一周忌

2017年9月21日(木) ブログ
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昨日、車で家を出る時、
(うわあ、彼岸花が咲いてきたなあ)
と、思ったとこだったもので、会場でこの絵がすぐに目に飛び込んできました。

去年の11月。
51歳の若さで逝かれた米田桂子さんの自宅で行われた手作り絵本の遺作展に出かけた事をこのブログでも書かせていただきました。

今度は上郡町にある小さなギャラリー、[ギャラリー靜匠]で17日から23日まで行われている、というので定休日の昨日、義父の居る太子町へ向かいがてら、真逆の方向にハンドルをきって行ってきました。

ウィークデイなので
(今日はおられないだろう)
と、思っていた中学教師のお連れ合いさんも会場におられたので、
「今日は何かの振り替え休日ですか?」
と聞く我が連れ合いに、
「今日は命日なので年休を取りました」
と。

奇しくも昨日が命日だったのですね。

そして、去年、3ヶ月後という異例の早い時機に遺作展を開催されたこと、ちょっと不思議に思っていたのですが、判りました。
桂子さん自身の希望、
「お葬式よりも作品展をして…」

それで一周忌にも作品展をされたのですね。

会場が違うと又、違う感慨がありました。

ハガキ大の和紙に日々、暮らしの中で目についたもの、咲き出した草花、夕餉にする野菜、食器、動物、虫(カメムシまで(^^;;)ありとあらゆるものが鉛筆線描と少しの水彩で描かれていて。

対象を見据えて 線一本を大切に強弱を交えて入念に引いていく…日本画の基本のようなものですが、桂子さんの線描は観察力、集中力を備え、それでいて柔らかく小さなものへの愛情がじんわりと感じられる好スケッチばかりです。

いったい何枚あるのでしょう。

手作り絵本は
(どこかへ発表しよう)
と言うより、我が子を楽しませるために
(ビビビッ)
と思いついてニコニコ仕上げた、というようなものばかり。

下の連作の版画も よく見ると一本の大樹(息子さんの名前も同じ)の四季が部分部分で描き分けられているのですね。

そんな桂子さんの作品展が来年のお正月、山口県は下関の「旧下関英国領事館」というところでも行われるそうです。

桂子さんは下関の方だったのですね(^^;;

たった2日間だけですが、お近くにお住まいの方はぜひ、と思います。

2018年 1月2日(火)、3日(水)
9:00〜17:00
入場無料
旧下関英国領事館
tel083-235-1906

観忘れた!

2017年9月18日(月) ブログ
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学生時代、ちょっと絵をかじっていた私。
さぞかし、可愛い子どもの絵とかを描いていたのだろう、と思われるかもしれませんが そうではないのです。

渋い?自然を描いていました。

19歳の時に京都市美術館で観た[アンドリュー・ワイエス展]のモロ影響です。

何にも知りませんでした。
ただ、憧れがありました。

別に写真のように見える「超リアリズム」に憧れていた訳ではありません。

アンドリュー・ワイエスというアメリカの画家がどういう気持ちで その自然や隣人達(主にアフリカンアメリカン)を描いていたのかも知りませんでした。

その時は来ていなかった代表作[クリスティーナの世界]のクリスティーナがなぜ画面全面で向こう向きに横たわっていて向こう側に家が描かれているのか、も知りませんでした。

彼と彼の芸術がどんなものであるか、少し詳しく知ったのはそれからもっと数十年後、NHKの番組で特集したのを観てからです。

知って、ますます好きになりました。

卓越した描写力の影のヒューマニズムと自然への愛、自己への厳しさ。

でも、学生時代の私はとにかく何も知らずにその絵に感動していたのです。

展覧会で買った図録も何度も何度も開いて眺めた結果、他のものよりボロボロです。

特に好きな[アルヴァロとクリスティーナの家]と題されたブルーのドアの絵。
クリスティーナ姉弟がどんな生活をしていたか、この家が厳しい自然や社会の中で生きる極貧の…とも知らずに惹かれていたのです。

どの作品も静かでしかも圧倒的に素晴らしいのですが、画集の最後にある出品目録を眺めてビックリしたこの白黒の絵。

水彩、ドライ・ブラッシュ、テンペラ、ドローイング…と作品毎に材質の説明があるのですが、この作品にはただ「鉛筆」とだけ記されています。

高校時代、受験のために鉛筆デッサンに通っていた私には衝撃でした。

鉛筆だけで描かれた[私の姉]

