ベンチ
陽射しは暑いですが、蒸し暑さは去って今日は秋の空気。
洗濯物もカラリと乾いていよいよ気持ちの良い季節到来でしょうか?
今、田んぼの畦には彼岸花が花盛りです。
年々短くなる気がする「秋」ですが、一瞬一瞬楽しみたい気分です。
いよいよドールハウス展も近づいてきましたが
「観に行きますよ〜」のご連絡も方々からいただいて嬉しい限りです。
小さなベンチもできましたよ。
Iさんのフェルティング人形に座ってもらいました。
陽射しは暑いですが、蒸し暑さは去って今日は秋の空気。
洗濯物もカラリと乾いていよいよ気持ちの良い季節到来でしょうか?
今、田んぼの畦には彼岸花が花盛りです。
年々短くなる気がする「秋」ですが、一瞬一瞬楽しみたい気分です。
いよいよドールハウス展も近づいてきましたが
「観に行きますよ〜」のご連絡も方々からいただいて嬉しい限りです。
小さなベンチもできましたよ。
Iさんのフェルティング人形に座ってもらいました。
もう何年も前に半立体のプチプチバッグを作ったIさん(8月29日のブログ)。
今回のために 今度は本当のバッグのミニチュアを作ってくれました。
以前のは25個。
今回は なんと26個❗️
Iさん、夏バテしているようでどうしてなかなかまだまだ大丈夫ですよ😅
レースやコージュロイやウールっぽいものやオーガンジーのや ビーズやら素材もいろいろ。
バッグ本体の高さは2cmほどなのに、編んであったり 口金っぽいものがあったり。
ちっちゃいから、布の刺繍部分がゴージャスなゴブラン織のバッグみたいになったり。
いろいろ工夫がしてあって楽しいですよ。
私はメリーゴーランドの部品を作っただけ。
動かすのや電飾はつれあいがしてくれましたが、馬に乗って遊ぶこども達はOさんの担当。
やっと今日、一人出来上がって乗ってもらいましたよ。
青い目をして金髪をなびかせたワンピース姿のお嬢ちゃん。
あー、もっといろんな子、乗せたいな。
でもOさん、ぬいぐるみを作るのはなんと自身の結婚式のウェルカム・ベア以来だそう。
それがこんな豆人形いきなり、で大変そう💦
そうそうIさんもフェルティングで小さな子どもを作ってくれていますよ。
急に秋めいてきたので、慌てて模様替えをしました。
涼しげなリネン生地を片付けてウール生地や起毛コットンのチェック、コージュロイ等を出しました。
もちろん、新着のもありますよ。
ディスプレイするキットはちょっと小さめ。
来月のミニチュア展をちょっと意識して…
そうすると、なんだか「ミシンもの」が3つ並びました。
一番古いものは左の[タン・プル・モア]。
やはり、(とにかく作りたいものを作ろう)という初期の頃の作品ですが、リバティプリントといい、古い型のミシンといい、小さな糸車といい、今も変わらず…のアイテムですね。
真ん中の[ソーイング・パレット]、
今度のミニチュア展でもしミニチュアを作ってみたい、と思われた方はこんなキットからやってみられても楽しいかも、ですよ。
不思議に「織りネーム」とか「タグ」というものは 小さいながら存在感があるものですね。
ゆう風舎を始めた当初は嬉しくて 何かの雑誌でみつけたメーカーさんに注文して「yufusya」と織ってもらい、当時手に入ったコットンプリントで母にワンピースを何枚か縫ってもらい、襟の下に縫い付けて喜んでいました。
シンプルなバッグでもタグが縫い付けてあるだけでなんだかオシャレに見えたり…
そんな訳で今秋 アクファクタムから可愛いタグが出たので嬉しくて即、仕入れました。
何につけようかな?
