ファースト・ゾウさん

2019年2月28日(木) ブログ
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山に囲まれていますから、すこーしだけ近隣の町より寒い、ゆう風舎。 
それでもふと見ると、水仙の蕾がムンムンと大きくなっていて…😀
 
2月は土や樹木の中で春が育まれ、とても力強い季節ですね。
 
私の周りでは驚くほど2月生まれの方、多いのです。
 
OさんもIkさんもKさんも、Hさんの旦那様も、Iさんの息子さんもIさんのお義姉さんも、そしてIさん自身も。
 
そんな2月に  新しく可愛い男の子が誕生しました💕
 
Isさんにとっては初孫です。
 
パッチワークも刺繍も編み物も簡単ソーイングも なんでもござれのIsさん。
お嬢さんはもちろん若くて勤めておられたし、これまではお母さんに作ってもらうばかりだったのですが…
 
初めての赤ちゃんがお腹にいる時に、手作りに目覚めて?下さったみたいで。
拙書[わたしはしたて屋さん]に載っている「ゾウの赤ちゃん」を見よう見真似で作って下さったそう。
 
嬉しいことです。
 
生まれたてホカホカの、大事な赤ちゃんの横に居させてもらえるなんてホントに光栄です😂

窓の中では

2019年2月25日(月) ブログ
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もうすぐ3月がやってきます。 
春の作品展、今年は5月に入ってからなのでやや遅め、とは言うものの、3月というのはいろいろなことがせめぎ合い、けっこう落ち着かない月なので 制作、焦ります😰
 
私の夜景?の作品も やっと人物の登場です。
 
一番手前で、一番大きく見えている窓の中では小さな演奏会が始まっています😊
 

近くの山羊さん

2019年2月24日(日) ブログ
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北海道は紋別から札幌へ引っ越されたお父さん夫妻にとっても初孫、Nさんにとって待望だった1人娘のSちゃんも この春からいよいよ幼稚園です。 
園からは
「こうこうこういうものを…」
と、細かく指定されたいろいろな袋物を作らないといけないようです。
 
あと1カ月ほど…
キットで済まそうとNさんが思っていたレッスンバッグ、絵本カバン、Sちゃんのリクエストはどうしてもサトクリフさんの[Bell&Boo]の一場面だそうです。
 
そりゃあ、仕方ないですね。
可愛い、可愛いとNさん、せっせとこのシリーズの絵本を買ってくれていましたから。
 
それでレッスンバッグにアップリケするべく、拡大コピーや布選びのお手伝いをしました。
 
その間、パパが近くの畑にいる二匹の山羊さん🐐を見に、Sちゃんを連れて行ってくれます。
 
この私の絵キルトのモデルもその山羊さん🐐😅
 
墓地の横で飼われているのですが、夏のお墓掃除に婦人会の何人かで行っても、どんどん近寄ってきてフェンス越しに草をねだり、とっても可愛いのです。
ぜんぜん人間を怖れないんですね。
どんな草でも好き嫌いなく食べてくれて😊
 
そんな山羊さん🐐、冬の間はテントのある東側の畑に移動しています。
今日はそちらにいたそうな。
 
そんなわけでNさんはゆっくり布が選べましたよ。
 
かつて、驚異的に丁寧で細かい美しいアップリケの作品を作っていたNさんですから きっとステキな[Bell&Boo]のレッスンバッグが出来上がると思います。

布、変わりました

2019年2月22日(金) ブログ
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先日のブログで紹介させていただいた[モチーフ布セット]、おかげさまでご好評をいただき、同じものは無くなってしまいました。 
そこで、またまたストックのカゴから取り出し、切り揃え、組み合わせて〈2〉を作りました。
 
