トローリ

2010年4月16日(金) ブログ
201004161116000.jpg

甘いもの好きは両親譲りです。
大阪でサラリーマンをしていた父が たまに会社帰りにケーキを買ってきてくれると 物凄く嬉しかったのです。
祖父母も寄せて6人家族ですから 箱の中に6つ。
今のようにフランス風に凝ったケーキではなかったけれど 定番の苺ショート、チョコレートケーキ…。
どれにしようか、さんざん迷った結果、たいてい私は銀紙(アルミホイル?)に包まれた四角いものを選びました。
まあ、言えば 見た目は一番地味。
でもこれが食べると美味しい!
それがブランデーケーキでした。
銀紙で包んであるのはたっぷりかかったブランデーシロップがしみだすからです。
かすっとしたのはダメ。
それこそビショビショジワジワが美味しいのです。
だから、うちのブランデーケーキにもブランデーとラム酒を混ぜたシロップを分量より多めに作って焼きたてに トローりかけます。
すぐにいただくのではなく、しばらく熟成させて…。
ちょうど作品展の頃が食べ頃です。
こういうケーキがあると助かります(^-^)