蛇口

2011年7月17日(日) ブログ
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蛇口には泣かされます。
勿論、泣かされなくてもいいのに、こだわるから、ですが…。

20数年前、ゆう風舎を建てる時(まだ名前も決まっていませんでしたが)連れ合いが毎晩、毎晩考えて引いた図面を元に 地元の大工さんが一生懸命、形にしてくれたのですが、私には方向も間取りもちんぷんかんぷん。
ただ、白いペンキ、木製の上げ下げ窓、白いタイル、陶器かホーローのシンク、アンティークの真鍮製蛇口、真鍮製のドアノブ…とか、アクセサリー面のこだわりが大いにありました。
立派だった大工さんに比べ、建具屋さんは少々、不慣れ。
どこのドアもギシギシ、イマイチスムーズに開閉しませんが、一番の問題は水回りでした。
洗面所の(HOT)と(COLD)の蛇口なんて、もう3台目です。
しかも(HOT)の方は又々壊れて使えません。
今の世の中、INAXやTOTOや、美しいフォルムでワンタッチの洒落た蛇口がいろいろあるでしょうに…。
どうしても古き英国調にこだわっています。

そんな訳で、4年前にカフェ[リーヴル・ディマージュ]を増設した時も、トイレにはロンドンのマーケットで買ってきて、大切においていたアンティークの蛇口をつけてもらったのですが…。
どうも、ここのところ調子悪いです。
一度、業者さんに来てもらって応急措置をしてもらったのですがやっぱり…。
スコーン!と新しいものに替えてもらう気持ちになれず、
[お客様へ 下の元栓で開閉してくださいね]
っと、貼り紙がしてあります(>_<) ご迷惑をおかけしますが、新しいものを準備する決心が固まるまでよろしくお願いしますm(__)m