ちょっとしたところに使っていただければ とても嬉しいです😊
 
2月ももうすぐ「にげて」いきますが、少しずつ日が長く、明るくなってきました。
うちの裏にも大きな白梅の木があって、蕾がほころび、そこだけ「早春」です。
 
福井のT君は玄人はだしのカメラマンなので、いつも花の写真を綺麗に撮ってアップしていますが、私のスマホカメラ技術ではぜんぜんダメ。
目で見た感じが写真に出ません。
でも、なかなか綺麗なんですよ。

生命の樹

2019年2月21日(木) ブログ
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昨年の[布と糸でつくる夢展]には灼熱の煉獄を真っ赤な彼岸花の群れで表現、対岸は青々とした川、その真ん中を白い道が通じるという仏教的な[二河白道]をキルトにしたIさんの新作です。 
冬の原野に立つ、画面には登場しないところからの月光に照らされた真っ白な樹木。
 
周りにはキラキラ光る刺繍糸で刺された小さな樹木が生い茂って…
 
静かな静かな世界…
 
やっぱり仏教的な画面のような気がします。
 
題名はきっと
「生命の樹だね。」
と、意見が一致しました😅
 
暗闇にすっくと、毅然と立つ希望の樹。
 
最近、私が夢中になっている議員さんみたいです😅

加古川から名古屋へ

2019年2月18日(月) ブログ
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すこーし春を感じさせる日和の今日。 
はるばる福知山から電車に揺られて一人で来て下さったお客様。
お孫さんに、と、沢山のお買い物をして帰って下さいました。
 
昨日のお客様たちといい、お孫さんの入園や入学準備にお金も使い、手も使い…
本当にお祖母様たち、ありがとうございますm(_ _)m
 
さて、私の友人のY子もいよいよお祖母様になりました😅
 
この、お庭のオブジェも孫が来たときのためかな?
それともただ単に犬好きの自分のためかな?
 
まだ聞いていないけど、きっとたぶん前者かな?っと私は思います。
 
これを作ったのはときどきブログにも登場するS君。
Y子の(ダメ元?)のリクエストに二つ返事で作ってくれたそう。
 
今日、愛車に積んで朝から加古川の自宅を出発、名古屋市緑区にあるY子宅へ運んだそうな…
 
二人でいろんな話をしながら櫃まぶしのランチを食べたそうな…
 
お互いにいろいろと抱えている二人が久しぶりに会って楽しいお喋りの時間を過ごしたのは なかなかシンミリ、
(良い一日だったね)
って思うケド、櫃まぶし、私も食べたかったなあ。
 

ウンゲラーさん

2019年2月17日(日) ブログ
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外国人なので「昭和の人」と言うわけではないけれど、フランスの絵本作家のトミー・ウンゲラーさんも先日9日、87歳で亡くなってしまいました。 
ウンゲラーさんの絵本と言えば黒い色面が印象的ですが、他の絵本に比べても この有名な絵本[すてきな 3にんぐみ]という絵本はとても斬新でスタイリッシュな画面に見入ります。
 
一番右側の英語版のは 私が持っていた古い古いものです。
とは言っても、どちらかと言えば「可愛い」「カラフルな」絵本が好きだったので、しかもわざわざ英語版を買うとも思えず、
(なぜ?どこで?買ったんだろう)
思い出すに たぶんきっと新任の時に職員室にやってきた「ほるぷ」さんに買わされたセットの絵本の一冊だったと思います。
 
そうなんですよね、あの頃は放課後に業者さんが出入りして、新任教員は「カモ」にされていた感があります。
 
でも好きな絵本、〜でも中身を選べない「セット」は不本意ながら〜注文してしまい、品物が到着すると、復刻版等文字ばかりの古すぎる絵本も多く、
(欲しかったのとは違うなあ)
と少なからずがっかりした覚えがあります。
 
