パッチワークキルト・手芸キットのゆう風舎 Net Shop

さて、長丁場の［リネン&レース展］もいよいよ三週目に入りました。

グルーっとご紹介させてもらってきた会場の作品もあと少し…

中央付近の丸テーブルは今回の作品展のテーマとはちょっと意味の違う、いわゆる「光りもの」(^^;;

キラキラ光るビーズやスワロフスキーの輝き…実生活では縁がなく、でもちょっと雰囲気に浸ってみたいな、とミニチュアのドレスを作ってみました。

手間のかかる手仕事…オートクチュールで施される装飾仕事の一部をほんのちょっと体験できたような気がして満足しました。

そしてその上は連れ合いが一生懸命ドレーピングした、計7メートルほどの薄手の生地。
今年有輪さんから購入したとても透け感のある絡み織りレースです。

そしてクリスマスのとは又違うイルミネーション。
写真では上手く写っていませんが、夜の暗闇の中で青くチカチカ、幻想的なんですよ。

さて、選挙ですっかり意気消沈していた私をちょっと元気にしてくれたのは今朝、20年ぶりくらいに訪れてくれた元、明石の小学生だったAさん。

まん丸の顔、まん丸の身体だったのに見違えるように綺麗になって…(^^;;

でもよく動く瞳、よく動く口、回転する頭は全く変わらず、 違う道を行く二人、久しぶりの再会だったのに昔と同じように話が弾みました。

と、いうより お互い歳を重ね、いろいろな経験をしてきたからこそよけい意気投合する所、解り合えるところがあったりして(*^^*)

「希望はきっとあるよね」
仕事に、子育てに懸命に働く若い彼女と、お互いの健闘を誓い合って、そして近いうちの再会を約束して別れました。

柱にかかっている作品。
これを作ってくれたKさんはしばらくお休みしておられます。

お嬢さんとお母さんが同時に体調を崩され…。

旦那さんは毎日お仕事に出勤ですから、たぶん孤軍奮闘しておられるのしょう。

それでも［リネン&レース展］がある、というので早めに作って持参下さいました。

これはかなり以前販売していたキットです。
ブルーではないけれど、花柄は有輪さんの綿麻。
透け感があってシャリっとした風合い、いろんな大きさのパーツをレースで繋いでいます。

ブルーでもホワイトでもネイビーでも無いのでちょっと浮くかな？と思いましたが、Kさんの気持ちが嬉しくてここに貼りました。

真面目で優しい方です。

それに［リネン&レース展］のもう一つの常連、「グレープフルーツのケーキ」とよく似た色合い(^^;;

最近はルビーのグレープフルーツがよく出回っているのでそちらで作っているのでムースのクリーム色もほんのりピンクがかって、オレンジ色の果肉が(*^^*)
優しい甘酸っぱさが…好評です。

明日は第二日曜日でお休みさせていただきます。

明後日又、美味しいケーキと共にお待ちしておりますよ。

希望ある世の中でありますように…

いよいよ奥の方に入ってきましたよ。

奥のコーナー、アンティークの机の上はちょっとソーインググッズコーナー。

古いミシンの前に可愛い子がいます。
Kmさんの作品。

春の［ミモザちゃん］に続いて2作目のお人形。
「ハマりそう…」
って言って下さいました(*^_^*)

今回はブルーのアクセントのファッション、ポニーテール姿でなんと刺繍をしていますよ(^^;;

そしてしんがりを務めてくれるのはDabidiさんの麻のワンピース。

レトロなボディにちょっとレトロなバックルのベルトが付いたノースリーブのワンピース。

よく見ると袖口やベルトにオーガンジーのリボンがさりげなくあしらってあって「唯一無二」のワンピに仕上げてありますよ。

さあ、これでおしまい、では無くて、明日からは中央付近と「遅れてきた作品」をご紹介しますね(^^;;

ところで、こんなに素敵な作品に囲まれ、楽しい人たちが毎日訪れてくれるのに、どーも私の気持ちは浮上しません。

連日新聞等で伝えられる「改憲勢力2／3に迫る？」…ですか…

ネットで感じる温度とはずいぶん違うけど…

本当に本当にそれでいいと思っておられる人が多いのかなあ？

それでもなんでも、
「関心がない」とか、
「自分の一票くらい…」
と、棄権するのだけはやめましょうね、とだけお願いしますm(_ _)m

春の有輪さんの展示会で購入した渋いグリーンのバラ柄。

最近、あまりバラ柄を買わなくなった私ですがこれは色のバランスと材質感がよくマッチして素敵、と思ったらやはりリネン100%でした。

プリントがべったりしてなくて品がいいな、と思っていたらやっぱりいろんな方にウケて、一反完売してしまいました。

お料理の先生であるIさんはご自分のユニフォーム、エプロンドレス(ぜいたく〜)と余り布で手さげバッグ。

簡単な作り方のバッグにしてもバラの花に丁寧なビーズ刺繍はさすがです。

始めの頃はあまりバッグがなくて寂しいな、と思っていたけれど、少し体調を持ち直したKさんがリネンに刺し子を施した素敵な色合いのバッグを二つ…(*^^*)

