ちっちゃい本

2022年2月15日(火) ブログ

Kさんが今取り組んでいるのはうさぎさんが主役の約18㎝×13㎝くらいの小さなキルト。

ゆくゆくはそのミニキルトをいくつか楕円みたいに並べ、空けた中央に長田弘さんの詩を刺繡するそうですよ。

ミニキルトの中のもう一つの主役は「本」です。

小さな本をアップリケするために(それらしい)プリント生地を探す、探す・・・

そして うまくみつけて上手にちっちゃい本にしておられます。

以前の[Yu’s・・・]や[Day’s・・・]の布もくまなく探してくださってお役に立てているのが嬉しいです(*^^*)

兄妹

2022年2月14日(月) ブログ

今日は朝からソワソワ。

そして いつにも増して(ちゃんとしよう)と家事も仕事も・・・

それもそのはず、昨日の深夜に放映された【鬼滅の刃 遊郭編】最終回の録画を今晩観たいからです(;^ω^)

観る前からネットからいろいろ情報は入って来ます。

この最終回の大目玉、上弦の鬼の妓夫太郎と堕姫の兄妹の悲しい過去が描かれるのですが 皆の期待通り、というか声優さんの名演によって期待以上だったようです。

ところで去年、アニメでは飽き足らず、原作を大人買い(でもなかった)して読み進むうちに 期せずして思い出したのは小学生の頃に読んだ山本周五郎さんの[赤ひげ診療譚]や[さぶ]の世界でした。

世の中の片隅に追いやられて赤貧と差別の中、それでも懸命に命を繋ぐ生活…

生まれて来た環境によってどうしようもない運命を背負わされる人々の物語。

もう一つ、どうしても忘れられない愛読書だったのは、10歳の在日韓国人、安本末子さん(日本名)が書いた[にあんちゃん]です。

これは二木てるみさん主演で当時映画化までされたので ひょっとしてここを訪れてくださっている皆さんの中にもご存じの方がおられるかもしれません。

末子さんのご両親は亡くなっており、1番上のお兄さんが働いてなんとか暮らし、2番目のお兄ちゃん、たぶん2つくらいしか離れていない、そのお兄ちゃんの呼び名が「にあんちゃん」なのです。

貧しい貧しい暮らしの中、たまたま小豆が少し手に入り、にあんちゃんが炊いてくれたおぜんざい。

お椀は一つしかなく、末子さんとにあんちゃんはアルミのお弁当箱に入れて食べて…

でも「おいしくて、おいしくて…」と書いてあったのが忘れられません。

今でも、おぜんざいを炊く度に思い出します。

「末子さんたち、今はもっとよい暮らししてはる?」

と心配で何度も聞く私に

「うん、本も出たし、大きくなって3人ともきっと・・」

と母が答えていたのも思い出です。

 

長くなってしまいましたが 私が何を言いたいのか、と言えば[遊郭編]を観た全国の方々の多くの方が たぶんご存じの筈のない世界、暮らしを理解し、共感の想いを素直に綴っておられることです。

やっぱり素晴らしい作品というのはちゃーんと伝えられるものですね。

アニメ制作の方達、渾身の演技の声優さん達、本当に素晴らしい。

でもやっぱり私は原作者の吾峠呼世晴さんが凄いと思います。

 

ガトーショコラ

2022年2月11日(金) ブログ

バレンタインデーの季節なので やっぱりチョコレートのケーキを作りました。

[ガトーショコラ]

シンプルで 作り方は簡単だけど 材料がけっこうリッチです。

チョコレートもバターもたっぷり。

だから濃厚で美味しいんですよね。

傍らは[クレームダンジュ]

フランス語の2種。この時期ならではの口福です(*^^*)

 

白布の下地

2022年2月10日(木) ブログ

ときどき観るのですがNHK 教育の[100分で名著]という番組はなかなかいいです。

日蓮さんの事も初めて[日蓮の手紙]で少し知りました。

それにしても遠い昔、鎌倉時代でも既得権益を守ろうとする人から酷い弾圧を受けることがあったなんてあまりにも現代と同じようでなんとも…

それにめげない人が歴史に残っているのですね。

それにしても日蓮さんといい、炭治郎といい、「信じる心」を貫く人は強い❣

 

と、そんな訳で私も

(きっとこの春には2年ぶりに【布と糸でつくる夢展】ができる!)

と信じて(^-^;チクチク大きめ作品に取り組んでいます。

今度のは秋たけなわの色づく木々の麓を表したかったので土台を黄、オレンジピンク、薄茶・・・というような布で覆ってしまいました。

なのでその上にアップリケする人物はそのままだと地の色が透けてしまい、うまく出てこないのです。

それで一つ一つそのシルエット、少し小さめに裁った白い布を敷きます。

小さな人物なのでちょっと手間ですが そうするとはっきり色が出るんですよ(*^^*)

 

プティ・リュック キット、アップしました

2022年2月8日(火) ブログ

今日は富岡義勇さんのお誕生日。

だから、という訳ではなく、私の周りにあまりにも揃った2月生まれの方のために特性ケーキを作りました。

この季節ですからもちろんチョコレートケーキ。

レイチェル・クーさんみたいにスイスイとチョコレートをさばいてコーティングしようと思ったのですが したことあまり無いものでゼンゼンうまくいきませんでした(*_*;

