ディテール

2016年2月16日(火) ブログ
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今年初めていらした川西市お住いのKさん。

2ヶ月以上拝見しなかった作品ですが、さすがKさん。
広げていただくと期待通り、ずいぶん出来てきていました(*^^*)

ル・メールさんが描いた原画、水路があるのでやはりオランダの街角でしょうか?
建物も通りも水路も木々もみんな柔らかなパープルに染まって、とても美しい絵です。

Kさんがこの絵を選ばれたのもよくわかります。

ところが絵キルトにするとなると、案外無いのが「紫系統の布」です。

それでもなんとか染めたり、布の裏を使ったり、雰囲気が出てきました。
樹木の幹はウールのツイードです。
絵キルトの場合はコットンばかりではなく、できるだけ違う素材を組み合わせると厚みや深みが出るような気がします。

そしてKさんの本領発揮が、女の子達に施されたさまざまな装飾。

昨年の[レース展]のシンデレラもそうでしたがディテールへのこだわりがいつもとても魅力的です。

大人になっても女の子の夢を大切に持っておられるのですね。

4Dかふつうか?

2016年2月15日(月) ブログ
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このところやっと私の周りの方が何人か[STAR WARS フォースの覚醒]を観にいかれたようで、話しが出来るのが嬉しいです(≧∇≦)

土曜日はスタッフOさんが観にいかれたようで(*^^*)

Oさんは初めて[SW]を観たのはテレビで、だそうです。
リアルタイムの時は2、3歳だったそうで(^^;;

そうなんです。
こればっかりは旧三作をリアルタイムで観たか、観ていないかで興味関心が全然違います。

私はやはり青春時代、ちょうど結婚してたか?してないか?くらいに二人で観に行ってハマり、もちろん6作共、何度も楽しんだ世代です。

世界中にそんな人がいっぱいいますから今回の新作は賛否両論!
ボロクソの意見もありますが…

私は文句無しに面白かった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

新しいキャラクターのレイちゃんとBB-8に夢中です(^^;;
レイちゃんのフォースが覚醒していく演技は素晴らしい(*^^*)

それにしても4Dって高いのですね!
一人、¥3200‼️
夫婦で行くと¥6400‼️
ま、若くてディズニーランド好きなOさん夫妻なら、ね。

私は3D(字幕)とふつう(吹き替え)と行きました(スミマセン、2回観ました(^^;;)

私の結論としては「ふつう、吹き替え」が一番、物語が良く解って…って感じです(^^;;
歳いったのですね〜。

日曜日

2016年2月14日(日) ブログ
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今年のバレンタインデーは日曜日。
しかもゆう風舎定休日(*^^*)

…とは言ってもべつに何にも(^^;;です。
もちろん、チョコレートは用意しましたよ。

今日はどこへも出かけず、ダラーっとしながらたくさん縫おう、と思っていました。

ところが哀しいかな、時間があってもそう縫えなくなってしまいました。
すぐに目が痛くなり、目からの肩こり…となってしまいます。

そこで、
(なんだか暖かくなってきたし…)
と、ちょこっとショップのディスプレイ替えをしました。
冬物は片付けて、春らしいもの…

(春に向けて何か作りたいな)
と思っておられる方、ぜひお立ち寄り下さい。
春の新柄布もいろいろ入荷してきていますよ。

ところで、縫い物の私のお供のYouTube。
本当に便利です。
探せばずいぶん前の講演会、なんていうのも聞けます。

たまたま出逢った井上ひさしさんの講演会。
2007年11月に所沢市であった
[日本国憲法が創り出した価値]というお話です。

現在、活躍しておられる、いわゆる「識者」と言われる方はごまんとおられますが、やっぱり話し方、感じられる人間性…そう言ったものが好きでないとなかなか話を聞く気にはなれないものです。
井上ひさしさんはやはりとても穏やかな飄々とした話ぶりで、ちっとも語気を強めては話されないのに聞かせられます。

