スクリーム

2011年2月19日(土) ブログ
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明るい日差しの中、沢山の若いお祖母ちゃま達が、一人で運転して、又は可愛いこの春新一年生になる孫を連れて、レッスンバッグ等の材料探しに来て下さいました。
神戸新聞の播磨版に新しいYu’s Paletteの布のことを取り上げて下さったからです。
吊り下げられた2つのパネル柄の絵を見て
「かわいいねえ」
と皆さん言って下さいますが、やはりどなたも
「これはなんと書いてあるの?」
とか、
「なんでHから始まってe.a.l?」
とは聞かれません(;^_^A
それはきっとべつにどうでもいいことなのでしょうね。
私もあえて
「これは実はこうこうマイケル・ジャクソンの歌の…」
とは言いません(^-^)
でも、このブログではいろいろと書かせて下さいね(^_-)。
夕べ遅く、ネットで知った記事です。
彼の曲[Scream]。
そのショートフィルムは妹ジャネット・ジャクソンとの息の合った超絶ダンスと、彼のショートフィルムの中でも一番制作費用のかかった、凝りに凝ったものとして有名です。
そして’93年の児童虐待疑惑事件以降、初めて各賞を総なめした素晴らしい作品です。
(ご覧になっていない方はぜひ[You−Tube MICHAEL JACKSON SCREAM]で検索してみて下さい。スミマセン、私がすぐ貼れるワザを取得すればいいのですが…)
ちなみにスクリームとは(金切り声をあげる)とかいった意味です。
そんな作品が作られていた時のエピソードです。

[Scream]の美術スタッフだったリチャード・バーグ自身の話したこと。

―ユニバーサルスタジオの3つのスタジオで、大予算で撮影されたこのショートフィルム。
特にマイケルは座禅のシーンのセットを見た時、素敵だと声をあげて感激していました。

そのセットの中で 天井部分の修復のため のこぎりを持って12ステップのはしごの上で作業中、私は左の薬指の3分の1を誤って切断してしまったのです。
私は騒がず そっと指を包み セットを出ましたが、ディレクターの目にとまり、外のコンクリートの上に横たえられました。
スタッフたちも事情を知り、周りを取り囲んでいた時、マイケルが現れ、私の左手を見、そして私の目を見たのです。

マイケルは私の右側に膝まづいて、私の右手を優しく包みました。
まっすぐ私の目を見て、どれくらい残念であるかを私に繰り返し言い続けました。そして彼は目に涙をためて、救急車が来て、私を運び去るまで、彼は私の手を握り続けました。
この話は 彼が生きていた時に…、このように優しかったマイケルのことをもっと早く話せばよかったと思っています。