昨日から、Iさんに借りた、MJの若き日、ジャクソンズ時代のCDを聴きながら(ゾクゾクっ)とした曲がありました。
若々しいアップテンポのダンスチューンが多い中で、しっとり、シンプルなアコースティックギターが爪弾かれる中、穏やかな祈りのような歌声。
どれどれ?歌詞を見るとやっぱり作詞作曲MICHAEL JACKSON。
こんな歌詞です。
「いつも/ずっとでなくてもいいんだ/でも常に/恥ずかしげに頭を下げることを僕らは知っていたい
いつも/どうか ずっとでなくてもいいから/でも常に/罪の意識に頭をたれることを僕らは知っていたい
時代は約束してるんだ/約束を…
顔/キミは彼らの顔を見たかい/彼らはキミに触れたかい/キミはこんな苦痛を味わったことがあるのかい
何も…/何かを夢見ることさえなく/希望を失ってゆく/そんなの人生とはいえないよ
でも時代は約束しているのさ/約束を
母は涙し、赤児は息絶えた/いだかれたまま/どうにもできぬまま
ロケットが飛び/ニセの公表がなされ/進歩とやらが進むなか…
だが生身の人間たちはどうなるのか/僕らは人生に背を向ける
平和のために立ち上がろうと どうして主張できる?
競争が続き/生活を破壊し続けるこの世のなかで…
いつも/ずっとでなくてもいいから/でも常に/恥じらいに頭を下げることを忘れまい
いつも/どうか 四六時中でなくともいいから/でも常に/罪の意識にこうべをたれることを忘れまい
時は/時代は約束してくれているのだから
終末の約束を」
彼らしい詞。
[スリラー]を出した頃。
詳しい人から聴くと、これは正に、彼が小さい時から信仰していた[エホバの証人]の教義そのものだそうです。
中年になってからエホバを離れ、特定ではない大きな意味での神を信じた信仰深い彼です。
時折、涙声になりながら必死に押さえて歌う優しい声は無信仰の私にさえもしみ込んできます。
あの人にもあの人にも聴いてほしい…歌です。