そんなアンドリュー・ワイエスの事を久しぶりに[日曜美術館]でするというので朝から
(観よう)
と思っていたのに、台風の雨風の音から逃れようと大音量で音楽を聴きながら縫い物をしていて、すっかり忘れてしまっていたのです😰😱

昨日のはどんな内容だったのかなあ。

台風の日

2017年9月17日(日) ブログ
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今日の夜でしょうか。
 
天気図によると今のところ完全に通り道。
どこも被害が無いように祈ります。
 
そんな訳でまたまた今日は開店休業状態。(それでも、本を買いに来て下さった方あり(^^;;)
縫い物が捗りました。
 
そしてこんなラジオ番組を聴きました。
[自由なラジオLight Up]
ときどき楽しみに聴いているのですが、これも少し前の放送、youtubeで聴きました。
 
この会はパーソナリティはおしどりマコ・ケンさん。
ゲストは[原爆の図丸木美術館]学芸員の岡村 幸宣さん。
 
去年だったかの、[原爆の図]展覧会アメリカ巡業のプロジェクトに賛同し、雀の涙の一粒に加えさせて貰ったり、俊さんはいわさきちひろさんのデッサンの先生、という事でより親しみを覚えていた私たちですが、知らない事を今日もいっぱい教えていただきました。
 
埼玉県にある[原爆の図丸木美術館]、一頃は多かった学校からの子ども達の見学が少なくなっている由。
 
「悲惨すぎるものを見せるのは…」
「反戦平和を教えるのは政治的中立を欠く…」?????
 
ため息が出ます。
 
ところで、絵本[みなまた うみのこえ]の巻末に載っている丸木夫妻と並んでおられる石牟礼道子さんが若くて(^^;;
 
丸木夫妻はすでに亡く、石牟礼さんもパーキンソン病に苦しみながら老境の日々を送っておられます。
 
勇気のある、表現力のある、肝の座った伝承者が次々地上からは居られなくなるけれど、次の世代に伝えていかなくては、と岡村さんも頑張っておられるのです。
 
20代の頃に京都市美術館で観たきり…。
今、又観たい、と思います。
 
[寅さん]映画が若い頃観たのと今では感慨が全然違うように、きっとこの歳だから感じることがあるだろうと思います。
 
埼玉県東松山市下唐子1401
 
池袋駅から東武東上線、[森林公園駅]下車、南口からタクシーで10分(バスは本数が我がゆう風舎より少ないみたい)
うーむ、遠いなあ。
 
 
 

こんな感じ…

2017年9月16日(土) ブログ
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使えそうな、
使うかもしれない、
きっと使う…
 
ブルーとグリーンとピンクと紫と黄色。
 
ギンガムチェックにストライプにドットに無地シャーティング、無地ローン、リバティに、Days Of Kidsのプリントまで、
(これはどうかな?)
と 思うものを何種類も何種類も箱から出して、棚から降ろして…
 
やっと決まりました。
コーディネート完了です。
 
今回はリバティは落ちました(^^;;
ちょっと目立ちすぎるので。
Daysは入りました(o^^o)
 
ネットショップでベビーキルトを注文してくださるお客様の中には
「初心者なんですが…」
と、おっしゃる方が多いのです。
 
なのでこれから少しでも作っていただき易いようにいろんな工夫をします。
 
裏に接着芯を貼って裁ちっぱなしにする部分や、[アイロン接着洗えるフェルト]を使ったり。
 
赤ちゃんのものですからボタンやビーズを使わないのでちょっと時間はかかりそうですが、それはそれで楽しそう。
 
待っていて下さいね^_^

パステルカラーで

2017年9月15日(金) ブログ
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別にどこも悪くないのに…
 
