新作キット、アップしました!

2012年6月18日(月) ブログ
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初夏のタピスリーです。
リネンとレースをたっぷり使いましたよ。
[夏]のところ、又チェックしてみて下さいね。

ところで写真の作品。
(ん?)変わった服??
いいえ、これは〈つけ襟〉です。

ときどき当ブログにも登場して下さる洋裁上手のMさん。

レース展のために、レースをいっぱい使って作られた3つの〈つけ襟〉
これはその一つですよ。

いい加減な服作りしか出来ない私には〈襟〉って、とっても面倒。
たまにつけたとしても、なんか右、左ちょっとずれたり(>_<) そこはMさん。 ピシリッとシャツ襟も見事。 そして楽しんでいろいろなレースのモチーフが縫い付けてあります。 (どこかの国の大使に招待されてディナーの時に…) って感じかな?夢がありますよね。 リネン地で作ったタピスリー仕立てになっています。 右、左にも違うデザインの〈つけ襟〉があるんですよ。 これまた、ぜひ、見にいらして下さいね。

おかげさまで…

2012年6月17日(日) ブログ
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実はおととい、主婦と生活社のFさんから、
「お待たせしました!」
と、嬉しいお電話がありました。

[ストーリー・キルト2〜月日とともに〜]がやっと重版、決定したそうです。
同時に[ストーリー・キルト〜季節とともに〜]も第5刷が決まったそうで…。

とっても嬉しいです。皆様のおかげです。

それにしても[1]の時は発売後1ヶ月足らずで重版が決定したのに、今回は5ヶ月もかかりました。

数年の間に出版不況という難しい情勢。
出版社はとても慎重にならざるを得なかったようです。

町の小さな書店にはなかなか出回らず、せっかく買いに出かけて下さったお客様にご迷惑をかけたこともしばしば。
もちろん、ゆう風舎にはたくさんありますからね(^_-)

話は変わりますが、最近テレビといえばニュースだけだった私がついつい見てしまう素敵な番組があります。

出てくるのはイケメンでもなければオシャレな美女でも、フランスの街角の人でもありません。
たいがい、むさ苦しい(シツレイ!)オジサンです。

日曜日の夕方6時半からの30分番組[夢の扉]です。
毎週、メチャクチャ感動します。
たいてい、町工場や中小企業やどこかの大学の先生や…。
人の役に立つ素晴らしい物や技術を開発した方が主役です。

とにかく毎週、とことん感動するのは、その方達の(あきらめない)姿勢、精神です。

どの人もどの人も、最初は失敗の連続、人や世間に受け入れられる訳ではなく…。
でも、あきらめません。
きっと、自分の胸の中には、説明はつかなくても、ある種の(予感)(信念)があるからでしょうね。

まさしく[KEEP THE FAITH(注:マイケルの曲で〜す)]

今日の方なんて、艱難辛苦の末、素晴らしい塗料、塗るだけで高い断熱材になる物を開発したのに、10年間、1缶も売れなかっただなんて!

バカにして灰皿を投げつけたという高名な建築家っていったい誰やねん?!
名前、明かしましょうよって感じです(`´)

世間って、往々にしてそんなのですかね?

真実を見分けられる目、柔軟な頭、自分の信念…。

〈オジサン〉たちにいっぱい教わりました。

人形の髪

2012年6月16日(土) ブログ
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久しぶりに人形作りです。

これはキットにするのではなくて、[リネン&レース展]の展示用です。

私の人形作りは自己流ですから、型紙を試行錯誤、なんとか…って感じです。

でも、顔の型は、縮小はいろいろしたものの、ぜーんぶ[ゆうちゃん]の型です(^^;
あ、(ロロちゃん)や(ふうちゃん)は真ん丸い型ですから違いますが…。

今回は妖精っぽくしたいので手足はスマートに…。

なんとか裸ん坊は出来上がって…髪の毛をつけるのがけっこう大変です。
小さな人形なので毛糸が太すぎてはイマイチ。
ニュアンスを出すために、一本になっている糸をほぐして一針一針とじつけていきます。
後ろはボリュームが出過ぎないように少なめ、頭頂部は多めに…。

誰かにもつけてあげたいな、なんていらないことを考えながら(^o^;)

2012 リネン&レース展

2012年6月15日(金) お知らせ

 透け感のある綿麻に キルト綿なしで アールヌーボー調の木の葉を刺繍しておられる方がいます。

クリーム色の生地にクリーム色の刺繍糸。

刺繍枠も使わずに そーとそーと刺していかれたので 相当肩もこったようで・・・。

ところが、だいぶん完成してきたものを 窓のカーテンバーに下げてみると・・・

「ウワアー!!」 

皆から歓声があがりました。

光を通したその世界のなんと美しいこと!

