遅れてきた夏物

2010年7月31日(土) ブログ
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木曜日。
暑い中、せっかく営業に来てくれた有輪さんのM君のために?少しだけ布を注文しようとしたのですが、それが全て夏物。
夏前は きっとレースばかりに目が行っていて見落としていたのか、可愛い涼しそうな柄のサッカー生地やブルーの爽やかな布です。
私と違って、きっと年中ブルーが好きな方もおられますよね(^-^)

ところで、子供をめぐる悲惨な事件の、その悲惨さが増してきた状況、今日、現在…。

絵本はいいなあ。
美しい布で何か作りたいなあ。
緑の葉を通して吹いてくる風はなんて気持ちいいんだろう…
などと思っているこの同じ夏、地続きのそう遠くないところであんな事が起こっている。
何かをしないといけませんよね、私達も。

「…愛情をいっぱい受けたことで(自分がこの世にたった一人で現れ、たった一人で去っていったのではない…)と思っていることでしょう。愛されている実感をもってこの世に生を受け、愛されている実感を持ってこの世から去るなら、生きている間に起こるすべてを乗り越えられるのです。
たとえ教授に中傷されたとしても、そう感じないでしょう。
上司にしいたげられようとも、へこたれないでしょう。
会社の同僚に打ち負かされたとしても、成功の喜びを感じられるでしょう。
愛情を受けて育ってきた人を、心から傷つけることはできません。自分が愛される価値のある人間だという実感を持っているからです。それ以外の感情はただの包み紙のようなものです。
しかし、愛された記憶がなければ、心を満たすものを求め、世界中を捜し回るようになります。どんなにお金を稼ごうとも、どんなに有名になろうとも、まだ虚しさを感じることでしょう― ―」

2001年のオックスフォード大学でのMJの講演の一部です。
じゃあ、何をすればいいか?
自分自身に向き合い、自分自身に問いかけ、自分のできることから始めよう…
一貫して、彼は言っていました。