とってもステキだけど…

2010年4月8日(木) ブログ
201004081417000.jpg

私のアップリケのやり方はかなり大雑把かもしれません。
色や材質など、こだわるところには とことんこだわりますが、
(ま、いっか!)
ととばしてしまう所もあったり…。
つい、時間が無いことを理由にして、いつも中途半端な仕上げ具合を作品展当日に悔やみます。

それに引き換え、Nさんは完璧主義です。
特に、彼女の大好きな[ブランベリー・ヘッジ]を題材にしますと
(ひぇえ!こんなとこまでちゃんと折り込んで作ってある!)
とびっくりするくらい、飽くことなく、隅々まできちんと作られます。
今年は(少し違ったものを…)
とル・メールさんの絵です。
春の花がいっぱいの野原で、花を摘む少女達の姿が風をはらんでふわりと翻るドレスと共に画面いっぱいに広がる素敵な絵です。
一つ一つのパーツの布も選びぬき、考え抜き、ようやく野の花のアップリケにまでこぎつけましたが…
ウワァ、もう1ヶ月ない〜!
今日も
「たぶん、家で縫っていた方がたくさん出来るだろうけど、ゆう風舎へ来たかったから」
と、きちーんと裁って組み合わせ通りに置いた花びらが乱れないようにビニールシートを当てて登場。
それだけ見ても「キレイ!」と皆、感嘆の声をあげましたが、これをまだ一つずつ折り込んでまつりつけていく作業を思うと…
なんだか心配になってきました。
でも、期待通りに素晴らしいキルトになりそうなので、ぜひ頑張ってほしいです。
元気でいてくれますように。