再会

2015年9月27日(日) ブログ
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作用町に住む義姉も Kさんの作品展を観に来てくれました。

今日は一人で、だったのに何やらゆっくり過ごしてくれているなあ、と思っていたらなんと40何年ぶりかに元教え子にバッタリ!だったそうです。

義姉は短大卒業後、幼稚園の先生をしていました。
なので再会したのは元幼稚園児(((o(*゚▽゚*)o)))
よくお互いに判ったものですよね〜。
スゴイ!

Kさんも連日の疲れも見せず、にこやかにお客様に対応しておられますが、その中には本当に久しぶりの方もおられるみたいで…^_^

いろいろな方達に観てもらえる作品展。
コツコツ頑張ってこられたからこそ。
続けてこられたからこそ、だと思います。

とにかく、私の知っている限り、身内に心配を抱えている人、自身の健康に不安を抱えている人、なんにも無い人はおられません(^^;;

なのでよけい感動します。
その中の時間をぬっての作業なんです。

ところで見事なKさんの方眼編みの作品。
真っ白ではなく、ちょっと生成りで普通のレース編み糸と違って柔らかそうでしょう?

これはホビーラホビーレのなんとか言う木綿糸です。

それこそ20数年前、友達が京都のホビーラホビーレにいた頃、少しずつ少しずつ買い足しては大切にしていた糸です。

その頃夢中だった雑誌[セゾンドノンノ]のグラビアページに写っていた、細長いドアのガラスを覆う素敵な方眼編みのカーテンを編むためです。

無くなるといけないので機会あるごとに買い置き。

そのカーテンは2枚仕立てで、片方はなんとか編めて、もう片方は途中でほったらかし。
いつの間にか歳月が経ってしまいました。

そしてKさんがあるレース展に方眼編みの作品を作ることになられ、
「先生、良い糸ありませんか?」

その頃には私はあんなに好きだった棒針編みも、かぎ針編みも全くしなくなっていて、そしてきっともうしそうもないな、と感じてあのホビーラの糸を譲り渡しました(^^;;
もちろん、お支払いはして下さいましたよ。

柔らかい、編みやすい糸をKさんはとても喜んで下さいました。

私もヨカッタなあ、と思います。
私はこんなに素晴らしい大作は出来なかったでしょうし、宝の持ち腐れは何にもなりませんしね(^_-)

皆さん、びっくり

2015年9月25日(金) ブログ

とても失礼ながら、年齢を重ねると要らない所がふくよかになり…

でもKさんは初めてゆう風舎に来られた10年前とちっとも変わられず、ぴったりしたブルージーンズも、ウエストで履くスカートも違和感なく、颯爽と着用。

なのに、気が善いので断れず地元の老人クラブ(老人会)に入っておられ(^^;;

一番若いので運転や諸々の仕事を負担(^^;;

その他、健康のために早朝の太極拳もされているし、ボランティア活動も!

そんな活動的なKさんですが、勿論、活動しながら、歩きながら
「パッチワークしてます。大きな作品作ってます。」
とは言われません(^^;;

なので、この度、作品展の案内を受けて来て下さったそういうお知り合いの方は皆様、びっくり

キャンドル・ウィック

2015年9月21日(月) ブログ
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これもKさんの作品。

明石に住んでいた頃、明石の海岸近くに[フィラグリー]という、アンティーク家具や雑貨を置く、大きな倉庫のお店がありました。
ちなみに絵本図書館の重い、古いステンドグラスのドアも取っ手もそこで買ったものです。

そして何冊かの洋書の写真集も置いてありました。
その頃にはまだ珍しく…
初めて見る、イギリスやアメリカのカントリーテイストの家や部屋の写真にワクワク。

(¥7000かぁ〜~_~;)と、迷いながら買った[COUNTRY DECORATING]という本の後ろの方に「クロスステッチ」や「ステンシル」や「ペニー・ラグ」のページと並んで「キャンドルウィック」のベッドスプレッドが載っていました。

そのベッドカバーは白い麻に白い糸で刺してあります。
英語なので読む気にもならないのですが挿絵を見ると、どう見ても「一つ丸結び」、フレンチナッツステッチに見えます。
説明には「Colonial knot」って書いてありましたが。

(いつかしたいな…)

それから10?年後。
挑戦して下さる方が登場。
キルトも鉤針編みも刺繍も、まるで苦にならないように私達からは見える、細かい事の得意なKさんです。

これは灰味ブラウンのリネンに白い五番刺繍糸で刺されたものです。

でも、実はこれは試作品。
本当はもっと大きな作品を予定されていたのですが、その頃Kさんの身体に不調が訪れたのです。

いつも姿勢が良く、若々しいKさんでも、寄る年波には勝てず?しばらくなかなか針を持つ事が続かない日々もありました。

でも。
又少しずつ元気を取り戻され…

と、いうか身体のいろんな不調と付き合いながら、でも出来ることを楽しむ…そんな覚悟が出来てこられたかな?と傍らで私はハラハラしたりホッとしたり。

今も絵本図書館では連れ合いが 搬入されたKさんの作品を仮置きしていますが、ホントため息が出る大作ばかりです。
私にはできな〜い(^^;;

今週、木曜日からです。ぜひ!

