いつも思うのですが、このケーキは 見かけの地味さに比べ、材料はとても贅沢です。
何せ、ふかっとした生地に加える小麦粉はほんの少量で、ベイキングパウダーも加えないし、泡立てた卵でこれだけ立ち上がり、中身はチョコレートとバターがたっぷり!
買っておいたチョコレートがゴソッと無くなりますが、やっぱり2月といえばチョコレート。
作りたくなります。
しかも、今日は寒い中を神戸や明石から可愛い卒業生(今はママですが…)が来てくれるとなると、って、はりきって作りました(^-^)
カール・ラーソンさんの絵
シックな好みのKさん。
去年は モノトーンぽい、素敵な雪景色をキルトにして作品展に出してくれました。
さて、今年は?
迷っておられたKさんに私が勧めたのはスウェーデンの画家、カール・ラーソンさんの画集からの一枚。
微妙な色合いの水彩画で、出窓に並んだ植木鉢に女の子が水をやっている場面です。
薄日が指しているのでしょうか?
本当に微かな色の違いの窓、壁、机、床…。
布なら薄いローン地で作りたいような…。
ピーシングのパッチワークなら おうちでもどんどん進まれるKさん。
こだわるが故に布選びに悩まれ、なかなか進まない様子。
特に窓辺に並ぶ植木鉢は強い、ペタッとした色の布を持ってくると浮いてしまいます。
そこで(八ッ)と思いついたのが、色褪せた風合いのインドのマドラスチェック。
今日、縫ってこられたのを見ると バッチリのハーモニーを奏でていました。
これからいよいよ人物に取り組まれます。
とっても雰囲気のあるキルトが出来そうで めちゃめちゃ楽しみです。
一仕事終えて…、
うまくいきました!
明日、提出しなければいけない作品、なんとか早めに完成させて…!と思っていたのが、なんとか、出来ました、出来ました、フゥー。
東京で毎年この時期、[ギフト・ショー]というのがあります。
有明にある[ビッグサイト]という大きな会場で、雑貨を中心とした、いろいろなお店、企業がブースを出してオススメの商品を受注するのです。
日頃、カタログだけで見るのとは違ってやはり実物を見られるので(これゾ!)という商品を探しに行くのです。
それで今日、連れ合いは独りで出かけました。
日帰りなので 朝4時半起き、6時姫路発に乗る強行軍です。
私は提出物があり、諦めました。
強行軍で、せっかく東京へ行ってもビッグサイトと、せいぜい渋谷くらいしか行けなくても、それなりに楽しいし、富士山に会えるかもしれないし、新幹線大好きの私は、残念ではありますが、例年よりあまり残念と思わないのは…??
そうです、そうです、ちょっとでも時間があったら観たいものが…。
それで必死に仕上げました。
A3用紙くらいの小さな作品ですが、アップリケを簡単にしようと思うと、刺繍が多くなったりするのです。
刺繍は…なかなかさっさっと出来るものではありませんね。
MJの歌を頭のすぐ後ろでかなりのヴォリュームでかけて、途中、妙な体操をしたり(これには[BEAT IT]が一番!(^-^))(ちょっとマズイな…)と思ったので早めに頭痛薬飲んだり。
でも、いつも思うのですが、どんな小さな仕事でも、一仕事終わった気分というのは何とも言えません。
さあー![THIS IS IT]もう一回、観るゾー。
ニュースに東京の人で、映画で52回観た、という人がいたってあったけどそれってどんな観方??
その人に会いたいな。
もちろん、私はお礼を言います。
Let’s Paint!
この写真も 新作パネル柄[Kids!Kids!]の一部分です。
皆で絵を描くと 楽しいよ!というコンセプトです。
勿論、描く題材、描画材料はそれぞれ思い思いに…。
絵はやっぱりその人の個性がしっかり出ますから。
受験体質の流れの中、五教科偏重の文部省が嫌になって教員を辞めましたが、情操教育の大切さは今だに信じているところです。
生きていく中で、幸せを感じる能力はやっぱり情操教育で培われ易いと思うのです。
いつ、どんな状況の中ででも、自分自身の中に喜びがあること…。
ところで、大きな声では言えませんが ゆう風舎へパッチワークをしにいらしている方も、本当は絵をかきにも来てほしいな、と思っています。
皆さん、縫い方など素晴らしい技術を持っておられるのに 意外なほど 作品の構想や布選びに自信を持っておられません。
「誰がなんと言おうと、私はこれが好きなのよ!」
というところがほとんどないのです。
ワーワーキャーキャー、自分の作品を見て!見て!と瞳を輝かせていた、小学3年生の子供達を思い出しながら、幸せな図工の時間を過ごさせてあげたい、と本気で思ったりします。
ところで、このクレパスで書いたロゴを展開した総柄も出来上がりました。
数日のうちにアップしますね。