サムライ

2020年12月29日(火) ブログ
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「忙中閑あり」で年末年始、映画や番組を観るのがとても楽しみでしたが、早くも今日、感動しました。

18時からBSプレミアムで放映された[三船敏郎・生誕百年サムライと呼ばれた男 秘蔵映像で迫る真実]

三船さんと言えば その昔、父や兄の影響で幼い私でも(カッコイイ!)大スターとして認識していましたし、沢山の映画も観ていました。

特に子供の頃 東宝映画ファンだったりして、電車に乗って12分くらいの河原町にある映画館に家族と、いえいえ、6年生くらいになると一人でも観に行っていました。

一番好きなのは[赤ひげ]です。
山本周五郎の描く新出去定はまるで三船さんそのもののように思いました。
貧しい人にはあくまでも寄り添い、金持ちのバカ殿からは高い治療費をせしめ、しかもチンピラに襲われてもめちゃ強くて…
言葉ではなく、行動や生き方で若い医師を教え導く…。

そして最近見直した[7人の侍]、[羅生門]…

黒沢監督の凄さばかりを思っていましたが、三船さんの人間性の素晴らしさ、半端ではない努力、そして隠し持っていた悲しみ(戦争体験)を今日初めて知りました。

そして蛇足かもしれませんが、黒沢監督が大切にしていた二大名優、志村喬さん、三船さんの晩年を山田洋二監督が[寅さん]で見事に花咲かせていたんだなあ、とつくづく…

でもこれはやっぱり繋がっているのです。
「他者に対する眼差し、ヒューマニズム…」
というところで、きっと。