とてもとてもこの夏はシンドかった…
 
歳をとって
(自分だけか…)
と、思っていたけど、同世代の皆は 会う人、会う人、そうおっしゃいます。
 
ましてや、ミサイルの威しはあるし、そんな時でもアベさんはインドで大盤振る舞いだし、大型台風は ビックリするくらい曲がって狙って来るし…
 
それでも、それでも。
今日は涼しい秋風に 少しばかり変わったし。
何より新しく取り組み始めたベビーキルト作りが楽しくて気分が救われています。
 
好きな事があって、それを出来る時間があること…本当に感謝です。
 
夏前から新しいベビーキルトに向くような可愛い布を探していました。
 
でも、なかなかみつかりません。
 
それで、そんな主役になるプリント布は諦めて、ゆう風舎にある白い布を土台にして、大きなモチーフをそれぞれ淡いパステル調でアップリケしていこう、と思います。
 
スタッフOさんが言っていたように、大きなモチーフは布地選びがより難しいです。
 
早く縫いたい!気持ちを抑えて まずは全部布をコーディネートしてみようと思います。
 
やっぱり外せなかったキリンさんは初めて「ブルー系」です(^^;;
 

手芸用品売り場

2017年9月14日(木) ブログ
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先週、リ・リニューアルした大丸神戸店の地下二階、手芸用品売り場に昨日やっと行ってきました。
 
この間までは地下鉄から入ったすぐの一角でしたが、その奥、文房具売り場のその又奥が新しい手芸用品売り場。
 
やっと広めのスペースに落ち着かれました。
折しもミシンキルトのレッスンも開かれていたし、布を買いにいらしたお客様の対応やら、S店長始め、お馴染みのHさん、Iさんがにこやかに、でも、とてもアタフタ?動き回っておられました。
 
Sさん曰く
「まだ何が何やら(^^;;やっと一週間経ちました」
 
私のキット見本も貼っては下さっていましたが、
「今、ポップを申請中です」
とのことで表示も何もありませんでしたがもちろん文句は言いません(^^;;
 
リバティがやはり「売り」
あと、コッカさん発売のいとうなほみさんの新作布とかがズラリ。
 
そして一番贅沢なスペースを取っているのは[AVRIL]のコーナー。
 
そうです、多種多様な毛糸や糸が人気の[アヴリル]の商品が大丸デビューです。
 
写真は昨日の私のお買い物。
新しく出たリバティタナローンの無地何色かとアヴリルの糸。
 
Kさんに教えてもらって大丸のすぐ南側のビルにこの夏オープンした[ヨーキーズ・ブランチ・カフェ]にももちろん行きましたよ。
 
トロットロのパンケーキ(^^;;

ちっちゃいポシェット

2017年9月12日(火) ブログ
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わざわざ荷物持たなくってもいいのに…

ちっちゃい女の子がイッチョマエにちっちゃいポシェットを提げているのってとっても可愛いし、微笑ましいですね。

私にも覚えがあります。
そういうものを与えてもらって提げて行く時の嬉しい気持ち、と言ったら!
中に入れる可愛い絵柄のハンカチなんてまるで宝物でした。

この間届いたばかりのグリーン地にbook模様のUSAコットン。
早速、小さなポシェットにしてもらいました。

小さな楕円形、[Days of Kids]のパネル柄の一部をポケットにして、マチにつけたファスナーも「ポーチ用カラーファスナー」という20センチのもの。

「こんな、こんな、のにしてほしい」
と頼むと しばらくしたらちゃんと出来上がって…

いつもながらミシン隊Tさんにはびっくりします。

私には「苦」になるマチと楕円形をミシンで縫い合わす作業も裏布との縫い代をバイアスで(これもミシンで)包み込む作業も
(ぜんぜん苦にならない)
のだそうです。

元々、縫い物が大好きだったTさんですが、やはりもう一つの仕事場の[マジックミシン]での実施鍛錬が効いているなあ、と思います。

好きな事を続ける、って素晴らしい。

そんな訳でファスナー違いで二つ作ってもらいました。

なんだか双子ちゃんが提げているとこを想像したり(^^;;

ふたり

2017年9月9日(土) ブログ
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感動した本に出会うと 他の人にも
(読んでほしい…)
と、思います。
 
Iさんが貸してくれた、高山文彦さん著の[ふたり]は愛蔵版にしたいし、まず、連れ合いにも読んでほしいので購入しました。
 
以前に読みかけの時、ブログで「ふたり」とは皇后美智子さんと[苦海浄土]の石牟礼道子さんのことだ、と記しましたが    違いました。
 
いろいろな「ふたり」のことだ、と思いました。
 
前半は美智子さんと石牟礼さんの交流の話中心ですが、後半は長年に渡って、作家としての、水俣病問題の運動家としての、そして人間としての石牟礼さんと協力し、支えて来た渡辺京二さんとの「ふたり」が主になります。
 