いつの柄?

2015年9月20日(日) ブログ
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紺色のコインローファーを履いていたのはMomoちゃんでした(*^^*)

Momoちゃんというのは、今度の本[わたしは仕立て屋さん]のヒロイン?です。

さて、Momoちゃんはふっくらホッペを押さえて何を見上げているのでしょうね?
10月になったら全部お見せしますよ(^^;;
ひっぱる、ひっぱる(^^;;

ところでこのMomoちゃんの特別バージョンに選んだワンピースはやはりリバティー・タナ・ローンです。

前にもチラッとブログで紹介させていただいた、小さなカットクロスしか買わなかったものですが やっぱり可愛くて使ってしまいました。

すると、なんと今作り始めたキットにする絵キルトに出てくる女の子の上着にも、やっぱりこの布が使いたくなりました。

いくらほんのちょっぴりでいけるとしてもキットにするにはカットクロスの残りだけではとても無理です。
他のを当ててみてもどうもしっくりこない…
(これ!)と思ったら、どうしてもそれが一番いい、と思ってしまうのが私の悪い癖です。

そこで大丸神戸店に聞いてみると、反物は既に売り切れ、カットクロスが3枚残っていたそうです。
しばらく大丸に行けてなかった私が見つけた時はもう残り少なかったし、季節限定で出た柄だと思いますがいつ出たのかなあ?
念のために検索してみた京都トランテアンのリバティーコレクションにはみかけませんでした。

でもヨカッタ!
小さい小さい女の子の上着だけですから3枚あればだいぶんとれます。

かくして女の子の上着はこれに決定。
クリスマスっぽくないクリスマスものを今制作中。
楽しみにしていて下さいね。

IMASINE

2015年9月19日(土) ブログ
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今朝、最後に搬入されたのはかぎ針編みモチーフのブランケット。
編み物も得意なKさんの作品です。
これ、欲しい!(≧∇≦)

なんて言いながら元気出ません。
3日ほどよく眠れなかったなあ。
おかげで頭の芯が痛い…
(なんてうっかり書くと、心配して下さる優しい方がおられます(^^;;大丈夫です、大したことないんですよ。)

きっと、パソコンの文字や国会中継を凝視してたせいですね。

それにしてもニュースを見てると、街角のインタビューで
「賛成です。今の国際情勢を考えると」
と、おっしゃる方が 意外と多いのに驚きました。
もちろん、どちらの意見も放送しなくちゃ公平ではないからでしょうが。

「力には力を」
「高軍備には高軍備を」
それが抑止力?

どうしても納得できそうにありません。

軍拡競争…

人間の英智を集めれば武力によらない解決方法だってある、と思いたいのです。


NHKのテレビドラマ「憲法はまだか」(1996年)で日本国憲法の制定過程を描いた脚本家のジェームス三木さんは「平和憲法が戦後70年で最大の危機にさらされている」と言うのだ。

 「日本国憲法は性善説に立っている。世界の良識を信頼して、戦争をしないと宣言しているからで、平和憲法と呼ばれるゆえんです。ところが、安保法案は性悪説です。『他国は何をしでかすかわからない』と国民に危機意識を与え、安全にはさらなる抑止力が必要だという論理を展開しています。これはかつての軍部の手法とよく似ている。日本国憲法と対極にある考えです。これではもう平和憲法とは呼べなくなる」

アレンジ

2015年9月18日(金) ブログ
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写実的な絵キルトや細かいキルトワークが光るKさんの作品群の中にこんな愛らしいものも(*^^*)

キルトはゆう風舎に来られて、初めて作られた絵キルト。

[野ばらの村のものがたり]のワンカットです。
周りにブルーの花柄を生かしたパッチワークを加えたのがKさんらしい^_^

ぬいぐるみも知らないうちに(*^^*)
ウサギさんを3つも作られたなんて知りませんでした。
真ん中のピンクのウサギさんと向かって左のシックな服の白ウサギさんはキットから生まれたアレンジですね。

グレーのクマさんだってキットとは違うシャツを着てるし、とってもステキ❤️

今朝、お電話で明日の絵本図書館の事を聞いて下さったのはとても感じのいい若いパパさん(たぶん)

そうなんです。
連休初日の明日土曜日は絵本図書館開けていますが、残念ながらそれでしばらく図書館としてはお休み。

Kさんの作品展の準備に入ります。

なので「絵本図書館に…」と、思って下さる方は明日いらして下さいね。
明日は爽やかな秋晴れだそう(*^^*)

「感じる」ということ

2015年9月17日(木) ブログ
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作品展、一週間前を迎え、看板が完成しました!

