陽に透かすと
皆さん、リネンとレースを使っての作品作りに勤しんでくださっています。
私も自分の作品が出来上がりつつあるので なんとかキット作品も、って思っています。
昨日の朝は 新作キットは無いものの ショップの壁をとりあえず夏のキットで埋めました。
去年作った小さめの絵キルト、[クリームソーダ]、涼しそうで、レトロ感があって気に入っています。
こんな風にキルト綿も裏布もついているのに 陽の光にかざすと リネンやレースってとってもきれいです。
皆さん、リネンとレースを使っての作品作りに勤しんでくださっています。
私も自分の作品が出来上がりつつあるので なんとかキット作品も、って思っています。
昨日の朝は 新作キットは無いものの ショップの壁をとりあえず夏のキットで埋めました。
去年作った小さめの絵キルト、[クリームソーダ]、涼しそうで、レトロ感があって気に入っています。
こんな風にキルト綿も裏布もついているのに 陽の光にかざすと リネンやレースってとってもきれいです。
夕方のニュースで見た「2年ぶりの花火大会、クイーンの曲に合わせて」も とっても良かったのですが この「クイーン」は違うクイーンです。
まさしくイギリスの女王「エリザベス女王」の絵本です。
今年初め、ネットフリックスに入ったはいいものの、なかなか観る時間もなくしばらく放っていますとネットフリックスの方からはいろいろと宣伝が来ます( ;∀;)
まあ、また夏休みくらいに何か探して…と思っていたところ、先日Mさんが
「先生、[ザ・クラウン]と言うドラマ、めちゃくちゃ素敵ですよ!
衣装といい、部屋の中のしつらえといい・・」
と薦めて下さいました。
この間、映画[オードリー]を観た時にも 同じ映画館で近日上映予定の[エリザベス 女王陛下の微笑み]を盛んに宣伝していました。
在位70周年なのですね。
90歳半ばを越えても美しく凛とした佇まいは本当に特別ですよね。
そして、ばっちり、ゆう風舎にこの絵本がやって来ました。
なんと産まれた時から現代までを 可愛らしいイラストと文章で綴ってあります。
女王独特の華麗な衣装だけではありません。
母として妻として、家庭内の衣服、戦争中には整備士として働いた服装も。
この絵本のまえがきには ドラマ[ザ・クラウン]のコスチュームデザインを担当したミシェル・クラプトンさんが文を寄せておられます。
大勢のデザイナーの作品でもある「服」を通して、女王として長年愛される一人の女性の姿が詰め込まれた絵本です。
さあ、いよいよ大詰め、飾るレースをつけます。
長い部分もありますが ちょっとで済むのが多いですので 今までに貯まっているいろんなレースの端切れをあててみます。
アップリケパーツのぐるりやクレイジーキルトの境目や・・。
今年やって来た淡いグリーンのレース地に合わせて なんとなくグリーンを多用したのですが 飾りのレースもピッタリのがありました。
以前、お払い箱にしたローンのブラウスについていた手編み風のトリミングレース、それだけを切り取ってなんとなく残していたのですが・・。
木馬のアップリケのぐるりにつけました。
あと、写真では見にくいのですが チュールの丸いレース、これをつけるとなんとなく「懐かしい想い…」みたいな感じがしませんか( ;∀;)
猪之助の「ホワホワ」みたいに(*^^*)
あれ?今日は「なんとなく」が多いなあ。
今日はまたまた今年最高の気温を記録したのでは?
真っ青な空が広がっていました。
今日5月29日は 相生港では3年ぶりの「ペーロン祭り」が開かれていたのです。
残念ながら花火は断念、舟の競争、「ペーロン競漕」は行われたようです。
近くにお住まいのYさんは昨日から観客席あたりの清掃等に大変だったらしく、ゆう風舎に来て
「ここは別世界やなあ」
とおっしゃってました。
そうなんですよね、同じ相生でも南の海とは真反対側、一番北の山間ですからね(;^ω^)
暑いといっても、真夏とは違って湿度が低くカラッと爽やか、屋内にいたらそんなに暑くもないのです。
そう、今が1年で一番気持ちが良い季節、庭には白い花が咲いて・・
そんなわけで チクチクもはかどり…
7か所のアップリケが完了していよいよレースのクレイジーキルトに入りました。
毎年のことながら・・この、レースを使って作るのはメチャメチャ楽しいです(*^^*)
革製のバッグなのに 犬や鳥の形だったり、ときどき「大人かわいい」バッグを見かけます。
遊び心満タンで 気分が上がりそう(*^^*)
レザー、とはいかないけど、せっかくいろいろな色のリネンが集まったのでリネンだけでそんな「大人かわいい」バッグが作れないかな?と思いました。
テリアの形のはウールで作ったので今回は大きなアップリケにしました。
まあるいお尻フリフリの子犬です。
綺麗なグリーンのリネンをアクセントに 他は全部グレーのリネンにしました。
耳としっぽは摘まめます、というか子犬の背中が開いていてポケットになっています。
縫い上げてくれたスタッフTさんはもちろんミシン上手ですが、
(ミシンはどうも・・)
と思われる方は もちろんチクチク全部手縫いでもOKなんですよ。
もう上映は終わっているのでは?と諦めかけていたのですが 調べてみるとまだやっていて、早速[シネリーブル神戸]に観に行ってきました。
オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー映画です。
私達の年代の者には その気品と愛くるしさに溢れた特別な容姿や ジパンシーとのコラボによる、ため息の出るようなファッションだけでなく、後々に知った、その苦難に満ちた少女時代や 細い身体に鞭打って、ソマリアを始め、紛争、貧困、飢餓に苦しむ子供たちのために奔走した晩年等、「人間」としての彼女の姿はとても尊敬するものです。
奇しくもこの間の日曜日から 大丸神戸店の地下2階手芸用品売り場の壁に 去年の[リネン&レース展]のために作った絵キルト「時を超えて」(彼女の生涯のさわりだけ、私なりに絵キルトで表したものです)を貼っていただいているのです。
うちに何冊か彼女の伝記本や写真集があるのでおおよその事は知っていたのですが この映画を観たら、
「少女時代の辛い体験」
「失踪したお父さんへの想い」
「抱えるトラウマゆえの、家庭への憧れ」
「子供への想い」そして「悲惨な状況にある世界中の子供たちになんとか自分の出来ることを・・・」
という、パンフレットの言葉を借りれば、
「心の傷を 愛に変えられた人」の意味が私の想像以上に重く深いものだと解りました。
正直、皆さんにこの映画を観てほしいです。
今日も平日、まだコロナ禍だというのに、観客席の6~7割は埋まっていましたよ。
ロシア、ウクライナの事にかこつけて、私に言わせれば 安易に間違った方向に世論を煽って「防衛費を2倍に」なんてとんでもない方向に向かっているように思える昨今、よけいに観ていただきたい映画でした。
[リネン&レース展]に向けてエンジンかかりつつ・・・
色目や(夏向きにできるだけ涼しげに)素材(できるだけリネンやレースを多用して)を限定しての作品作り、けっこう私は楽しいのです。
「難しい、難しい‥」
と言いながら 皆さんもそうじゃないかな?って思っているのですが(;^ω^)
制作期間も含めて制限の多い中、やっぱり自分の好きな事、そして自分の個性を追求するのは素晴らしいです。
人物の頬や衣服に綿を詰めて いつも見事な「半立体」の絵キルトを楽しませてくれるKさん。
今回も妖精さんを少しプクプクさせるそうですが その前に大きな樹に茂る葉っぱを少し立体的につけてあります。
小さな妖精さんに対して かなり大きな葉っぱ、切りっぱなしではありますが 葉の中央を縫い付けてフリフリした感じに全てしてあります。
初めての試みの表現、出来上がりがとても楽しみですが Kさんの小さい頃、故郷にこんな樹があって 幼いKさんがいろいろ空想しておられたのでしょうね。
この間の三輪車の前、1番最初にこのアップリケをしました。
中央になる部分です。
ベースはずいぶん前に作った[お兄ちゃんの馬]というキットの絵柄です。
木馬の色調を変え、赤ちゃんをもうちょっと大きめ(2歳くらいかな?)に替えました。
私には兄はいますが もちろんこんな木馬を持っていたわけではありません。
昭和のあの頃ですから木製といえば少年野球のバットとかせいぜいウクレレとか(;^ω^)
でもだからこそ、絵本や映画やアメリカのテレビドラマに出てくるこういうものに憧れ続け、我が家に迎えられたのは ゆう風舎を始めてから何年かした頃です。
なのでこれも本当の思い出ではなく、空想です。
髪型もホントの「ワカメちゃんカット」だったし・・・(>_<)
でも、ただ1点だけ。
洋服はその当時のを再現してみました。
まだ洋裁を始めて間もない母が縫ってくれた白いワンピース。
両サイドにうさぎの耳みたいな飾りがついていて、私はこれがお気に入りで しょっちゅう、手でピラピラさせていたことをおぼろげながら覚えています(*^^*)
以前と違って 最近は本当にいろいろな色のリネンが手に入るようになりました。
麻独特の生成り色から たぶん脱色してその上に鮮やかな色を染めるのでしょうか?
本当にきれいな色、布屋さんが下さった色見本にはなんと50種類くらい、真っ赤とか真っ青とか まるでコットン生地のように鮮やか、でも麻独特の味わいがあってどれも欲しくなります(>_<)
でもそうもいかず、一生懸命睨んで、考えて選びます。
(これならワンピースにいけるかな?パンツはどうだろ?)
(これでバッグを作ったら落ち着いていていいかな?)
そんなわけで新着2色。
左から2番目のベージュと 1つ飛んで右のグリーン。
このグリーンはとってもきれいで 今、真ん中のグレーと合わせてバッグを作ってもらっています。
トップスにもしようかな?と思案中(*^^*)
虚実綯い交ぜの「懐かしみキルト?」を作っていますが 三輪車はまさしくありました。
実家は 阪急[西京極駅]にほど近い住宅地、周りには立派な門構えのおうちもありましたが 私んちは間口が狭くて奥に長い「鰻の寝床」みたいな家。
引き戸を開けると四角い土間があってそこに「よいしょ」と外からかついで敷居を超えさせて自転車を入れるのです。
兄の自転車の横に、これまた兄の「お古」である三輪車が鎮座していた記憶があります。
何色だったかなあ?
もちろん、アップリケするのは美しい色に変換して・・・
それにしてもスポーク?のところ、あまりにもピッタリの大きさの手持ちのレースがあったので感激です( ;∀;)
こんな風に相変わらず、レース屋さんが怒りそうな使い方が好きです( *´艸`)