まさにレースの(マジック)とはこれですよね?

毎年、毎年、初夏のこの時期。

涼しげで繊細な美しさを持つレースを集めての作品作り。またまた頑張ってみました。

近年のファッションの世界でも (レース)や(リネン)が どっかと主役の一員に鎮座し続けていることも 嬉しいことです。

 

「こんなに さまざまなレースを揃えているお店、あまりありませんね」と、嬉しいお客様の声も 聞かれます。

さあ、暑くても この季節ならではの美しさや楽しみをみつけに、優しい風合いのレースや布たちを探しに いらしてくださいね。

 

6/29(金)~7/21(土) 10:00~16;00

休館日 :毎週水曜日と第2日曜日(7/8)

ゆう風舎絵本図書館にて

*恐れ入りますがご入場の際は ドリンク券をお求めください。

*ショップおよびカフェは17:00まで営業します。

アレンジ

2012年6月13日(水) ブログ
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重い病気と闘っておられるとはとても思えない気力の持ち主であられるTさん。
ゆう風舎のキットを作るのが楽しみだ、と言って下さいます。

そして、時間を惜しむように 次々に作っていって下さいます。

お嬢様のリクエスト、という[チェックベアーのリュック]
リュックじゃなくて、ショルダーバッグに、とのことでした。
そこで、カタログからいろいろ探して
「これなら合うかも?」
と思った、赤い細めのバーバリーテープの肩紐を購入して送ってみました。

昨日、キットが届いたばかりなのに、今日さっそく出来上がったバッグの写真が!

¥1680も追加してもらってしまいましたが、この肩紐、けっこう似合ってますよね。
Tさんにも、お嬢さんにも気に入っていただけたようで、ヨカッタ、ヨカッタ。

ちなみにTさんのお嬢さんは もう立派な(おとな)です。
でも、「私が持つんです」
と、[バス・バッグ]を作って大丸にも持ってきていらした神戸のKさんといい、たまには茶目っ気たっぷりにこんなバッグに必要な荷物を入れて街を歩くのも楽しいかも…
なんて、手前味噌ながら喜んでいます。

近づいてくるもの

2012年6月12日(火) ブログ
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月日は否応なしに、どんどん過ぎていきますね。
6月が終わってしまえば、この間、年が明けた、と思っていた2012年も、もう半年が過ぎるんですものね。

6月が終わる頃、マイケルの命日が来、母の命日が来、今年のレース展がやってきます。

そして、待ちに待った[マンインザミュージック]の和訳本が出ます。

ああ分厚い、内容のぎっしり詰まった本。
毎日、我慢して少しずつ読んでいこう。

今日はその前にマイケルの文、2回目のご紹介(^-^)

訳はやはりbluemoonさんです。

[trust信頼]

「公園のリスに餌をやっているとき、ぼくは、そのうちのちいちゃな一匹が どうやらぼくを信頼していないことに気がついた。
ほかのリスたちはみんなぼくに近づき、手から食べ物を取ってゆくのに、そいつだけはどうしても近寄ってこない。
ピーナッツを一粒投げてやる。
するとやっとじりじりとにじり寄り、用心深い様子でピーナッツを拾いあげて、ぱっと走り去ってしまった。
その次の時はいくらか警戒心を解いたらしく、やつはほんのすこしだけこっちに近寄ってきた。
安全だとわかってくると、しだいにぼくを信頼するようになった。
そして最後にはぼくの足元までやってきて、ほかのリスたちとおなじくらい、うるさくピーナッツをねだるようになった。

信頼とは、そういうものだ。
結局は、自分自身をどれだけ信頼できるか、なのだ。
恐怖は他人が肩代わりしてくれるものではない。
自分で克服するしかないのだ。
これは決して生易しいことじゃない。
なぜなら、恐怖は疑惑とがっちりとスクラムを組んでいるからだ。
ぼくらは裏切られるのではないか、また傷つけられるのではないかと恐れている。
だから相手との距離を保ってしまう。
他人との距離を置いておけば、自分の身を守ることができると思っているけれど、それは間違いだ。
そんなことをしていると、いつまでたっても孤独でみじめな思いから抜け出すことはできない。

自分自身を信じるにはまず、恐怖心を認めることだ。
恐れるのはすこしもかまわない。
どんな人間だって、不安にかられたり、怯えたりすることはあるのだから。
問題は、自分の恐怖を正直に認めようとしないことなのだ。
自分の心に、疑いや怯えがあることを認めてしまえば、他人に対して素直に心を開くことができる。
自分の心を深くみつめればみつめるほど、人は強くなれる。
なぜなら、どんな恐怖よりも、自分という人間のほうが大きいことがわかるからだ。