雨が降ったり止んだり…

この時期、葉っぱや木の枝の合間にいっぱい蜘蛛の巣が張って、うっかり通るとエライ目にあったりします。

そして、中央付近にいる大きな蜘蛛さんが一生懸命作業したんだろうなあ、という見事な編み目を一刀のもとに壊してしまうことに
(申し訳ないなあ)
と思うことも…
だって通り道なんですもの、と…

そんな蜘蛛の巣も、雨の粒がまるでネックレスのようにキラキラかかっている美しい光景も、きっと見たことありますよね。

いせひでこさんの絵本にも美しい蜘蛛の巣の絵があります。

さて、この人もそんな蜘蛛の巣の魅力を作品に表現したい、と考えました。

Iさんの作品です。

今年入荷した薄いミントグリーンのリネン生地を見たとたん
(これで出窓カーテンを作りたい)
そして今年のテーマが「ひかり」と知り、「雨の日→あじさい→蜘蛛の巣→雨粒の煌めき」って決まったらしいですよ(*^^*)
あじさいの花になっているのも 今年新柄のレースですよ。

もう一つの写真は昨日のムーミン作品たちの反対側。
ここにも涼しげな作品がかかっています。

大丸のワンディレッスンで講習させてもらった「ひまわり」
書店で私の本に巡り合って下さったのがきっかけで絵キルトを始めたばっかりの宝塚のYさん。
びっくりするくらい初めから上手に作られましたよ

夕立ち、とはよく言ったもので、今日も夕方になって雷バリバリ、ドヤ〜と雨が…

でも、雨が上がるとさすがに山間部のこちら、うだるような暑さの都会とは違って濡れた緑を渡る風は すぐに涼しさを運んでくれます。

そうそう、このコーナーはよけいに涼しげですよ。

白樺？にかけられたスケルトン・ムーミンとポシャギのカーテン。
そしてワイヤー製の大きな葉っぱに乗った白い妖精たち…

絵本図書館のこの位置に生えた白樺？
そうです、もちろん早春に泣く泣く伐採したケヤキの一部。
［リネン&レース展］に合わせて白いペンキを塗りました(^^;;
けっこう気に入っています(^^;;

特に北欧の森の妖精ムーミンにもぴったり(*^^*)

これはいつも刺繍が得意で 春の作品展でも凝った立体刺繍のリースを見事に完成させたKjさんに
「今度は一度、ハードチュールの上に刺してみない？」
って私が依頼したのです。

モチーフに選んだのはさすがKjさん。
大好きなムーミンでした(^^;;
ハードチュールの色に合わせてアイボリー一色で。

［アブリル］で買っていた、という変わり糸でつくったニュルニュルがカワイイ(*^^*)

ポシャギはOkさん作
ミシンのように細かい縫い目は手縫いの袋縫い。
繊細で淡い色のシルクのイメージに合うレースを慎重に探しました。
市販のレースのちょっと装飾っぽすぎるところは思い切ってカットしてつけると、とても潔い、しかもアジアンな感じが出ましたね。

そして、実は今日Kさんが持参してくれたホヤホヤの白いお星様型の妖精さん。

去年、仲間がいたのを覚えて下さってる方はおられるかな？

去年の子たちは一直線に手を繋いで、玄関コーナーで首をフリフリして迎えてくれていたのですよ(^^;;

Kさん、この子たちがとっても好きで忙しい中、新たに又作られたのです。
今年は大きな葉っぱの上にきれいな花を手に持って…

このワイヤーワークもKさんの手製！

今日はこちら相生湾では年に一度、最も盛況なお祭り、［ペーロンまつり］の花火大会の日です。

そういう私は新婚時代に一度行ったきりですが~_~;

道がとても混雑するので気合いを入れないとなかなか(^^;;

そんな日、他の方にはなんら感慨はないけれど、私たち３人には奇跡みたいな…ちょっとしたことが

私たち３人というのはマイケル没後7年、追悼の［愛のブランケット］作りに参加した兵庫地区代表？の３人のことですが、世界中のファンからのメッセージや花束やプレゼントが並ぶフォレストローンの様子をアップしてくれるアメリカのカメラマンのブログに、なんと兵庫地区３人の３人共の作品がアップで‼️

90枚のピースのうちアップで取り上げていただいた11枚のうちの…ですよ

2016年もとうとう7月になってしまいました。

そして、今日は気持ちよく晴れました。

全く夏に災害が多く、ゲリラ豪雨で前には広島、今年は九州…
全くもって［リネン&レース展］！なんて言って浮かれている場合ではないですよね。

でも。
つくづく思うのです。
ほとんどの人はその置かれた土地や立場でそれぞれの「役割り」を持ち、その役割りを一生懸命果たそうと努力するしかないかなあ、と。
被災地や激戦地、難民キャンプ等へ身を持って行かれる方々の勇気や行動力を尊敬しながらも…