でもこう何年も経つとその絵本の値打ちがだんだん解るようになってきたのもあります。
 
この[すてきな3にんぐみ]の絵の斬新さは特筆すべきだし、後で手に入れた日本語版で改めて知ったお話しの内容は ただただビックリし、感激するばかりです。
 
この、目玉のギョロっとしたオシャレな3人組のどろぼう、最後には実は…
 
いやいや言わないでおきます。
今度読まれる貴女がビックリした方がいいので😊😊

Yu’sの切れ端セット

2019年2月16日(土) ブログ
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やっぱり季節なのですね。今日もレッスンバッグのキットや布を探して下さるお客様が。
 
それでも、いよいよパネル柄も完全なる一枚もの、というのはだんだん少なくなってきてしまいました。
 
でも。
実は 部分的にキットに使った後の部分的な切れ端布というのはたくさんあるのです。
 
そんな中から「お役立ち」?なものをセットにしてみました。
 
なつかしいYu’s Paletteのもの、Days Of Kidsのもの、綿麻のが6枚と、シーティングのが8枚のセットで¥1000+税です。
 
中身が変わるかもしれませんのでネットショップにはあげないのですが、もしご要り用でしたら「お問い合わせ」にでもお書き下さいね。
薄い軽いものですから封筒に入れて、送料も¥205〜¥250くらいです。
 
中身が変わったら又、ブログで写真を載せますね。
 

階段もあります

2019年2月14日(木) ブログ
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どこかのお店がニューオープンのため、内装工事中?と思いきや、これはTさんの新しいドールハウスの中です。 
今回は子どもの本屋さん。
可愛い色とりどりの絵本や児童書が並び、子どもの好きそうな動物やいろいろな玩具も散りばめられた…
 
ワクワクするような題材です。
 
本棚の横には螺旋階段があり…
そうです、階段がある、ということは二階があります。
Tさんのドールハウス初の二階建てのお店。
今、二階の屋根瓦や壁につけるオブジェを制作中。
 
春と共にこの部屋の中がだんだん賑やかに変わっていく…
 
この季節ならではの楽しみ😊😊

沖縄の画家

2019年2月12日(火) ブログ
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読書家のIさんは ときどき小型の紙袋に入れて、何冊かまとめて本を貸して下さいます。 
Iさんは読むのが速いのです。
 
それを私は有難く少しずつ、えっちらおっちら読ませていただきます。
 
最近は原田マハさんの本が多く。
(どれから読もうかな?)
ミーハーな私は 同じアート小説の中でもつい、有名な作家を題材にしたものから選んでしまいました。
この間はバーナード・リーチさんの事を描いた[リーチ先生]
 
そしてこの本[太陽の棘]は表紙の絵が知らない絵だし、なんとなく最後になってしまっていてあまり期待もしていなかったのです。
 
ところが…えっちらおっちら読んで、最後は一気に読了しましたが泣けて泣けて😭😭
 
まず、これは終戦後ほどなくしての沖縄の駐留軍医さんの視点で書かれているお話。
アメリカ側から見た沖縄の人の話なのです。
 
そんなシチュエーションは思ってもみませんでした。
 
新任の若い精神科医。
育ちもよく、気立てもよく、そして何より絵を描くのが大好き。
そして出会うのです。
戦後の混乱にもめげず、貧しくも小さな「芸術家村」を作って創作に励む沖縄の若い画家たちと。
 
そんなことってあるの?と思いますが、これは実話を基にした話なのです。
表紙の絵もそのままの絵。
 
今はサンフランシスコ在住のスタンレー・スタインバーグ博士という方がモデルで原田さんがその方から記憶の全てを語っていただいたそうです。
 
映画[沖縄決戦]は観たけれど、辺野古の土砂投入をせめて県民投票が終わるまで待ってくれ、という署名はしたけれど、ほとんど何も知らない沖縄のこと…
 
感じること、考えること、いっぱいいっぱい…
 
辛い時代、辛い状況の中でもこれは人種を問わず「良き人」が登場し、とても感動的な話になっています。
 
あの強面の佐藤優さんが解説を書いておられ、
「私は日本人が書いた沖縄をテーマとする小説で【太陽の棘】がいちばん好きだ。」
と、書いておられます^_^

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