けっこう熱いままのせるとケーキの上に乗せた生クリームが動くし、へらで平らにしようとしているうちに固まってくるし…

そんなわけでぶっといチョコレートコーティングの、見た目最悪のケーキ。(写真は一部加工しましたよ(;^ω^))

でも中にはイチゴもオレンジママレードも入っていて美味しかったですよ。

Ufotableのイラストでは 義勇さんも大きなバースディケーキをもらっていました(^^)

ネットショップに[プティ・リュック]3種、アップしましたので 又チェックしてくださいね。

残り毛糸

2022年2月7日(月) ブログ

もう編まなくなったとはいえ、残り毛糸、いっぱいあります。

母の残したものもあります。

義母の残したものもあります。

あまり傷んでないものはやっぱりまだ捨てられなくて・・・

(またいつか何か編むかなあ?)

でも色も太さもまちまち、どうしたものか…?

 

そう言えば、ここのところの絵本図書館の上り口の頭上にはへんてこりんなディスプレイ。

「毛糸玉とトラとどう関係があるの?」

「べつに無い。」

のだそうです。

しいて言えば、2月の10日は[ニットの日]だそうです。

でも。あるんですねー(;^ω^)ちゃんと編み物好きの動物の話。

編み物得意なのは白ヤギさんです。

やっぱりいろんな毛糸をいっぱい持ってて、いろいろ編むうちに・・・

いいなあ、こんなに速く、自由自在に編めたらうちのてんでバラバラの残り毛糸たちもスゴイものになるのになあ~と思うようなお話ですよ(^^)

リュック3兄弟

2022年2月5日(土) ブログ

反物であったプリントも残り少なくなったものは惜しくなって

(とりあえず残しておこう)

なんてしまい込むことがあります。

ご存じのように「定番」と言われるもの以外は二度とお目にかかることはないのです。

でも生地も大切に残しておいてもシミがついたり傷んできます。

そうなる前にやっぱり何かにする方が…生地も喜ぶでしょうね(>_<)

そんな訳で2階から幾つか出してきました。

まずは 小さなお子さんにぴったりな可愛いプリント。

細かい柄なので小さなものがいい・・・

そこでかついでくれそうな小さなリュックに仕立てました。

1番ちっちゃいものは1~2歳用?

大きい目2つは(同じ大きさです)3~4歳用?

喜んでかついでくれるかな?

おいしそう!

2022年2月4日(金) ブログ

ちっともピークアウトの兆しが見えなくって暗い気分の毎日に なんだかカラフル、なんだか楽しい画像を送っていただきましたよ。

以前からお仕事を頑張りながら ゆう風舎のキットをたくさん作ってくれたり、お孫さんの小さなドレスを手作りしたり、縫物上手なTさん。

これはそのTさんのお嬢さんである若いママさんが子どもさんのために作ったもの。

フェルトのごちそうです。

えびやトマトやバジル、パプリカ、マッシュルーム(*^^*)・・の乗ったチーズたっぷりのピッツア、

上等そうな具のお寿司、お弁当にハンバーグ・・

きっと 子どもさん大喜び、でも作っている間もめちゃ楽しかったと思いますよ。

魔法の毛糸

2022年2月3日(木) ブログ

この季節、足元って冷えます。

なので私ももっぱらスキー用の分厚い毛糸のソックスを愛用しているのですが 今日Iさんの足元を見ると とっても可愛い毛糸のソックス。

編み物好きのIさんの手作りだそうです。

私も昔は編み込みのソックスを編んだものですが けっこう手間がかかるわりには(スルッ)と履けず、もっぱら既製品オンリーになっていますが やっぱり手編みのアーガイル模様はとっても素敵。

(すごいなー)と思いながら 次に伺ったIさんの話にびっくりしました。

ホント、私は何にも知りません。

これを読んでくださっている方の中には

「もちろん知っていますよ」

という方が大勢いらっしゃるかもしれません。

この「編み込み」に見えるソックス、なんと1本の毛糸でメリアス編みで編んであるそうです。

Iさんが出会ったこの毛糸は東日本大震災の1年後、気仙沼で誕生した[梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ]の主催者、梅村マルティナさんによってもたらされたドイツ製の毛糸なんだそうです。

ドイツの高級毛糸メーカーのTUTTO社のOpalという毛糸でただ編むだけで素敵な模様になっていく、、その楽しいドキドキ感、ワクワク感が震災で打ちのめされた方々の慰めに・・・

詳しくは又ネットで検索してみてください。

マルティナさんの経歴は凄いです。

元々は医学者なのですよね。

Iさんのおかげでとても可愛い色と模様のソックスから 不思議な毛糸と素晴らしい人を知ることが出来ました(*^^*)

春の木

2022年2月1日(火) ブログ

感染状況のために作品展が出来ず、何年も春を待っている作品があります。

これもその一つ。

一度期限が伸びてひと段落してしまうと 制作へのモチベーションを保つのが けっこう難しいものです。

でもIkさんは人物作りをほとんど終え(オシャレな学生さんが並んでいます。)いよいよ象徴的なふんわり華やかな「木」のアップリケに入りました。

水彩みたいなタッチにしたかったのでオーガンジーを重ねて…

間にも上からもファンシーな糸やリボンを遊ばせて 春の気分が漂ってきますね。

今年こそはお披露目できますように。

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