自分自身をまるごと認めてやれば、信頼はやがて完璧なものとなる。
心の垣根が取り払われれば、他人との間の垣根もなくなるだろう。
かつて恐怖が住みついていた場所に、今度は愛が芽生えてくるはずだから。」

こぎれのレース

2012年6月11日(月) ブログ
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昨日、第2日曜日はお休みだったので、とてもお休みらしく過ごしてしまい、なのでキット作りは進みませんでした。

でも、今日は又頑張っていますよ。
私が、
(これだけ要ります)
と、切っておいた幾種類ものレースを、スタッフが小袋に入れていってくれました。

今回の作品はチマチマ、少しずつのレースをいっぱい使っています。

黒い台紙の方はもちろん、見本のキット用。
Nyaさん曰く、
「わかりやすいように」

なので、本当のキットに入っているのは左側の(カオス状態)のですよ。
でももちろん、写真と下書きで一目瞭然、どこにどれを使うかわかりますよ。

USAコットン

2012年6月9日(土) ブログ
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ゆう風舎の狭い店内。

少しずつ、少しずつ、可愛い柄のUSAコットンがはばをきかせてきました。

とうとう、棚に立て掛ける所が足りなくなり、雑貨をディスプレイしているテーブルの上に。

これが又、今置いている(子ども用)雑貨によく合うのです!

今は(リネンとレース)物作りに忙しくて、これらを使って作る暇がないのが残念。

レシピ書き

2012年6月8日(金) ブログ
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何か作りたいものを考えるのもワクワクするし、材料を考えるのはもっと好きだし、針を動かすのはもっともっと好きです。

ましてや、ブログを見て、
「今度の、好きでーす!キットになりますか??」
なんてお便りをいただいたりすると、モチベーション上昇、ちょっと時間のかかる仕上げも手早く出来ましたよ。

そんな訳で、リネンとレースを使って、この間から作っていた作品、完成しました!

さあ、これからいよいよキット作りです。

スタッフの手を借りながら、大好きな材料を組んでいくのも楽しいし…
でも、ただただ説明書、レシピを書くのは正直、シンドイです。
絵キルトを楽しんでいる方はきっともっと多いでしょうに、キットがあまり無いのはこれが理由かなー?なんて思います。

初めての方でも作れるように…心がけて書いているのですが、心がつい、作品の仕上げ間近に思い浮かんだ次の縫い物へ飛んでしまい、うっかりミス記述もしばしば…(>_<) 特に今回は流れに沿って分けた土台布のパーツが大きく、最大A3の紙に入りきらない型紙に頭を悩ましそう…。 そんなグチを言ってる場合じゃないですよね? 自分が考えたものなんですから、責任を持って…何より、(作ってみよう)と購入してくださった方が楽しく作れますように、心を込めて書かないといけませんね。 ぜんっぜん、関係ありませんが、熱が出た時も、喉の調子が悪い時でも、世間で叩かれている時でも、ステージに上がったマイケルは、いつも全身全霊、魂をこめたパフォーマンスだったんですよ。

[雨の日の…]キット、アップしました

2012年6月7日(木) ブログ
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30センチ×30センチのミニタピスリー、[雨の日のブルー]やっとアップしました。
又〈夏〉のところ、見て下さいね。

まだ、雨のつづく日々ではありません。
なので、真夏ではない〈初夏〉の今がとても好きです。
(半袖、着ようかな?、七分袖かな?)
という今頃。

この季節だけ、頭の片隅にひっかかる、(作りかけ)の作品があります。

今日も、
「夏のベスト、編もうかな?」
という方のリクエストに合わせて、古い[毛糸だま]の6月号を開いてみて、又思い出しました。

白いクシュッとした布で作ったヨーヨーキルトのベッドカバー。

それこそ、ゆう風舎を始めてまもなくの頃から憧れて、ちまちま作り始めました。

真っ白ではなくアイボリーに、と思ったので、当時大好きだったホビーラホビーレの〈カナエ・コレクション〉の生なりの無地ローンで作り始めました。

ところが…。
作っても、作っても、パーツが小さいのでなかなかです。
しかもただ白い布で作っていくだけ。
色あわせの楽しみも形が変わっていく楽しみも何にもありません。

ただひたすら、縫っては繋げ、ときどき糸の始末が悪く、せっかく繋いだ部分が重みでプツンと外れたり。

他の物作りの合間に又したり、スタッフさんの手を借りたり…。
少しは大きくなりましたがまだまだベッドカバーの大きさには至りません。

そのうちに最初の頃の布はすっかり黄ばんでしまいました。

雑誌に載っているキルトを仕上げた人…本当に尊敬します。

真っ白で本当に綺麗です。
私のは?
又再開…するかなあ??

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