帯無しバージョン

2019年3月31日(日) ブログ
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さて、先日紹介させていただいた、[いかにしてアーサー王は日本で受容されカルチャー界に君臨したかー変容する中世騎士道物語ー]
(長っ!略して「いかアサ」だそうです)
 
ゆう風舎でもお売りしています。
3冊並んだ本、実は中身は同じ、山田南平氏が描いた表紙が3種類あるのです。
 
左から「ランスロット版」「ガウェイン版」(並べると続くようになっています)、そしてアーサー王とグィネヴィア姫。
 
あの長いタイトルは帯に大きく書かれていて、帯を外すとこんな風に絵が現れるというわけです😅
 
考えに考えた表紙だそうです。
 
いつも良本をたくさん貸して下さるIさんに 一冊進呈しましたが、もうその日に主要なとこは読んで下さり、もう一回ゆっくり読む、とのこと。
 
そして甥と同年代でやはり海外ドラマ[マーリン]のファンだった息子さんと夕食時、盛り上がって下さったそうです。
 
沢山の縫い物を抱え、ドライアイに苦しめられながら 日々ちょっとした読書時間しか取れない私は 残念ながらまだです。
 
今読んでいる本はお借りしたものなのでそれを読んでからゆっくり楽しもうと思っています。
 
カズオ・イシグロさんは何て書いておられるんだろう?

里の春 ルポ

2019年3月29日(金) ブログ
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今日は半年に一度の歯科検診の日。 
車でなら10分もかからないくらいの歯医者さんへ いつもなら送ってもらうところを、今日は途中から歩く事にしました。
 
うららかな陽気、ちょっと運動がてら、そしてのんびり早めに行って待合室で本が読みたい、とかいろいろ理由があったからです。
 
車を降りるとすぐ道端にはたくさんの草花。
一気に子どもの頃にタイムスリップの感です。
 
(見た順に名前を言っていこう)
「タンポポ、ツユクサ、スイセン、ムスカリ、うーんとピンクの花の名前がわからなーい…」
モクレン、ユキヤナギ、ナノハナ、コブシ…
 
他には誰も歩いておられませんから ときおりすれ違う車の方には迷惑かも、と思いますがとても楽しいです。
 
川沿いの大きな桜はチラホラ咲き。
真っ白な大きなサギも羽を休めていましたよ。
今の王様は 真っ黄色の菜の花かな。
スイセンはその次…
 
夕方なので ゆっくりと農作業をしておられる方がチラホラ。
 
畑全体に太陽光発電のパネルを設置しておられる所もチラホラ。
 
こちらに越して来てから28年。
何も変わらないようで、やっぱりゆっくりと変わっています。

製造直売

2019年3月25日(月) ブログ
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メガネが必要な人は多けれど「丸めがね」と言うとかなり個性的で、好ききらい、と言うよりも、「似合う、似合わない」があると思います。 
ジョン・レノン?
エリック・クラプトン?
藤田嗣治?
 
あまり知らない中、ついカッコいい人ばかり思い浮かべてしまいます。
 
さて、先日来姫路から来て下さっていたお客様も、黒ずくめのファッションといい、ご職業といい、とてもカッコいい方。
 
ゆう風舎のあちこちに飾ってある、「やじろべえメガネ」の写真に目を止めて下さり、購入して下さることになりました。
 
「やじろべえメガネ」はご存知、福井県鯖江市で眼鏡作りをしている、私達の学生時代の友人T君が大病を克服した後制作、見事[グッドデザイン賞]に輝いた丸メガネです。
 
「リム」って言うんでしたっけ?耳にかけるところがつるつるした木製の玉っていうのと物凄く軽いのが特徴です。
 
注文をかけるとT君は箱にたくさんの見本のメガネを入れて送ってきてくれます。
一口に「丸めがね」と言っても、材質であり、丸の大きさであり、又何面体??カクカクしたものや、リムの部分も野太い木製のものや…いっぱいあるのです。
 
その中から選んで、目の中心から中心までの長さを測って作ってもらうのです。
 
さて、今日、早、お客様のが届きました。
いつも お客様への
「……
もし、不都合なことがありましたら直しますのでお送りください。」
の丁寧な手紙と もしも返却する時の宅急便の着払い伝票も添えて。
 
