おそろいのスタイ

2020年3月13日(金) ブログ
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今回のウイルスはご高齢の方が特に心配… 
 
とは言っても 子どもさんのおられる家庭では
「なんとかして守りたい」
と思われるのも親心です。
 
大手の布屋さんの、「ガーゼ生地」が売り切れ傾向にあることを知って 改めてそう思いました。
 
大丸の手芸用品売り場からも
「手作りマスクの作り方講習会」の案内や
ガーゼ生地による「マスク・カバー」の案内が届きます。
 
この「マスク・カバー」、市販のマスクに可愛い柄のカバー(枕カバーのように)をかけて、市販のマスクがある程度何回か使えるように考えられたものですね。
なるほど〜。
 
私はコロナ禍の前に、ただただ赤ちゃんにふさわしい、という理由で 白いダブルガーゼでベビーキルトを作りましたが、なんだか贅沢をしたのだなあ、と…
 
おんなじ布でスタイのキットも今日、出来上がりました。
 
ゆう風舎には今のところ、いくつかの種類のダブルガーゼ生地がありますよ。

KoちゃんWorld

2020年3月12日(木) ブログ
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3人、4人とお孫さんがおられる方も多いのですが、Kさんにはまだお一人です。好奇心旺盛の男の子、Koちゃんです。 
お仕事を続けられながらも Kさんは大変な手芸好き、手芸上手。
 
なので やっぱりいつのまにか「KoちゃんWorld」が出来ていきます。

 
ベビーだった頃はベビーキルトやニット帽。
少し経つと プレイマットや甚平さん。
ぬいぐるみの汽車に編みぐるみ…
布の絵本…
 
ところがこの絵本バッグはママの手作りだそう。
よく見ると、Yu’s Paletteのパネル柄にきれいにミシンキルトが施してあります。
そうそう、ママは確か 結婚前は宝塚の衣装を縫っていたくらいミシン上手なのでした。
 
こんな丁寧なバッグを作ってくれて、
(ありがとう)
って思います。
 
なまえの刺繍はなぜかKさんが頼まれたそうですよ。
 
そうそう、今度の[布と糸でつくる夢展]ではKさんの[KoちゃんWorld]もお披露目します😊

3歳と7歳

2020年3月10日(火) ブログ
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お馴染みのスタッフOさんには妹さんと弟さんがおられ、それぞれのご出産祝いに 律儀にいつも可愛いベビーキルトを縫ってプレゼントされます。 
この度、弟さんちに3人目の赤ちゃんが誕生❣️
いよいよ、制作にかかられますよ。
 
これまでに何枚作ってあげたかなあ?
特に弟さんちは男の子ばかりなので、
(自動車も作ったし…)
(動物も作ったし…)
 
困ったOさんに(ビビビッ❗️)と良い考えが浮かびました。
 
赤ちゃんのお兄ちゃん達に絵を描いてもらうことです😊
 
お魚、きょうりゅう、虫さん…
 
一生懸命描いてくれたそうですよ。
 
これを基にアップリケと可愛い色のUSAコットンとを合わせます。
楽しそう❣️
 
Oさんは元・保育園の先生でしたから きっと彼らのモチベーションを上げるのは得意でしょうね。
そんな様子が想像できる絵ですね。
「おばちゃんへ」
って書いてありましたよ😅

日常生活

2020年3月7日(土) ブログ
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3月始めというのに全国の小中高が休みになって、働く親が困り、イベントもアミューズメントパークも、スポーツ大会もたくさん休止され、外食も敬遠され、一次産業の方にも大打撃。
 
検査の可否もはっきりせず、マスクや消毒液はおろか、トイレットペーパーやティシュまで…
 
もちろん、蔓延するのは困るし、できるだけの事をしないといけないのは理解できるけど
(なんかなあ〜??)
 
閉塞感と共に
(人の心、荒れるよな〜)
と、思っていた昨夜、前川さんのツイッターでシェアされた記事を読んで ちょっと嬉しかったのですが、今朝のニュース番組でもとりあげられていて…
 
私が読んだのは「まゆみさん」という翻訳家の方のブログです。
抜粋して ちょっとだけ(と言っても長いですが^_^)
 
「2月25日に、休校中のミラノのヴォルタ(理系普通科)高校のスクィラーチェ校長が、同校のHPで生徒たちへ送ったメッセージが話題になっています。
 
マンゾーニの名著『許嫁』(I Promessi Sposi)に書かれたペストの流行を引用して、「今の状況で最もリスクが高いのは、社会と人間性を台無しにすることだ」というメッセージを同校のHP上で生徒たちへ送りました。
中略
 
これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた『許嫁』の第31章の出だしの文章です。この、この上なく現代的で啓発的なテキストを、今、混乱の中にある君たちに、しっかりと読んで欲しいと思います。ここにはすべてが書かれています。 
外国人を危険と見なすこと、
政府当局間が激しく衝突すること、
最初の感染者を執拗に探すこと、
専門家のいうことに耳を貸さないこと、
病気を蔓延させた疑いのある者の追跡、
デマを煽る声、
馬鹿げた治療法、
生活必需品の買い占め、
医療危機・・。
 
中略
つまり、このテキストは、マンゾーニの小説というより、まるで今日(こんにち)の新聞記事のようなのです。
 
親愛なる生徒たちよ、当たり前のことですが、私は敢えて言いたいのです。たとえ休校で直接話すことができなくても。
学校は、規則正しく時間を過ごす習慣を作り、礼儀正しく文化的な生活を送ることを学ぶ教育施設です。
 
ですから、休校の決断は、(ロンバルディア州)当局が特別なケースとして例外的な措置を行なったものと思われます。
私は専門家ではありませんので、その判断の正当性を評価することもできませんし、しようとも思いません。
ただ、当局の判断を尊重し、信頼し、その指示を注意深く見守るだけです。
 
けれども、君たちにいいたいことがあります。
 
冷静でいること、集団パニックに巻き込まれないこと、予防対策をして、日常生活を続けることです。」
 
私も予防対策をして 明日の村の婦人会総会、予定通り行いたいと思います。
懸案事項の終了後、お弁当をつつきながらの懇親会はやめ、お持ち帰りとします。
その代わり、お土産を工夫しました。
お弁当に加え、お寿司の折、そして果物、そして和菓子です。
 
たつの市の[宝月堂]さんが綺麗に包装してくださいました😊

普通の時よりなんだか嬉しい…

春色のパティスリー

2020年3月6日(金) ブログ
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絵本図書館のテーマは今、[お店やさん] 
Tさんのドールハウスで「華」を添えてもらいました。
 
3年前に作られた[パティスリー]です。
 
Tさんが
「キャス・キッドソン風にしたい」
と言っていたグリーンとピンクのドットを主体としたミニミニ・タピスリーが飾られたお店の中は 本当に美味しそうなスイーツがいっぱい。
 
テラスでお茶もできます😊
 
気分が塞ぐ今日この頃…
 
だからこそ(想像の窓を全開に!)ですね。
 
 

夕焼け空

2020年3月5日(木) ブログ
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少し体調を崩していたIさんが 3月の声と共に蘇り、元気に新作の途中経過を見せてくださいました。 
昨年10月の個展では 自身の人生の節々に感じた季節と自然の織りなすドラマチックな情景や 大切な人との別れを花々や樹々に託した作品を並べ、多くの人に感動を与えたIさんの新作。
 
テーマはいつか見た[夕焼け]です。
季節は秋…。
 
小学生だった頃から秋の夕焼けに身を置いた時は「紫色の空気」を感じたのだそうです。
 
広がる横長の作品。
布とオーガンジーを裂いて縫い込む、独特のマチエール作り。
樹々は黒いシルエットで表されます。
 
これからどんな展開になっていくのか…
静かに見守りたいと思います。

雨の神戸

2020年3月4日(水) ブログ
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今日は… 
実は5、6人で、例の六甲道の美味しいイタリアン[ルーチェ・カルド]へ伺う予定の日でした。
 
でも…
昨今のいろいろな情勢、体調の悪くなった方、ご家族の病気、諸々の事情で一人欠け、二人欠け…
 
そして毎年3月の第一水曜日は明石の高丘コミセンに伺う日だったのですが、それも昨今の情勢で取りやめになり…
 
それで一挙に方針を変更。
つれあいとの(デート)?に😅
そして、そして、行きたいと思っていた六甲アイランドにある「神戸ファッション美術館」で開催されている[長ぐつしたのピッピの世界展]へ!と思いました。
何せ、六甲道の次の駅が住吉駅ですからね。
 
ところが、なんとやっぱり…
昨日から休館😰😰😰
 
仕方なしに六甲道の次の次の駅、「摂津本山」で降りて、思いがけない「岡本散策」を果たしましたよ。
 
雨はずーっと、けっこう降っていましたが、[ルーチェ・カルド]の前菜もパスタもピッツァもドルチェもラテもやっぱりとっても美味しかったし、久しぶりの岡本の雑貨屋さん[ナイーフ]のご主人もいつになく、愛想が良かったりして😅
 
