左半分できました

2010年6月11日(金) ブログ
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この間から縫い始めた[雨の日には3]、左半分が出来ました。
今回の女の子は、私のキットにしてはずいぶん大きいですよ。
ウ〜ン?と思い出してみても、この大きさの人物は初めてじゃないかな?
[雨の日には2]よりも少し大きいと思います。
大きいと、小さすぎる物よりも勿論縫い易いのですが、その分ディテールに気を遣わないと…という部分が確かにあります。
特に顔とか、髪の毛とか…。
髪の毛を表す時、私はいつも裁ちっぱなしの布と刺繍を合わせますが、この間の大丸でのワンディ・レッスンの時も 刺繍の場所や(さじ加減)に困っておられる方が多かったように思います。
確かに、とても刺繍の得意な方がとても丁寧にきちんと刺されても、少し重たい感じになったりするのです。
(いいかげん)な方がちょうど良かったり。
基本的には私の描いた下絵の髪の毛の線のところを 刺繍糸一本どりでフンワリ指していただいたらいいのですが、その感覚を掴んでいただくために
「昔、少女マンガをノートに描きませんでしたか?あの髪の毛の感覚ですよ」
と言うと、ぽかんとされる方と(そうか!)と大きく頷かれる方と…(^-^)
勿論あまり読まれない、あまり描かれない、ちゃんと勉強なさってた方も多いかも?
私はやっぱり、いっぱいいっぱいかきました。
(気に入った顔)(気に入った髪型)とかが その時その時、必ずあって、必死に描いていたものです。
そんなのが、ちょっとだけ今役に立っているとは…。

ところで「少女マンガ」といえば、日本びいきだったMJもきっと観ていたのでは?というのが、密かな私の説です。
どんどん小さく、ツンと上向きにした鼻、元々の大きな目がメイクでより大きく。
あれって少女マンガに出てくる男の人みたいですよね(^-^)

それにしても、何枚作っても、新しい布を使って新しい作品を作るのは 私にとって本当に楽しい事です。