発色の違い?感覚の違い?

2009年9月18日(金) ブログ
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今度のお店、ブティックは 私の作品にしては珍しく、大人の服のお店です。
でも、やっぱり小さな女の子は登場しますし、その子が見つめるのはお洒落な布製のディスプレイ用ウサギのぬいぐるみです。
なので このパーツに使う布選びがとても重要。
澄ました空気をホッと和らげつつ、やっぱりすっきり、しかも可愛くないと。
小さなパーツですからやはり縫いやすいローンでないと…。
いろいろ探ってみましたが、行き着いたのはこの花プリント。
やっぱりリバティです。
先日の展示会で注文した有輪さんのローンも それだけ見ていると(可愛い色合い(^-^))(いい色!)と思っていたし、できれば安価な国産で作りたいと思っています。
でも、どういう訳か、こういう画面に入れてみると くすんで、自分を主張しないのです。
有輪さん以外の布屋さんのものはもっともっと、そうです。
なるほど、周囲と溶け合って、めだたず、ということも時には良いことでしょうが、私には 日本の女性の置かれた立場とか強いられた生き方、というものが透けて見えてくるような気がしてならないのです。
歳を重ねていくと、人から派手、と言われるような色の服装は敬遠、その上に土色や灰色を組み合わせた布製のバッグを持ち…。
好きで、というより、身近な人の目を気にして、と思ってしまうのは 私の考えすぎかもしれません。
[キャス・キッドソン]や、リバティ・ブームの昨今、国産にもステキなプリント出たかなー?と楽しみに展示会に出かけて行っても
(ハァ〜、色がなあ〜日本は素晴らしい技術を持っているのに…)
とがっかりばかりしている私の一つの憶測です。
写真に並べてみた布、それぞれの好き嫌い、意見があるかもしれませんね(;^_^A