その中で日本国憲法の、特に「前文」が非常に優れているので世界あちこちの「非核化」に関する条文等に真似され、盛り込まれている事を教えて下さいます。

イタリア半島のすぐ脇にあるサンマリノという小さな非武装の国。
そこにあるレストランには日本語で書かれた「前文」が飾ってあるそうです(*^^*)

そしてその日本国憲法前文には、アメリカの独立宣言、フランスの人権宣言、イギリスのマグナ・カルタなど、先人達が考えてきた世界平和に対する想いが盛り込まれていること。
決して「押し付け」でもなんでもないこと。

人間であるならば誰しも必ず
「誰かの命令で人を殺しに行かされる、誰かの命令で人に殺される、ことはゴメンだ」
すなわち
「私の運命は私が決める。人が決めるんじゃない」
という、実はかんたんなことを保証してくれている、でもそのかんたんな事を保証するまでどれだけの犠牲があったか?という事を改めて、しかも優しく教えて下さっています。

だいぶん昔のYouTubeですから何分か、短いパートに分かれています。

ここでは5分足らずの「パート4」を貼ってみますので、お忙しい方はこれだけでも…。

吹けば飛ぶよな…

2016年2月12日(金) ブログ
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[メリーゴーランド]、それも大きなテーマパークにあるようなのではなくて、どこかの公園に移動で来るような、素朴なものに惹かれます。

実は一昨年から作りたいと思いながら、去年は大きな作品に取り組めず、せめて、と《小さな12個》の作品の中で二つ作ってみました。

そしてベンチの2人は今回もそのまま入れることに。

布合わせに逡巡することないので
(ちょっと楽かな?)
と期待しましたが、これが又細くて~_~;

しかも今回の画面に入れるにはちょっぴり小さくしないと…

ここで突然、「絵キルト豆知識」?ですが、こんな風に人物を作る場合には肌も服も靴も何もかも布を決めて、型に裁って、縫い代に切り込みも入れておいて…
さあ!と縫いかかるといいと思います。

縫い合わせた後が次のパーツを乗せる型になって、次々とスムーズに進みますよ。

かくしてこんな感じの細かいパーツ(^^;;

以前、型紙を取らないでどんどん縫っていかれるタイプのIさんが
「ウワア〜こまかーい!鼻息で飛んで行きそう!」
と、言っておられたっけ(^^;;

楽しみだー

2016年2月11日(木) ブログ
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我がミシン隊のTさん。

今年の作品展に向けて何に取り組んでいるか?というと…

なんとドールハウスのお店です!

そうです。
何年か前、バッグと洋服屋さんのドールハウスを作ったTさん(その小さく精巧に出来た服やバッグはお借りして文化村に展示したドールハウスに並べさせていただきました(^^;;)
今回は[子どもグッズ]のお店です。

さすが2回目!
ドアのある全面も、展示棚も、テーブルもハンギングシェルフも、そしてベビーベッドや木馬まで、自力でちゃーんと作ってこられましたよ

ハンサムウーマン

2016年2月8日(月) ブログ
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この間から、
(バスバッグのパーツを切り取った残りの部分をどう使おう??)
と、考えあぐねていましたが、やっと一つ決定!

大人用バッグです。

ふと見ると、今作っているメリーゴーランドの土台布がブルーでよく合う!

で、決定です。
この空間に簡単な花のアップリケと刺繍を加えようと思います。

ところで。
昨日の[夢の扉+]に登場された「世界の紛争の原因を断て!〜「平和づくりのスペシャリスト」瀬谷ルミ子さんは素晴らしいですね。

あんな女性が、しかも38才という若い女性が世界で活躍なさっているんだ!