そして[ハイジ]の打ち合わせに出版ワークスにも行ったり…
 
充実した雨の日でした😊

おばさん

2020年3月2日(月) ブログ
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少しは現場を知っている者としては、この時期の先生方の困惑を思うと頭が痛くなりそうで… 
スミマセン、現実逃避のお話です。
(でも、正直、こうなっては子供たちもどうかゲームなどに明け暮れず、読書を、読書を。
いろんな時代、いろんな国へ行けますよ)
 
さて、本でも 映画でも 私の絵本でも、まず登場するのはもちろん主役の「ハイジ」。
そして「デーテおばさん」です。
 
デーテはハイジのお母さん、「アーデルハイト」の妹です。
 
アーデルハイトはアルムのおじいさんの一人息子のトビアスと恋をし、結婚してハイジを授かるのですが、大工さんをしていたトビアスが不幸にも仕事上の事故で死んでしまい、元々病弱だったアーデルハイトも 後を追うように亡くなってしまうのです。
 
ハイジはまだ1歳でした。
 
それでデーテとそのお母さんがハイジをひきとって育てていました。
 
でもそのお母さんも亡くなり、仕事をしないといけないデーテはとうとう、偏屈で通っているアルムの山のおじいさんに ハイジを預けに行く、というところから物語は始まるのです。
 
本によってはデーテは大柄なしっかりした身体つきの若い女性、と書いてあります。
ずいぶん、お姉さんのアーデルハイトとは違いますね。
 
若い娘さんにしては行動力もあり、自分の言いたい事もガンガン言える人のようです。
 
マイエンフェルトという町の近くのラガーツ温泉というところで働いていたデーテですが、なんと、お客さんの一人、隣の国ドイツはフランクフルトの裕福なおうちから
「うちで働いてほしい」
と請われるのです。
 
もちろんデーテにとっては願ってもない話。
そこで 少しは胸の呵責を覚えながらも幼いハイジ(5歳になっていました)を山へ連れて行くのです。
 
なんとなく、(ちょっと薄情?)っぽく思っていたデーテですが、こう知るとなかなか気働きも動きも優れた娘さんだったのですね😅
 
私のキルトではちょっとお洒落をしてる感じにしました😊
 
 
 

白とブルー&ちょこっと赤

2020年2月29日(土) ブログ
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出来上がりました!新作ベビーキルト。
 
表も裏も白いダブルガーゼで、柔らかくフワフワ。
 
円や楕円のモチーフはリネンです。
 
縁の仕上げ…ブルーの刺繍糸でブランケット・ステッチをグルリとしようかな?と迷いましたが、やっぱりやめ。
白いままにしておきます。
 
ふんわりしてていいから表返したままでも?って思いましたが、洗濯した時いちいち「だんご」になっては困るので裏から星どめだけしておきますね。

お店の出てくる絵本

2020年2月28日(金) ブログ
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絵本図書館に 昔作った古いオーニングがかかっています。 
 
明日から開催の
[あんな こんな すてきなお店に 出会う絵本展]
の雰囲気作りです😅
 
シワシワですが、何でも置いておくものですね😅
 
こうやって一つのテーマ、視点で見てみても、本当に多彩な絵本がみつかります。
 
[お店]って楽しい。
特に子どもにとっては。
私も普通にサラリーマン家庭の子でしたから、まさか「お店」をするなんて思ってもみなかったのですが、もっと小さい時は「なになに屋さんゴッコ」はやっぱりとても楽しんでいたものです。
誰もいなくても
「いらっしゃいませ❗️」
なんて、ね。
 
今はコロナウイルスのおかげであちこちのお店がたいへん…
そんな中、よけいにお店が主役、脇役の絵本を集めて、の心意気です。
 
余談ですが、そんな絵本図書館の棚に 新美南吉さんの名作[手ぶくろを買いに]も並んでいます。
 
そっか、確かに一軒のお店、おじいさんのいる[帽子屋さん]が登場しますね。
このおじいさんが又、いい人で…
 
教科書にも載っていたこのお話、大好きです。
可愛い子狐の手を想像します。
 
逆に「心愛ちゃん」の事件の詳細は聞くに耐えません。
何がどう原因なのか?
社会はどう関係あるのか?
それを探るしか無いような気がします。

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