子どものために

2019年9月24日(火) ブログ
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新しい絵本と古い絵本。 
どちらもほのぼのして 子どもへの愛がいっぱい、の絵本です。
 
2016年に亡くなった米田桂子さんの遺作を 旦那様や彼女が主催していた[絵本作りの会]の皆さんが手作りした[ちりめんじゃこのさいごのおねがい]
 
息子さんが小さい時に たぶん息子さんのためにだけ描かれ、作られた手作り絵本。
でもあなどるなかれ、おはなしといい、発想といい、単純化された絵といい、画面構成といい、最後のオチといい。
なかなかどうして とっても素晴らしい、絵本らしい絵本なのです。
 
皆さんで苦心して、とりあえず100冊作り、東京や京都での展覧会でも何十冊か売れたそうです。
 
片方は 1988年に86歳で没した、アメリカの絵本作家ロバート・ブライトさんの[なかよしのくまさん]
 
この坊やのなかよしのクマさんとおじいさんはなんとよく似ていて…
 
もう、最初のページから絵が可愛い❣️
ぼうやがかわいい💕
ぼうやのいいなりになってくれるくまさんが可愛い❣️
愛情いっぱいのおじいさんがステキ。
 
なんで、こんな単純な ありえない話がこんなに心に響くんだろう?
 
絵本の持つ「不思議の力」が改めて感じられる2冊の絵本です。