なんとかなりそう

2011年2月25日(金) ブログ
201102251653000.jpg

去年のいつだったっけ?
日本紐釦さんのアンテナショップ[Chuko]を覗いた時、一目惚れして買った世界地図柄のUSAコットン。
春の作品展に合わせて(何か作ろう)と、まだ店には出さず、アトリエに置いては横目で見て
(何にしようかなー??)
と思案していました。

世界地図、というと、思い出すのは以前勤めていた小学校での国際教育。
結構、派手好きの校風?
図工科は他の学校より厚遇されていたような気がします。
空き教室を[国際交流教室]と名付け、その壁面に6年生が制作した大きな世界地図をかけることになりました。
ベニヤ板を電気糸鋸で切り取った世界地図。
土台のパネルは昔とった杵柄で、私がトントン作りました。
お察しの通り、子供達はそんなふうに板を切ったり、研いたり、色を塗ったりニスを塗ったりする作業が大好き!
世界の国々の形を調べながらするのでよけいに楽しく。
そこまでは共同作業ですが、個々には、自分の選んだ国の民族衣裳を着た子どもを、今度は版画用のシナベニヤという板でくりぬいて作り、その国の上に貼りつけました。
しかもその地図が完成した後、男の先生達が協力して各国の首都の位置に丸く穴を開け、豆電球をはめ込み、横に取り付けた盤で操作すると選んだ国の首都が点灯する、というふうにして下さったのです。なかなか楽しい学校でしたよ。

なので、この地図柄の布を見た時すぐに、キルティングした上に可愛い民族衣裳を着た子供達をアップリケ!って思いましたが、ちと無理。
小さすぎます(><)。

いっそ大きな柄を生かして、そのままスケッチブック入れに?とも思いましたがそれだけではつまらない…。

先日、撮影のために反物も2階に避難させていましたが、それを戻す時、(きっと気がかりな件が一つ終わったからですね)フッと
(そうだ!あの[HEAL THE WORLD]の布と合わせては?!)
と、思い立ちました。
並べてみると、はたして何とかなりそうな…。
なんだかうれし〜くなってきました。
日米合作…ってちょっとたいそうでした(^^ゞ