アンのクリスマス

2021年12月17日(金) ブログ

 

ゆう風舎絵本図書館では今、いわゆる「クリスマス絵本」だけではなく、よく知られた名作の中の「クリスマス」の場面やページを特集しています。

小さい頃に読んだ、子供向けの文学全集や絵本で見たクリスマスの様子にどれほど憧れたものでしょう。

その中でもカナダのモンゴメリさん作の[赤毛のアン]も 豪華というより お料理もお菓子も飾り付けも 手作り感満載で、素朴で温かく、私のような年代の者には「クリスマス」というイメージを多大に染み込ませたように思います。

最近放映されたカナダのドラマ[アンという名の少女]でも 質素なグリーンゲイブルスの中でも モミの木が飾られた居間はどこのホテルよりも素敵に感じました。

それにしてもこの[アンという名の少女]というドラマ、つくづく大胆に原作をアレンジ、オリジナルのエピソードも盛り込んで作ってあることに毎回感心します。

あまりにも有名で世界中に多くのファンが存在する中できっと賛否両論起こるのは承知の上で、可能性を信じて作られたのでしょうね。

何せ、ものすごく現代の問題を盛り込んで…。

と、いうより いつの時代も変わらない(変わってほしいのに)問題を鮮やかに提示しています。

学校でのいじめ、人種差別、LGBT、貧困と格差、自立の難しさetc…。

毎回ハラハラしますがひきこまれます。

とにかくマリラとマシュウがあまりにもステキ❣