なので今の私は布や糸で創る楽しさを私なりに伝えたり、自分が(大切だ)と思う事をこの場を借りて書かせていただく事を頑張ろう、と思っています。

そうそう、トイレのカレンダー(財津昌樹さんの『トイレで知る・考える』)7月にめくったらこんな文字が。

一番最後のちっちゃすぎて読めない文字には
「※私たちは発展するために生まれてきたのではありません。幸せになるために、ここにいるのです」
これはウルグアイのムヒカ大統領の言葉
こんな考えに賛同する議員を選びたい」
って書いてあります。

あの来日から数ヶ月。
(世間やマスコミで なんでもっとムヒカさんの事を継続して取り上げないんだろう)
と、残念に思っていましたが、今朝の新聞の〈2016参院選オピニオン&フォーラム〉という面に大きく載っていて(*^^*)

東京外国語大学であった講演会に足を運んだ太田昌国さんという方が
「現代の文明が、どれほど大きな危機に直面しているか。
過剰な消費社会が、いかに人間的な存在の根っこを掘り崩しているか。
いまという時代と世界をこれほどわかりやすく説いてくれる政治家がいるのかと学生も衝撃を受けたでしょう。
中略
だから「市場は万能ではない」
「質素に生きれば自由でいられる」
「もっと愛に時間を割け」といったムヒカさんの言葉には驚いたはずです。日本の首相の口から、こんな言葉が出るとは想像もできませんから。
出てくるのは景気や国境警備の話ばかりです。」
と書いておられました。

ムヒカさ〜〜ん！
って人に頼ってはいけないんですよね(^^;;

今日の写真はブルーゾーンからホワイトゾーンへ繋がる所。
Dabidiさんのブルーと白の生地が二重になった爽やかなチュニック、［オーガンジーのカフェカーテンお花の中で］をバージョンアップして下さったIsさんのカーテン、そしてアリエル、Kさんの絵キルト。
そしてお嬢さんのリクエストで作って下さったHさんのベビーキルトです。

ブルーの服の横には、２つの白いオーガンジーのカフェカーテン、そしてその間に やはり窓辺に飾って透かして見る絵キルトがかけてあります。

Hさんの作品。
ピーター・スピアーさんの有名な絵本［雨、あめ］の一場面。

原作はペン描と水彩？
すっきりした感じ、そして光を感じるように土台はキルト綿を敷かず、生成りのオーガンジーを使いました。

ちょっと縫いにくいけど、オーガンジーの上にアップリケ。
そして最後に紺色のオーガンジーで全体を覆って光が漏れる部分だけ切り取ってあります。

縫い慣れたHさん、さすが。

そしてもう一つ、シャボン玉の作品。

透け感のある花紺のナイロンリネンの明るさを出すためにキルト綿の白が効いています。

そしてこの作品では大きなシャボン玉をオーガンジーで。

中くらいのはいろんなレース、小さな粒はプラスティック・ビーズで。
Kさんの作品です。

ところで、今日は店を終えてから不在者投票に行ってきました。

こんなにドキドキする投票も珍しいです。

(ああ、日本はどうなってしまうんだろう…)

(とにかく経済が大事)とか
(今までここに入れていたから…)
って思って投票する方がおられるとしたら…
それと、
(自分の一票くらいで何も変わるわけないし…)
と、投票に行く気がない方がおられるとしたら…

どうか、もう一度、よく考えて下さいますように。

自民党の「改憲草案」を読んでみて下さい。
信じられないような時代の逆行。
個人の尊厳、自由、平和主義が蔑ろに~_~;

そんな中、カッコいい発言をしている若者を動画でみつけてちょっとだけ心の中が明るくなりました。

［XJapan］のSＵＧIZOさん。

私はゼンゼン存じあげてない方でしたがいっぺんにファンになりました(^^;;

幸い、ザーザー雨降りではないけれど雨の落ちそうな曇り空。

それでも［リネン&レース展］に来て下さってありがとうございますm(_ _)m

絵本図書館へ上がっていただくと左回り。
［ブルーゾーン］になっています。

ディズニー大好きのOさんや、PEANUTSシリーズ大好きのItさんの作品の前には初参加のNさんが作った布製の小物入れやポーチ。
いつもピンクが大好きなNさんに、ブルーは新しい挑戦でした(^^;;

挑戦と言えば、私も毎年のこの時期に
(今までしたことのない…)デザインの夏服に挑戦します。

アシメトリーのプリーツを持つこのワンピースは手持ちのスカートを解体して型をとって作ってみました。

チェックのリネンのワンピースとバッグはIさんが一晩で縫われたもの(^^;;