とりあえず、グレーリネンのポーチに。
落ち着いた色の無地にアクファクタム・プリントのバイヤステープと、タグだけのシンプルなポーチ。
絵本図書館の重たい扉を開けて 入っていただいてすぐ右側の棚に「酒井駒子さんコーナー」が出来ています。
そう言えば去年の8月に、何人かで県立美術館へ駒子さんの作品展にお邪魔したのでした。
卓越したデッサン力と画面を黒く塗ってからその上に線を引っ掻いたり、色を塗り重ねたりして描く独特の絵画表現。
ちひろさんと同じで子どもを的確に描いておられるのに本物より可愛い…
決して明るくはないけれど、子どもの時に感じる不安や哀しみ、動物達の(これはあくまで想像だけど)戸惑い等を漂わせる画面にファンは多いです。
ほとんどはどなたか作家さんの話につけられた絵ですが、シャーロット・ゾロトウさん作の[ねえさんといもうと]とかビアンコさん作の[ビロードのうさぎ]とかは絵が物語を何十倍引き立てているような気がします。
2017年に出た駒子さん自身の文章、詩画集とでも言いたいような[森のノート]
女の子や男の子が沢山描かれていますが一枚一枚…素晴らしいです。
毎回、秋の個展には 決まったボード(30cm×30cm)に貼るべく、キルトの看板を各自作ってもらっています。
小さな画面ながら皆さんご自分の特徴を活かしながら心を込めて作られます。
今回はTさんの。
実はまだ土台布に取り付けてなくて並べただけなのですが、可愛かったのでちょっとお披露目。
「Tamada Yumiko(英語ではなくてローマ字で、って並びですね)」の文字に工夫があって楽しいです。
Tさん得意の小さな可愛い動物たちがちゃんと出番を待っていたのですね😊
去年だったか?Tさんのドールハウス展開催が決定して、お店シリーズをどんな風に置こうか?
そしてさらに作り増やしていくとしたら?…
と相談して
(ヨーロッパのどこかのような街の広場にしてマーケット、とまではいかないけれど、花屋さんや籠やさんやアイスクリームを売る車や…)
と夢が広がっていきました。
そして私はぜひメリーゴーランドを作りたいな、と思いました。
子ども達を乗せてゆっくり回る、デコラティブな木馬たち…
なぜか昔から好きで、絵キルトでも2つ作りました。
今回は立体で。
立体でもやっぱりリバティをいっぱい使いましたよ。
針金で骨格を作り、少しだけ麻紐を巻いて紙粘土で肉付けしていく…
何年ぶりでしょうか?
工作をしましたよ。
昔、図工専科だった頃、毎年6年生には人物を彫塑で作るというのをカリキュラムに入れました。
教科書に載っているのは判で押したように「スポーツをする人」です。
子ども達の憧れのスポーツ選手、野球選手やバレリーナ。
それはそれで一人一人の子どもは喜んで造るでしょうが、ただ人物を作るだけではなく、もっと広がりのある楽しさ、友達の作るものとの関連や粘土以外の素材を使う楽しさ、完成して全体を見た時のスケール感を味わってほしいと思いました。
一人一人の個性的な造形を尊重しつつ、のクラス全体の共同作品。
オーケストラを作ることにしたり…
サーカスを作ることにしたり…
他の学校では御神輿を担ぐお祭りにしたり…
忘れられないのは 教科の成績優秀、スポーツも出来、サッカー大好き、ちょっと上から目線の性格がたまにキズ、というI君。
「みんなでオーケストラを作ろうね❗️」
ビデオ持参で張り切って言う私に
「チェッ」と舌打ち、サッカー選手が作りたかったという不満が始めの頃はありありの態度。
ところが作っていくうちに(え〜と彼はバイオリン担当だったかなぁ?)どんどんのめり込み、木材で作る楽器は誰よりも立派に作っていたなぁ。
「もっと大袈裟くらいに身体を動かそうね」
そんなアドバイスのもと、指揮者を素敵に作った子。
髪を振り乱しての、ベートーヴェンみたいにピアノをひく人を作った子。
チェロの完成度があまりに高くて後で、申し訳ないけどプレゼントしてもらった子。
あの頃の子は今、働き盛りの40代。
皆んな幸せに暮らしていますように、と思いながらの工作です。
もちろん今までから、Tさんのドールハウスやミニチュアを見る度に
(スゴイなぁー)(器用だなぁー)
と、心から感心していましたが、今回自分も粘土で作ってみてますます感心しました。
ちっちゃなものでも丁寧にそれらしく作り、しかも沢山同じ物を作らないといけない時の根気、集中力…
粘土でも、布きれでも指の先でクルクルっと丸めて…ってどんな指をしておられるのかなぁ、と思います。
そう言えば、明石は高丘東小に勤めていた時、あるお母さんが元町で[アニーズ]というミニチュアショップを営んでおられて、小さな小さな家具や食品も作っておられました。
その時も(どんな指をしておられるのだろう?)
と思いましたが、ご本人はけっこう大柄な方で
(こんなのなんですけどねー)
と笑っておられました💦
Mさん、お元気かなぁ?