そして私への丁寧な手紙もいつも…😅
 
以前に福井へ旅した東京のVさんが、その人情や人柄に感動しておられましたが、T君夫妻も物凄く誠実で優しい人物です。
 
そんな職人が作ったメガネ、かけごこちが…❤️
 
あ、実はまだ老眼鏡のお世話にならずに済んでいる私も一つ、菱型のを貰っているのですよ。
今のところ、伊達メガネです😅

ベビードレス

2019年3月24日(日) ブログ
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「Dabidiさんは何でも縫えるよ」私の言葉に、友達Y子は四月に産まれる孫ちゃんのベビードレスを発注。
 
それが出来上がり、今日持って来て下さいました。
 
「こんなのを…」
という、娘さんの選んだ写真を元に、ゆう風舎にあったコットンのスカラップレース、そしてユザワヤさんでシルクオーガンジーと透けたレースを買ってきてDabidiさんにお願いしました。
 
いろいろなドレスを作ってきたDabidiさんですが、ベビードレスは初めてだったそう。
伺うと3種類のレースの組み合わせを考えるのが一番苦心したところなのだそうです。
 
白い無地の部分は全くDabidiさんのオリジナルの手仕事。
細かいビーズ刺繍やレース使いはさすが!というところ。
 
もちろん写メを見たY子親子は大喜び😊😊
 

レジェンド

2019年3月22日(金) ブログ
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ニュース番組や新聞等、いつも「スポーツ関連を多く取りすぎ、もっと大切な事があるのに…」
と、不満だった私ですが、今日は特別😆
すっかり見入ってしまいました。
 
イチロー選手。
記者会見の一語、一語が素晴らしい。
 
野球に取り組む姿を、かつて
「修行僧のよう」
と言われた孤高の姿。
 
そしてチャーミングな一面。
 
「神戸は僕にとって特別な街」
と言ってくれたのも嬉しい😂
 
神戸では無いけれど、オリックス時代の若人イチロー選手が すぐ隣のたつの市にある外科へ治療に来ていたことも、県立播磨特別支援学校(旧播磨養護学校)に田口選手ら共々、毎年訪れていたことも…へんに自慢だったり😅
 
これから第二の人生でも、私達をきっと、心を入れ替えさせたり、励ましたりしてくれることと思います。
 
子どもたちに
「自分のしたい《好きなこと》を早く見つけるように…」と。
ほんと、それが見つかるのが何より幸せな事ですね。

リバティの木

2019年3月17日(日) ブログ
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今日も寒い日でした。明日からは暖かさが戻ってくるとか…
ぜひそうなってほしいです。
もう冬服、飽き気味です😓

 
ところでだいぶん進んで来た絵キルト作品、これはその左側です。
 
実は今年はもう一つ取り組んでいる作品があって [布と糸でつくる夢展]に出品する作品に充分な時間がかけられず、大きさも去年の[IN THE SCHOOL]に比べれば小さいし…
 
それでも、私にとっては初めての夜景。
やってみたかった、という意欲は満々です。
 
そんな中、偶然出逢った二つの布にとっても助けられました。
 
一つは空に使った、まるでゴッホが描いたような筆のタッチが感じられる麻地です。
 
これは元々は何に使うのだろう?
どこだったか?外国の布で このブルーの周りに美しいパープルやグリーンのボーダーが入ったパネル柄なのです。
なので、2つのパネル柄のブルーの部分だけを切り貼りしたものです。
 
もう一つは去年の暮れ、明石は大久保のユザワヤさんでみつけた秋冬物の新柄リバティタナローン。
 
なんと、大きさも色もちょうどいい樹木の柄なのですよ😅
 
あんまり「ズル」をしているので、5月までにはなんとかその上に刺繍を重ねて…って思っていますが、はたしてそんな時間、あるかな?

テープ使い綿麻のシンプルトート

2019年3月16日(土) ブログ
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yu’s PaletteとDays Of Kids全部で10種類のパネル柄を考案しましたが、メインになる絵柄、以外のちょっとした部分の模様を考えるのも、楽しみでもあり苦しみでもありました。
 