私はれいによって恥ずかしながら昨日のテレビで初めて知ったのですが、ニューヨーク・タイムズ紙の「世界が尊敬する日本人25人」に選出されたり、NHKの[プロフェッショナル]で取り上げられたり、有名な方なのですね。

経歴を見させていただくと
「群馬県桐生市に生まれ育つ。高校3年生の時に新聞で見たルワンダ虐殺の写真をきっかけに、紛争解決を職業とすることを志す。中央大学卒業後、イギリスのブラッドフォード大学平和学部紛争解決学の修士号を取得する。」
とあります。

国連で武装解除の専門家として働いておられながら、ある事をきっかけに
(これは ちょっと違うのではないか?)
と、あっさり退職。
現在は特定非営利活動法人 日本紛争予防センター(JCCP)理事長としてご活躍。

今でも紛争さなかのアフリカ等へ出かけておられます。

そして素晴らしいのはいつもとてもクールであること。

そのお顔からは深刻さや気負いとかは感じられません。
サラッと
(自分の出来ることはやる)
って感じ(*_*)

尽力してやっと自活のレールを敷きつつあったソマリア(だったっけ?)の村で又再び紛争が起こり…

でも、淡々と言われます。
「0にはならないんですよ。5だったものが3崩れても 2は残るんですから。
その2からまた…」

何かを言い訳にして、何もしないのではなく、どんな些細なことでも一つ踏み出す勇気をいただきました。

サンプル作品

2016年2月7日(日) ブログ
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生地は反物やカットクロスのままではなかなかその個性が発揮されないものです。

何か作品になっていてこそ…

なので この間、[Days Of Kids]プリントで子供用パジャマを縫っていただいたDabidiさんに、同じ《Kids Shelf》の色違いで男の子用のシャツを縫ってもらっています。

でも、今回はゆう風舎での作業ですから、工業用ミシンも工業用アイロンも無く、とてもやり辛いことでしょう。

それでもきっとステキに仕上げて下さることでしょう。

先日のパジャマかこちらか、どちらかをシーズン前に大丸のコーナーに預けるつもりです。

(服にしてもいいなあ)
と、思ってもらえたら(*^^*)

今日は『アップリケ絵本  わたしは仕立て屋さん』の本を見て、れいのピンクの屋根のお店がプリントされたパネル柄へのお問い合わせが 偶然2件ありました(*^^*)

もちろんインターネットを普段ご覧にならない方も大勢おられます。

なので本もまた、とってもありがたい媒体です。
あんな風に生地そのものを載せていただいたのは初めてです(≧∇≦)

ピンクバスの方、アップしました

2016年2月6日(土) ブログ
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先日、結婚報告に来てくれたMさんからお手紙が…。

(何だろう?)
と、少し心配気味に封をきってみると、可愛い文字のお手紙と2枚の写真(*^^*)

そっか!
Mさんが
「作りたい」
と言ってくれていた横型のウェディングボード、
「花嫁さんの後ろに彼を入れる?じゃあ、写真か何か見せてくれたらなんとなくそんな風に描くよ」
と、言ったからですね。

写メで来る、と思っていたのですがご丁寧に(^^;;

写真の後ろに
「一番右」とか「一番左」とか付箋を貼ってくれてるのがなんとも微笑ましい(^^;;
だって一緒に作品展観に来てくれたじゃん?(^^;;

でも
「横向きがいい」
って言ったんですがどちらも正面(^^;;
ま、なんとか(感じ)だけ、ね。

「いつか結婚する時は、先生のウェルカムボードを飾りたいな、と憧れだったので…」
なんて書いてくれて(*^^*)

そんな若い人達が幸せになれる平和な世の中でありますように、おばさん世代も頑張るゾ、って改めて思いました。

新しいレッスンバッグキット、アップし ました。

2016年2月5日(金) ブログ
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昨日、Iさんが貸して下さった辺見庸さんの本は数ページ読んだだけで、なんだかほっぺたを
(パシッ、パシッ、)
と叩かれた感じがしました。

