを付けると急に「ボヘミアン調」になった気がします。
 
それにしても、朝、
「これこれ こうしたい…」
と、言うと、午後にはもう完成させてくれるスタッフTさんにはいつもながら感謝です。

小花、制作中…

2019年6月17日(月) ブログ
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難しいことはさて置いて、「ボヘミアン」からまず想像したのは 自然の中で 自然に活かされて生きる人々です。 
なので飾りも自然のものを身につけて…?
 
ゴージャスな薔薇の花等ではなく、野に咲く花々…
そんなイメージを浮かべました。
 
なので会場も野の花をいっぱいにしたいと…思えどそれは無理というもの😰😓
 
(いくら費用が、かかっているんだろう?)
と、思うようなディオールのコレクション会場やメーガンさんの結婚式会場のように生花を飾れたら一番イイけど…それはどうしても無理です。
 
少しでも…飾れれば、という願いを受けて、スタッフさんが小さな花作りをしてくれています。
ごくろうさま、ごくろうさま😅
気分はグランメゾンの職人さん、で…

刺繍レースで

2019年6月16日(日) ブログ
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2色で刺繍された花が散ってて、裾は片方だけだけど、スカラップになってて(可愛いな)
とは思うものの、カフェカーテンにするにも、洋服にするにも
(ちょっと可愛いすぎて…)
と、思っていた布。
 
(うーんと。袖と裾にスカラップを使ったスモック風のブラウスにしたら?)
と、思ってDabidiさんに縫っていただきました。
 
さすが、ササササ手際よく形に仕上げて下さったDabidiさん。
ちょうどグリーンの「ボヘミアン風テープ」を胸元に少しだけ使ってもらうとなんだかとても可愛いブラウスが出来ましたよ。
 
Dabidiさんも気に入って下さって何種類かある「ボヘミアン風テープ」を少しずつ購入して下さいました。
 
「シンプル イズ ベスト」
とは言うものの、時として「遊び」を加えるのも楽しいものです😊

ボヘミアン風ブラウス

2019年6月15日(土) ブログ
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毎年、[リネン&レース展]には曲りなりにカンタンなブラウスかワンピースを縫っていたのですが。 
今年は日も無いし、他の方が頑張って下さるだろうし、 
(も、いいか…)
と、思っていたのですが…。
 
絵本図書館に広げてあったこの絵を見かけるうちに、真っ白な生地に刺繍のしてあるブラウスが作りたくなってしまいました。
 
ポーランド生まれのユダヤ人、パリで名声を得た、モイーズ・キスリング作の[ルーマニアの女]という絵。
 
絵から察すると、時間が今とは全く違う感覚だったとは言え、とてつもない手間暇のかかったエキゾチックな刺繍が施されたブラウスをメランコリックな表情の女性が着ています。
 
もちろんこんな手の込んだ刺繍は無理ですが、とにかく腕と胸元に刺繍をして…と。
 
なかなか適当な図案がみつかりません。
 
ところが意外な本の中から ちょっとだけ見つけました。
 
以前、私もお世話になった、朝日新聞出版の[カンタン!ワンポイント刺繍500]という本の「14 ライン・コーナー」
デザインは寺澤佳余子さん。
(ちなみに4 おしゃれ と8 こども・動物 は私でーす😅)
 
まずは方眼紙に描いて、布に写して…
 
こんな作業、久しぶりです。
 
とても時間はかかりそうですが、やっぱり楽しいです。

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