秋の恒例になった個人の作品展、駆け込みで新作を作っていただくような事はないけれど、それぞれの個性を活かした看板を毎回作っていただいています。

看板の完成と共に、今日残りの作品を搬入していただきましたが、どれもこれもKさんの、作品への向かい方、生き方の滲み出た、とても丁寧で誠実な作品達であることを改めて感じました。

感じる、と言えば、昨日久しぶりに会ったHさんと、
「どんな仕事でも、自分自身の五感で感じとる、という行程は不可欠…」
という話をしました。

そして夜。
強めの雨に(しかもまだ9月なのに今年はもはや寒い!)打たれながらも 国会前に集まって抗議の声をあげる方達の映像。

昔、教職員をしていた頃の組合活動のデモとは全く違うデモの形がそこにはありました。
「長いものに巻かれておこう」
「目立つのはゴメン」
「上の人が言うのだから何も考えずに従がおう」
そんな事とは対極のものに、私には思えます。

とても心に残った言葉、抜粋ですが、少し貼らして下さい。

「最後に、私からのお願いです。SEALDsの一員としてではなく、個人としての、一人の人間としてのお願いです。

どうかどうか、政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の個であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を出して孤独に思考し、判断し、行動してください。みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。

政治家になった動機は人それぞれ、さまざまあるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。勇気を振り絞り、ある種の賭けかもしれない、あなたにしかできない、その尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私は、そのことを支持します。
                  
                       奥田愛基  さん      」

新しいパネル柄、アップしました

2015年9月15日(火) ブログ
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今日やっと [Days Of Kids]のパネル柄秋冬バージョン、アップしました。

「オリジナル布」を開けてチェックしてみてくださいね。

ところで神戸に住む卒業生のSさんが、早速[わたしは仕立て屋さん]を手に入れ、感想をメールしてきてくれました。

その中に
「先生のことだったんですね〜?!」
と、ありましたが、ちがいます、違います(^^;;(^^;;

私の小さい時は Momoちゃんとは似ても似つかぬ子ども時代でしたよ(^^;;

母もこんな若い感じではなく(^^;;(ゴメン)

でも確かに実在のモデルはいます。
洋装店オーナーのおばさん。
お店の上にかかっている看板に[Morry’s]って刺繍してあるのですが、モデルが「森さん」だからです。

森きみ子さん。
母の女学校時代から死ぬまでの親友です。
もちろん彼女はご健在。
ときどき、私が山科のシニアマンションにお邪魔する、その人です。

四条烏丸、京都大丸すぐ近くの老舗の箪笥屋さんの娘。
生まれつき、右手の真ん中3本の指が指先くらいしかない障害を持ちながら洋服のデザイナーとしてバリバリ働き…

顧客の中には湯川博士の奥さんもおられたそう。

森さんの店に行くと、見た事も無いような色彩、風合いのスイス製やイタリア製の美しい生地を見て感動していたのは ちょっとMomoちゃんと似ています。

「アハハハハハー!」
とよく笑い、よく食べ、ハキハキ物を言う…
それは今も変わってませんが、マンションの人々には《元デザイナー》とは明かしてないそうです^^;

http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/box_151023quilt.html

平積み(*^^*)

2015年9月13日(日) ブログ
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お休みの、第2日曜日。

絵本図書館の机を横に寄せてスペースを確保。
10月に展示する作品のシュミレーションをしてみました。

なかなか大変でちょっと何かしただけで息切れハアハア、でもありがたいかな、心は軽めです。

昨日、Kさんが下さった写メ。
大阪グランフロントの紀伊國屋。
平積みです❗️(*^^*)
早速、本の完成まで苦楽を共にしたライターのNさんにも知らせると
「紀伊国屋さん、すごいですね! あんな高価な厚い本を平積みなんて。素晴らしい。やっぱり、書店で目に入るのがいちばんですよね。」
と、喜んで下さいました。

Kさんによると中は開けられないようにビニール張りだそう。
それはちょっと残念です~_~;

1時間毎の更新、すぐに落ちちゃう、とはいえ、Amazonのパッチワーク部門でも昨日から1位だったり(*^^*)
短い間だけでも精一杯喜ぼう(≧∇≦)
買って下さった皆様、ありがとうございます。
まだの方もぜひ!(^^;;

あ、もしおでかけにくく、ゆう風舎のホームページから、と思ってくださる方は まだフォームが出来上がるまでもう少し暇がかかりますので お電話でもFAXでも、または「お問い合わせ」欄からでも ご注文下さればお送りいたしますよ(^^)

[新刊記念 高原ゆかり ストーリーキルト展]  10/23〜29  渋谷 東急文化村 Box Gallery

葡萄のケーキ解禁

2015年9月12日(土) ブログ
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破壊的な大雨。
地震…
関東は大変なのに申し訳なく…

こちらは秋の鱗雲が見られるカラリとしたお天気でした。

「秋」です。
いよいよ今日からカフェのケーキは《ぶどうのケーキ》に。

濃いジャージー牛の生クリームを混ぜ込んだカスタードクリームと葡萄とワイン入りのゼリーが合ったのか、ゆう風舎ではどうも一番人気です(*^^*)

正直、東京の文化村に行かせてもらっている10月23日から一週間ほどはよう作りませんが、それまではひたすら葡萄の皮を剥きますね(^^;;

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