私の年代においても、もういつの間にか日常になっている「コンピューター化」
「ソーシャル・ネットワーク」…

そういうものが人間の実体、手触り、身体感覚といったものを失わさせている、と…

確かに、もちろん会って、目を見て、時には体温の温かい手を取り合って、話ししたいし、議論したいし、笑いあったりしたい…
喧嘩はあんまりしたくないけど(^^;;

それはそうなのですが、やっぱり私のように突き詰めて考えない人間には
(便利だな〜)
と、感心することも多々あります。

そもそも、YouTubeがなかったら小出さんも、その他の方の話も聞くことがなかったかもしれません。

そして遠く離れた人達との交流も。

昨夜は福岡県に住む元卒業生のKさんから ビックリするような懐かしい写真を送っていただきました。

新任として赴任した中学校。
一年生を持たせていただきました。

2年目に結婚して、3年で明石へ転勤したのでその子達の卒業と同時に離れたことになります。

で、卒業の時にKさんはきっと級友や先生方にノートを回してメッセージを書いてもらったのでしょうね。

その中に私のが…

文章は…ホント、ミーハーな(お姉さん先生)、Kさんの当時の恋?を応援してる軽〜い文~_~;

その左ページの絵(>_<)

昔々、[ティーンルック]という十代向きの雑誌があったのです。
その中に連載された、うーん、何という作家さんだっただろう?、「目無し少女」の漫画?が私はとても好きだったのです。

普通、少女漫画の主人公と言えば ご存知の通り細い顔の3分の1くらいを占める大きな目、って相場が決まってたでしょう?
なので
(こんな表現もあるんだ!)
と、すっかり気に入ってよく真似して描いていたものです(^^;;

たぶん、マッシュルームカットの女の子がKさんで、傘を差しかけているのが付き合っていた男の子のつもりなんでしょうね。

よくこんな古い物を取っておかれたなあσ^_^;
しかもそれをこの歳になってパッと見せてもらえるなんて…

辺見庸さんの本を読んで深刻な気持ちになったわりには緩い事を書いてしまいました~_~;

でも、こんなの描いてたのも、SNSに感心しているのも、紛れもなく私の歴史です(^^;;

1歳のお誕生日に

2016年2月2日(火) ブログ

嬉しいメールをいただきました。

ネットのお客様Kさん。
「ぬいぐるみは、6日に1歳をむかえる第3子の誕生日プレゼントです。
ネットで写真をみて1番顔がかわいかったのと、ジョイントなどもなく赤ちゃん向けかな、と思い選びました。
大正解でした!
次はライオンを作りたいです(^^)」

舞い上がってしまいそうなくらい嬉しい文面と写真です。

そうなんです、そうなんです。
このクマさんは3年前に成美堂出版から出された[シンプルでかわいい  ベビー&こどもの帽子と小物]という本の依頼で作ったものなのでジョイントもなく、手触りの良いリネンで作ったものなんです。

出来上がったものはポップな感じでもなく、いつもの私のぬいぐるみの顔で、
(どうも、おとなしいなあ。インパクト少ないなあ)
と思っていたものですから
「顔が一番かわいかった…」
なんて言ってもらえて物凄く嬉しかった(((o(*゚▽゚*)o)))

Kさん、お便りの様子ではこういうぬいぐるみ作りにそう慣れておられるようでもないようなのに、とっても上手に作れていますよね?
可愛いボクちゃん、気に入ってくれるといいなあ。

昭和育ちの私。
今のように手芸の本もたくさんあったわけでもないし、世の中全体がそんなに豊かだったわけでもありません。

洋裁をしていた関係で私の服やお人形の服は作ってくれていた母ですが、ぬいぐるみは…。

でもたった一つ、作ってくれたお猿さんのぬいぐるみ、今でもはっきり覚えています。

顔も身体もしっぽも、どんなに嬉しかったか?の気持ちも。

《ペルマ》って名前をつけていました。
見た目がなぜか《ペルマ》って感じだったのです(^^;;

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