真ん中辺り

2021年9月14日(火) ブログ
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出版ワークスさんから[ハイジ下巻]の朗読音声データをCDにおとしたものを届けていただきました。 
上巻に劣らず、しかも内容に沿って少し違う雰囲気で
(さすが!)
という素晴らしい出来栄えでした。
 
始めはゆったりと物語が始まるのですが、場面によってはバックのピアノ演奏も少し激しくなったり(でも志保さんの演奏は前に出過ぎず、とてもさりげないのです)。
 
特にページ的にもま真ん中の、ペーターが何かをしでかす場面ではピアノも琴奈さんの口調も激しく、速くなり…
とても効果的でした。
 
ハイジは生まれついての能力でしょうか?
ああ言う環境で生まれ、育ってもおしゃべりが上手と言うか、素直に自分の心を表現できるというか、周りの人を楽しい気分にも出来る子どものようですが、誰でもがそうとはいきません。
 
ペーターはあまり学校にも行かないし、毎日山羊たちといる…そして元々口下手というかうまく気持ちを表せない子、だったのですね。
 
シュピリさんの原作にもそんなペーターの心理がよく表れていて、私もこの絵本の一つの「核」にしました。
 
もうすぐ、もうすぐ、、、
又、ゆっくりページを捲り、音声もお楽しみくださいね。