手作りでボランティア

2017年10月29日(日) ブログ
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明石のKさん。
 
もう、むかしっからのゆう風舎のお客様です^_^
 
以前は一粒だねの「ボク」と旦那さまの3人で。
「ボク」がすっかり大きくなった今は旦那さまと2人でときどき来て下さいます。
 
夏頃だったでしょうか?
いらっしゃるなり、
「先生、盲導犬、ラブラドールレトリーバーの絵を描いてもらえませんか?」
「???」
 
伺うと、盲導犬協会のボランティアをなさっていて、得意のフェルティング・ワークで手作りグッズを作って 各地で催されるバザー等で販売、収益を協会に…ということでした。
 
「そんなことなら…」
と、スマホでラブラドールの盲導犬の画像を出して、ごく簡単に、ですが描いてさしあげました。
 
そして今日。
「先生、出来たんです!」
と、旦那さまとお友達と3人で雨の中、やって来て下さいました^_^
 
それがこれ。
あの下描きの盲導犬は3種類の毛の犬になって、小さなタピスリーに収まって。
 
その他にも可愛いフェルティングの、マグネットや髪どめがたくさん出来ていました。
 
きっと、おうちで飼っている犬に似ている、と発見した方にはたまりませんでしょうね。
手触りもとても温かく優しいです。
 
一番ビックリしたのは「がくネコ」とか「がくいぬ」とおっしゃっていたもの。
 
目のボタン?もとてもリアルなものがあるのですね、まるで飛び出てきそうです。
 
「なんだか可愛いそうでは?」
と言う私の感想にも
「猫や犬は実際、こういう狭いところから顔を出すのが好きなのがいる…」
らしいでした(^^;;
 
きっかけは本物の盲導犬に出逢った時、
「ただ、歩いているだけなのに涙が出てきた…」
と言うKさん。
柔らかな心に芽生えた社会への目が、もともと愛犬家としてのご自身、そして手作り好きの身に相まって「居場所」と出逢えたのですね(o^^o)
 
まだまだ少ないし、理解も充分だとは言えない盲導犬やハンディを持つ方たちを取り巻く状況への理解に少しでも役立てば、っておっしゃっていました。
 
ちなみにKさんが関わっておられるのは
神戸市西区押部谷にある
「兵庫盲導犬協会  神戸総合訓練センター」
というところだそうです。
 
それにしても、いつも大丸のワンデイレッスンに参加して下さり、そこで知り合った、大阪や神戸やいろいろな所にお住まいの楽しい4人を車に便乗させて ゆう風舎に来て下さる、優しい彼女が まさかKさんの「犬友達」だった、とは知りませんでした(^^;;
 
「ゆう風舎を教えてもらったのはKさんからですよ」
そうだったんですか(*´∇`*)