小さなモチーフになっていたり、アルファベットをアレンジしたり、はたまたテープ状にしたり…
 
何年も前に考えたものは 今見ると 赤面したり、愛おしく思ったり😅
 
先日「モチーフ布セット」を組むために整頓していた時 出てきた細いテープ状の部分。
 
虫さんと葉っぱが描いてあります。
 
その切れ端で 若いスタッフNさんが早速バッグを作って来てくれました。
 
モチーフテープの色合いに合わせた砂色の綿麻地。
しっかりしているのでキルト綿は入れず、裏地だけ貼ってあるのですがとても丈夫そうです。
 
肩から下げるショルダー紐も持ち手もどちらもついているし便利そう…
 
大きくてカッコいいバッグになりました😊
 

灯り

2019年3月15日(金) ブログ
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5月2日から開催予定の恒例のゆう風舎の作品展、[布と糸でつくる夢展]を目指して頑張ってくれている皆さんの焦り同様、私も焦ってきましたよ。 
夜景のこの作品、実は家々や樹木が出来てからまだたくさん作るものがあるからです(^^;;
 
空いていた窓の中がだいぶん出来てきました。
 
暗い中にポッと点っている灯り…これにこだわります😊
 
ところで又々、ニュース番組をナントカというタレントさんの不祥事が賑わせています。
 
ついこの間もナントカという方のナニか?ありましたよね。
 
私は2人共、顔も名前も知りませんでした。
でも随分活躍してられた人、という事は周りの人の話で解ります。
 
そんな時、どうも私が毎日見聞きしている世界と皆さんのそれが違うようで一抹の寂しさを感じる時があります。
 
寂しさ、というより「心配」でしょうか。
 
社会に関しては賛否両論あって当たり前。
でも、何より「知る」「知ってみる」ことが大切なのではないでしょうか。
 
通信機器の発達したご時世。
「知る」手段はいっぱいあります。
 
 

アーサー王の…

2019年3月10日(日) ブログ
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今日はシトシト…あいにくの雨模様でしたが、義父の一周忌の日であり、
もう一つ、義父の孫、私達にとっては甥が渾身の力を込めて携わって来た本の出版の日でした。

タイトルが長いのです。
[いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか]

説明内容紹介

学術とポップカルチャーを架橋する! Fate、ドラクエ、ファイナルファンタジーから宝塚、カズオ・イシグロまで。 中世研究者・作家・ゲームライター・漫画家など多彩な顔触れが集結し、騎士道ファンタジーの王道を徹底解剖! 最新の研究・受容動向がわかるだけでなく、ゲーム・漫画・二次創作のネタ本としても必携!!本書は王道のアーサー王&グィネヴィアバージョン!※本書はカバーが3種類ありますが内容は同じものです。

著者について   岡本広毅(おかもと・ひろき)

という本なのです。

若い方に読んでいただきたいという、アーサー王物語とそれから波及したいろいろなサブカルチャーについての研究の本のようです。

なので、敢えて表紙はご覧のような絵です。
若い人達に人気の、山田南平氏という方の絵😅

何を隠そう、私は小学生の頃読んだ[少年少女世界文学全集-イギリス編-]から大の「アーサー王物語]のファンです。

エクスカリバー、円卓の騎士、魔法使いマーリン、湖の騎士ランスロット、トリスタンとイゾルテ…
とか、胸をキュンキュンさせて何度も何度も読んだものです。

なので早くこの本も読みたいのですが、初版数よりもアマゾン等の予約数が多くなりすぎて追いつかず…なのだそうです。

私の手元に届くのはもう少し後になりそう…

今日も早、新宿の紀伊国屋書店の平積みの画像が届き、甥が喜んでいました。

ご興味のある方はぜひ…

3月9日

2019年3月9日(土) ブログ
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またまたモチーフクロス、⑵が完売し、新しく組み直しました。 
嬉しいですね。
良いお天気だった今日も 子どもさんやお孫さんのバッグを作るためにキットや布を探しに来て下さった方が。
 
先日は、お作りいただいたレッスンバッグ、
「6年間、持ちましたよ!」
という大変嬉しいご報告もいただきました。
 
明るい春が訪れる…
 
でもそうばかりはいきません。
明後日「3.11」を真近にした今日の[報道特集]、膨大な汚染土をどうしたらいいか?
事もあろうに被災地のインフラを整えるために汚染土を使う、と環境省から提案されている、と地元の方が困っておられました。
 
今朝、婦人会で掃除したのと同じくらいの小さな公民館での説明会の様子。
村民のどなたかから
「東京でオリンピック関連の工事で使うことはできないのか?」
と言う質問。
環境省の人→「それはちょっと…」
 
福島の方も他府県の方も東京の人も外国からいらっしゃる方もおんなじですよね。

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