でも、それだけでも括れない気がします。
 
始めはそんな気はなかったのに石牟礼さんによって いろんな深刻な諸問題を知るにつれ、
「義を見てせざるは勇無きなり」
と、徹底的に患者に寄り添い、後の水俣訴訟の元になる[水俣病を告発する会]を立ち上げた渡辺氏、そして6歳年上の高校の教師であって最初に「告発する会」のメンバーになった本田啓吉氏の支え。
これも「ふたり」に思いが馳せられます。
 
もとより水俣に縁のなかった本田氏の魂に火をつけたのは渡辺氏のビラの内容であり、そして[苦海浄土]の元となった石牟礼さんの「空と海のあいだに」の世界観だったそうです。
 
「その世界はそっくりわたしの曽祖母や祖母の世界であり、母方の祖父母の世界であった。(中略)
わたしは石牟礼さんに教えられて、水俣病がわたしの祖父母の世界にかけられた破壊攻撃であることを思い知った。
祖父母の世界は 風俗は変わっても父母の世界であり、やはりわたしの世界でもあった。」
 
秀れた文学作品とか芸術作品というのは、例え直接自分が体験していなくても心や魂に届くことによってその人の想像力に働き、人の事を自分の事のように感じさせる力があるのですね。
 
[苦海浄土]はルポルタージュやノンフィクションを包含した素晴らしい「文学」です。
水銀に侵された患者さんの症状や苦しみはもちろん読んでいて辛いのは確かですが、それを超えたものがあります。
なんというか、うまく言えませんが「崇高な魂」と言いますか…
 
そして「ふたり」の意味の中には天皇陛下と美智子さんの「ふたり」も入っているような気がします。
 
いずれにしても「1」+「1」は2ではない…
 
そんな意味のこもった題名でしょうか。
 
なんとなく[苦海浄土]は敷居が高い…
(かく言う私も一つ目しか読んでなく、続編、続々編が又とても貴重と聞きます)と思われる方もぜひこの[ふたり]をお読みになってください。
 
 
 

私のカントリー秋号

2017年9月8日(金) ブログ
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9日発売の[私のカントリー]
1日早く見せていただきました。
 
7月に取材に来て下さった「ゆう風舎」が100ページから103ページまで載っているからです(o^^o)
 
さすがプロのスタイリング、プロのカメラマンさん。
 
(どこの家だろ?)
(どの場所だろ?)
びっくりするくらい美しく写っています(^^;;
 
何より、いつも
(遠慮したいなあ)
と思う、私の写真が小さいのが嬉しい😅
 
これなら
「皆さん、買ってね、見てね!」
って言い易い(^^;;(^^;;
 
と、いうか表紙が、素晴らしく紅葉したお庭の中のターシャとコーギーですから、表紙を見ただけでべつに愛読者でない方でも買われないかな?
 
10月に行なわれる毎年恒例の信州清里萌木の村での[カントリーフェスタ]の詳しい案内も別冊として付いています。
 
ついこの間の[リネン&レース展]も春の作品展に展示した新作も、バッチリ載せていただいているのでぜひご覧くださいね。

東京で

2017年9月5日(火) ブログ
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今朝みつけたNorikonokoyaさんという方のFacebookにこんな写真が…
 
今、東京の日比谷線神谷町という所にある[ブルーバオバブアフリカ]というカフェでイラストレーターHitomiさんのマイケル原画展をやっています。
 
きっとNorikonokoyaさんが観にいかれたのでしょうが、観ているのはフィギュアのマイケルです。
 
ちょっと感動(^^;;
なぜかというと、若い全盛期の、いわゆる「スリラー」や「BAD」や「スムーズクリミナル」の衣装のフィギュアはよく見たことありますが、この「大人マイケル」は初めて!
 
これはもうだいぶん晩年、確かロスかどこかへ買い物に出かけた時の服装、髪型(^^;;
 
こんなレアなフィギュアもあるんですね〜😍😌
 
Hitomiさんの原画展。
去年の6月、ファン3人で大阪の[ビリージーンカフェ]へ観に行ったことを思い出します。
 
今回も行きたいケド、さすがにそれだけのために東京までは…ザンネン😑

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