こりこりセーター

2024年2月27日(火) ブログ

最近、何をしても肩がこり、、、ってその「こり」ではありません。

その昔、私は初めて雑誌[毛糸だま]を知って、感動、次々に凝ったセーターを編んだものです。

[毛糸だま]は言わずと知れたヴォーグ社の編み物の月刊誌です。

それまで、アランはもちろん、フェアアイルや畦編み、といった伝統的だけどオーソドックスなニットしか編んだ事のなかった私はこの雑誌に載っている作家さんのこりにこったオリジナルのセーターにいたく感動しました。

下田直子さんの分厚い作品集も2冊購入したり。

ところが編むのは楽し、でも仕上がったものはなんというか、モデルさんにこそ似合えど、チビで昭和顔の私にはどうもしっくり来ず…いわばセーターばかりが主張します。

そしてセーターを入れるケースはどれもパンパン、貰って下さる方に譲ったり。

このセーターは最近思い出してケースの底から出し、若いTsさんに貰っていただきました。

上背もあり、スマートなTsさんだととってもさりげなく着ていただけて素敵に思いました。

このTsさん、編み物は初心者なのですが、書道の方ではナカナカの人なんですよ。

雅号もお持ちで今も原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)で開催されている県展でも特別賞に輝き、展示されています。

ご興味のある方、近くの方はぜひ…