悲しい…

2019年4月16日(火) ブログ
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昔々、初めてヨーロッパの街を歩いた時、一番感じたことは 想像するよりはるかに強い「信仰」ということです。 
その宗教を心から信じているからこそ出来たんだなあ、と思うような建造物がいっぱい。
 
こんなに大きな建物を、
あんなに高い所にまで精巧な彫刻を、
こんなに時間がかかる創作物を、
 
人が造ったとは思えないくらいの見事な建築、細工。
神様を崇め、悪魔から守られたい、と思う力が成せる技なんだなあ、と妙に感心した覚えがあります。
 
それ全体が芸術品みたいな街を歩く中で、その建物たちを圧倒し、ますます技巧を凝らし、ますます高くそびえ立っているのが教会、寺院でした。
 
ノートルダム大聖堂なんてその極みたいなもの。
 
それがあんなことになるなんて。
 
そっかー、木造りだったのですね。
 
9.11のテレビ映像。
3.11のテレビ映像。
そして今朝。
 
イスラム国の人が遺跡を破壊した映像も。
 
ショッキングな映像に言葉もありません。
 
ただ、犠牲者が今のところ無かったようなのが何よりです。
 
世界中からすでに続々と寄付の申し出があるらしく。
 
多くの人の思いと現代の英知を結集して、バルセロナのサグラダファミリアのように作業され、尖塔も再生されることとは思います。