出版ワークスさんへ

2020年10月12日(月) ブログ
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今日はお休みではないのですが、いろいろな方の都合で 12日月曜日、神戸は三ノ宮にある出版社、[出版ワークス]さんにお邪魔しました。 
ワークスさんの新刊、伊藤正道さんの[大きな古時計]と、私の[ハイジ上巻〜出会い〜]について[文化通信社]という業界紙の方が取材してくださる、とのことで。
 
実はこの2冊、ワークスの社長、工藤さんの新しい挑戦、熱い想いが結実して、普通の絵本プラスαの本なんですよ。
 
どちらも巻末にQRコードがついていて、スマホ等で読み込むと美しい音楽と朗読が流れるのです。
 
[大きな古時計]の方はまさしく誰もが知っている昔からある歌自体が主人公。
 
[ハイジ]の方は?……
 
企画の当初はそんな話は無かったし、長い物語から2巻の絵本に縮めて話を書き、アップリケをしていった私は とにかく早く「本」になったものを見たかったのが正直なところで、
(そんなの要る?)
(読み聞かせは保護者がしてこそ、では?)
と思っていました。
 
その分、長いこと待っていよいよ完成。
音楽家で幼児教育家、舞台演出家でもある今安志保さんのピアノ伴奏、お嬢さんである 女優であり、ダンサーさんでもある今安琴奈さんの朗読を聴かせてもらって……❗️
 
ビックリしました。
不覚にもウルウルしました(自分が書いた文章なのに、ね)
 
あんな拙い文章が 立体化し、風や香りまで連れて来る…
ハイジはもちろん、おじいさんもおばあさんもイメージはピッタリ。
感謝の気持ちでいっぱいです。
 
でも、それは私の感想。
皆さんはどんな風に感じてくださるでしょうか。
 
社長さんによれば、今は想像以上に子どももお母さん世代も活字離れがあるそうです。
どういう風に読んであげたらいいか、悩むお母さんも多いらしいのです。
 
そんな現代、絵本を観る、物語を読むという楽しさを知ってもらえるきっかけになれば、というお話しでした。
 
とにかく 子どもの可能性を伸ばすことや、幸せな大人への成長を願うことなど、共通の気持ちが満ちた、とても楽しい会で ホクホクした心を抱いて帰路につきました😊