清々しく

2012年10月19日(金) ブログ
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なかなかブログが書けなくて…。

皆の祈りも虚しく、火曜日の未明、Iさんの旦那様は逝ってしまいました。

長年苦しまれた病気、でもまさかこんなに若く、命を奪われる病気だとは思っていなかったので私達、周囲の者もショックでした。

昨年12月に倒れられて以来10ヶ月。
Iさんの献身的な看護と、良くなられてきた兆候を見てきた皆は声を失ったのでした。

(どうしたらIさんの力になれるか?)
(今はそっとしとくべき?)
皆の思いは一緒だと思います。

私もしばらく自分勝手な気持ちをぶつけることは遠慮しようと思っていましたが、いつも、何かある度に綺麗なお花の準備をしてくれた彼女に
(せめてお花を)
と、今日お店が終わってから持っていきました。

「又ゆっくりお参りさせてもらいに来るよ」
玄関での立ち話でしたが、彼女の様子を見て、ここ数日の暗い気持ちが救われました。

疲れて憔悴した顔ではなく、清々しく澄んだ瞳。
(強がり)の気配はありません。
それは何より、ずっと病気に苦しめられてきた旦那様の、苦しみから解放されて悟りを得たような清々しい顔を見届けたからとのことでした。

とにかく彼女の頑張りは見事でした。

きっと元気を取り戻してくれる…そう確信できてホッとした日…感謝します。