やっと読みました

2011年10月8日(土) ブログ
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恥ずかしながら、私はまだ、名作[100万回生きたねこ]を読んだことがありませんでした。

子育てを経験しないまま、外国の絵本の絵にハマってしまった私は、案外 日本の人気絵本を名前しか知らなかったりします。

佐野洋子さんは 先に晩年のエッセイを読み、その飾らない文章、大胆かつ繊細な人柄に、
(えー!若い時はどんな活動をしておられたのだろう?あの人気絵本とは?)
と、ぜひ読んでみたく思いました。

で、絵本図書館に真新しい追悼バージョンの[100万回生きたねこ]があったので さっそく開いてみました。

うーん、やっぱりこの人、ただ者ではないなあ!
(女の人)の概念を嬉しく裏切るスケールの大きさ。
(そのわりには晩年、韓国ドラマにハマられ、めちゃミーハーする楽しい部分もお持ちで)

巻頭の書評に
「このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。後略」
と、書いてありましたが、まさしく佐野さん自身の生き方そのものに思えます。

同じように乳癌で亡くなった佐野さんのエッセイを読もうと思ったのは、Sさんの命が燃え尽きようとしている時に、少しでも心を軽くしたかったからでした。

とらねこ君がついに自分の思う、自分らしい生き方をみつけて、そして死んでいった爽快感。

なんとかそうありたいものです。

天国

2011年10月7日(金) ブログ
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久しぶりにアーモンド・コーヒー・ケーキを焼きました。
秋ですね!
このケーキ、焼き上がりの香りが又なんとも言えないのです。
コーヒーとアーモンドの少し焦げた芳ばしい香りが辺り一面に漂います。

洗濯物を干しに外へ出ると穏やかに晴れた洗濯日和り。
キンモクセイの甘い香り…。

いつもキルト材料の入った大きなカバンと、皆を喜ばせようと、いっぱいの甘い物のお土産と(自分は食べられなくても)を抱えてやってきてくれたSさんは もう二度とここへはやってこないのですね。

でも、こんなとこよりもっと良い所へ行くに違いありません。
だってマイケルがいるもの!

「僕は天国なんか信じてなかったけど、マイケルのためには天国がある、に賭ける」
と、インターネットに書き込んでいた若者の言葉が忘れられません。
私も同様、仏教でもキリスト教でもないけど、(良い人は天国に行ける)と、勝手に思っています。

インターネットも善し悪しで、マーレー医師の裁判の様子、見なけりゃいいのについ見てしまいます。
そして、出るのはため息だけ…。

なんであんな天使みたいな人がこんな目に??

夕べは彼が亡くなる1ヶ月くらい前に、お薬で?朦朧とした中で、とぎれとぎれに話していた、マーレーの携帯に記録されていた言葉の全文が載っていました。
一部はニュースでも流れたらしいので耳にした方もおられるかもしれません。
全文、載せようと思いますので読んで下さいね。

マイケルの録音テープ内容
「エルヴィスもビートルズもそれをなし得なかった。
我々は驚異的でなければならない
人々がこのショーを言う時、人々が僕のショーを見終わった時、僕は彼らに言ってほしい、(一生のうち、このようなのは見たことがない)と
Go.Go.
私は、このようなショーを見たことがない。Go.
驚くべき。
彼は世界で最も偉大なエンターテイナーである

僕はそのお金を、100万人の子ども、小児科病院(世界で最大のマイケル・ジャクソン小児科病院)映画館があり、ゲーム用娯楽室のある…」

「(病気の)子供は意気消沈する。
その…病院には、ゲーム用娯楽室、映画館がないんだ。
彼らに、病気でうなだれている子供たちに、落ち込んだ心に、僕はそれらを与えたい。

僕は彼らに関心がある、彼らは……天使だ。
神は、僕にそれをしてほしいんだ。
神は、僕にそれをしてほしいんです。
僕はそれをするつもりです、コンラッド。」

「それは僕のパフォーマンス以上に記憶されるだろう。僕のパフォーマンスはそこで浄化し、子どもたちを助け、常に、僕の夢になるだろう。
僕は彼らを愛している。

僕は、幼年期、子ども時代を過ごさなかったので 彼らを愛します。
僕は幼年期を過ごさなかった。

僕はそのことに苦痛を感じます。
僕は彼らの傷を感じる事が出来ます。
僕はだから
「Heal The Would」「WeAre The Would」「Well Be There」「The Lost Children」を書いたんです。僕は傷ついている。」

法廷で聞いていた、兄のジャーメイン・ジャクソンは涙を拭いた。

別の音声(検察官はそれをマーレーの声であると言った)は、「あなたはきっとやれるよ」と言っている。

「希望を持ちすぎないで」とジャクソン。
「彼らは我々の惑星を保存する次世代です。…我々はそれについて話しましょう。
アメリカでヨーロッパで、プラハで、My Baby.母親もなく歩き回る子。捨て放り出され、いなくなってしまった子。…その心の落ち込み。
それらは僕に手を差し伸べるんだ
『あなたと一緒に連れていって』と…。」

終わりにジャクソンは、
「彼らのためにやり遂げるんだ」と言いました。

絵本じっくりの季節

2011年10月6日(木) ブログ
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作品展が終わってみると、秋がぐっと深まっていました。
真っ赤だった畦道の彼岸花も見る影もなく…その代わり、木の葉が黄色く色付いています。

ゆう風舎の絵本図書館も今日から再開です。
新しい絵本もいろいろ並んでいますよ。

これは?
イギリス出身の世界的人気絵本作家のジョン・バーニンガムさんとヘレン・オクセンバリーさんはもともと御夫婦ですが、二人がジョイントして絵本を作ったのは初めてだそうで!?

[あかちゃんがやってくる]

けっこう、ふつうっぽいタイトル…
でも、[谷川俊太郎 訳]これは読んでみなくっちゃ!
どんなだって?
それはお楽しみ、読みに来て下さいね(^^)v

花もいっぱい

2011年10月1日(土) ブログ
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今日も 遠くから近くから、沢山の方に来ていただいて、本当にありがとうございますm(__)m
奥様に請われて運転してきて下さる旦那様、どうもご苦労様です。
泉大津から…という方もそうでした。
その方は私のブログからマイケルのYou−Tubeを観て下さっているとお聞きして、内心飛び上がるほど嬉しかったのです(^o^)
「歌詞の意味は解らないけど…」
聴いていると何か感じる、とおっしゃって下さって。
マイケルのマジックに気付くには、その人なりの[時期]があるような気がします。
一人でも多くの人に気付いてほしい…。
それには自分自身が信頼されるような生き方をしないといけない、と毎日思っています。

「静かな曲がいい…」
とおっしゃってた泉大津の方にいつかマイケルのバラード集を送ろうと思います(^-^

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